電気通信大学の主な就職先には、NTTドコモ、本田技研工業、日立製作所、NTTデータ、日本電気などが並びます。大学公表の2025年度卒業・修了生の一覧では、NTTドコモが22人、本田技研工業が13人、日立製作所が12人です。
就職先の企業名と併せて確認したいのが、大学院進学です。情報理工学域の昼間コースでは、卒業者668人のうち486人が大学院へ進んでいます。 この記事では2026年3月卒に当たる令和7年度の公式資料から、企業別の就職者数、類別の進路、大学院修了後の進路を紹介します。
電気通信大学の就職・進路を数字で確認
| 対象 | 卒業・修了者数 | 就職者数 | 大学院進学者数 |
|---|---|---|---|
| 情報理工学域・昼間コース | 668人 | 170人 | 486人 |
| 情報理工学域・夜間主コース | 22人 | 11人 | 7人 |
| 大学院情報理工学研究科・博士前期課程 | 571人 | 501人 | 54人 |
学域卒業時には大学院進学が多く、博士前期課程の修了時には就職が多いことが分かります。昼間コースの大学院進学率は72.8%です。進学率は大学院進学者数を卒業者数で割って算出しています。
出典:電気通信大学・令和7年度情報理工学域の進路、大学院情報理工学研究科の進路。大学院の数値は有職者を含みます。
就職先ランキング|NTTドコモ・本田技研工業・日立製作所など
以下は、大学公式の「主な就職先」に掲載されている企業の人数を、多い順に整理したものです。学部・学域の昼間コース、夜間主コース、大学院博士前期課程の人数を合計しています。博士後期課程はこの企業別一覧の集計対象に含まれていません。
| 順位 | 就職先 | 就職者数 |
|---|---|---|
| 1位 | NTTドコモ | 22人 |
| 2位 | 本田技研工業 | 13人 |
| 3位 | 日立製作所 | 12人 |
| 4位 | NTTデータ | 10人 |
| 4位 | 日本電気〈NEC〉 | 10人 |
| 6位 | キヤノン | 9人 |
| 6位 | 三菱電機 | 9人 |
情報通信、電機、精密機器、自動車など、複数の業界が並びます。同じ企業でも職種は異なるため、企業名から配属先や仕事内容まで決めつけず、採用情報も併せて調べてみましょう。
出典:電気通信大学・令和7年度卒業生・修了生の主な就職先。同人数は同順位。掲載企業の範囲内で人数を合算・順位付けしています。
学部別の進路|情報理工学域の類別データ
電気通信大学の学士課程は情報理工学域です。ここでは、昼間コースの3つの類と夜間主コースを比較します。
| 類・課程 | 卒業者数 | 就職者数 | 大学院進学者数 | 大学院進学率 |
|---|---|---|---|---|
| Ⅰ類〈情報系〉 | 223人 | 56人 | 161人 | 72.2% |
| Ⅱ類〈融合系〉 | 259人 | 79人 | 175人 | 67.6% |
| Ⅲ類〈理工系〉 | 186人 | 35人 | 150人 | 80.6% |
| 先端工学基礎課程〈夜間主コース〉 | 22人 | 11人 | 7人 | 31.8% |
Ⅲ類は80.6%、Ⅰ類は72.2%が大学院に進んでいます。学域卒業時の就職者数だけでは、大学院を経て就職する人の進路を捉えられません。
出典:電気通信大学・令和7年度情報理工学域進学・就職者数。大学院以外の学校への進学やその他の区分もあるため、就職者数と大学院進学者数の合計は卒業者数と一致しない場合があります。
学域卒と大学院修了後で、就職先をどう比べるか
NTTドコモは、学部・学域の昼間コースから2人、大学院博士前期課程から20人です。本田技研工業は昼間コースから1人、博士前期課程から12人となっています。
電気通信大学の就職先を考える際は、学域での学びから大学院での研究まで見通すことが大切です。 研究開発や専門的な技術職に関心があれば、授業だけでなく、卒業研究・修士研究で取り組めるテーマも確認しましょう。
この人数の違いだけから、大学院進学による就職の有利・不利を断定することはできません。自分の希望する仕事で何を学ぶ必要があるかを考え、進学に必要な期間や費用も含めて検討してください。
電気通信大学の就職・進路でよくある質問
大学院へ進む人はどのくらいいますか
令和7年度の昼間コースでは、卒業者668人中486人で72.8%です。夜間主コースは22人中7人で31.8%です。
ランキングは学域卒だけの人数ですか
いいえ。企業別ランキングは、大学公式の一覧にある学部・学域の昼間コース、夜間主コース、大学院博士前期課程を合計した人数です。類別の進路表は学域卒業者を対象としています。
学域を卒業して就職する人もいますか
います。昼間コースで170人、夜間主コースで11人が就職しています。大学院進学が多い大学でも、卒業時の就職は選択肢の一つです。
出典:電気通信大学・学域の進路状況、企業別就職先。
理系の推薦は倍率が低い!1.5〜2.5倍だった選抜の例
電気通信大学を目指す人は、一般選抜と併せて総合型・学校推薦型選抜も確認してみましょう。2026年度の学校推薦型選抜には、実質倍率1.50〜2.50倍のプログラムがあります。
| 実質倍率 | 類・専門教育プログラム | 受験者数 | 合格者数 |
|---|---|---|---|
| 1.50倍 | Ⅱ類 情報通信工学 | 9人 | 6人 |
| 2.00倍 | Ⅰ類 情報数理工学 | 8人 | 4人 |
| 2.00倍 | Ⅱ類 電子情報学 | 10人 | 5人 |
| 2.50倍 | Ⅲ類 電子工学 | 10人 | 4人 |
実質倍率は受験者数を合格者数で割ったものです。資格やコンテスト、探究・制作の実績を積み、その内容を志望理由書や面接で説明できるようにしておきましょう。各方式で必要な基礎学力の準備も欠かせません。
出典:電気通信大学・2026年度情報理工学域入学者選抜状況。受験・合格人数から小数第2位まで算出。合格者数は第1志望類以外での合格を含みます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
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理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
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志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
就職先から考える、電気通信大学の志望理由
就職先は、将来の仕事を考えるきっかけになります。総合型・推薦入試では、その希望につながる分野をなぜ学びたいのか、高校で何に取り組んできたのかも具体的に伝えましょう。
情報系ならプログラミングや情報オリンピック、電気・機械系なら実験やものづくりなど、実際に取り組んだ経験が材料になります。結果に加え、うまくいかなかった点や改善した方法も整理しておくと、大学で学びたい内容につなげやすくなります。
将来の希望、これまでの学習・探究、大学で深めたい内容のつながりが、志望理由の説得力になります。 スキルパスでは、理系・情報系の実績づくりから志望理由書・面接の準備まで支援しています。
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