高知大学を第一志望にして、私立大学の推薦・総合型選抜も受けたい人へ。2027年度は理工学部の総合型Ⅰ、人文社会・農林海洋・医学などの総合型、学校推薦型Ⅰ・Ⅱが学部別に設けられています。まず学部と方式を決め、他大学の出願条件と矛盾しないかを確認しましょう。
結論:高知大学を第一志望にしても、条件を満たす他大学と併願できます
高知大学を第一志望にし、合格したら入学する方式でも、出願段階で高知大学と相手大学の双方が重複出願を禁じていなければ、専願・入学確約を求めない私立大学の総合型・自己推薦型選抜と併願できます。「合格したら入学」は合格後の進路を約束する条件です。他大学に先に合格した場合の手続期限も含め、両大学の要項で矛盾がないか確認してください。
できる:高知大学の希望方式と相手校が重複出願を認め、相手が専願を求めない私立推薦・総合型を候補にすること。探究活動や地域課題への取り組みは、複数校の書類の材料になります。
できない:高知大学理工学部の総合型Ⅰに出願し不合格が決まる前に、同大学の他学部の総合型Ⅰへ出願すること。国公立大学の学校推薦型選抜への複数出願や、他大学の専願型との矛盾した出願も避けてください。
注意:理工学部数学物理学科・地球環境防災学科の2027年度総合型Ⅰは「合格した場合には必ず入学」と明記されています。医学部医学科の地域枠などは別に確約書等の条件があるため、一般の理工系併願と一緒に扱わず、当該要項を確認してください。
公式資料:高知大学2027年度募集要項一覧/理工学部 総合型Ⅰ募集要項。
高知大学の2027年度:方式別の対策と併願
理工学部の総合型選抜Ⅰ
数学物理学科と地球環境防災学科で実施。共通テストを課さず、第1次選抜は志願理由書・調査書、第2次選抜では数学物理学科が口頭試問を含む面接、地球環境防災学科が理解力と思考力を問う面接を行います。数学物理学科は数学・物理の考え方を説明する練習を、地球環境防災学科は自然現象や防災課題を根拠とともに説明する練習を優先します。
農林海洋科学部の総合型選抜Ⅰ・Ⅱ
農林資源科学科フィールド科学コースには総合型Ⅰ・Ⅱ、農芸化学コースには総合型Ⅰの募集要項が掲載されています。ⅠとⅡでは共通テストの扱いや評価方法が異なるため、フィールド調査や実験の実績をまとめたうえで、自分に合う方式を選びましょう。コースごとの志願理由書の様式を使います。
学校推薦型選抜Ⅰ・Ⅱ
共通テストを課さない推薦Ⅰは人文社会科学部、教育学部、理工学部、看護学科、農林海洋科学部、地域協働学部などで実施。推薦Ⅱは人文社会科学部、教育学部、理工学部、農林海洋科学部などで公表され、医学部医学科には別の推薦Ⅱ要項があります。理工学部の数学物理学科には推薦Ⅱの活動報告書作成要領もあり、数学・理科の学力と本人の活動を両方準備します。
地域協働学部の新学科を志望する場合
2027年度は地域協働学部パブリックイノベーション学科の総合型Ⅰ・推薦Ⅰの募集要項も掲載されています。従来の地域協働学科と名称・方式を混同せず、地域の課題をどのように発見し、誰と協働して解決しようとしたかを整理します。
比較したい私立大学3校
高知大学で希望する学問領域に応じ、次の大学を比較先にできます。推薦・総合型で併願できる方式は大学名ではなく、各方式の専願条件と出願日程で判断してください。
龍谷大学|総合型・推薦入試対策人文社会・理工など希望分野を比較する 近畿大学|総合型・推薦入試対策農学・理工・医学等は学部別に条件を確認する 福岡大学|総合型・推薦入試対策九州圏の希望学科と出願条件を比較するスキルパスは高知大学と私立の併願準備を支援
AI時代の推薦入試では、資格や研究・活動の実績を、自分の言葉で説明できることが重要です。理系大学院講師を中心とするスキルパスでは、実績づくりから志願理由書、面接、口頭試問まで一貫して対策します。実績の材料は共有しながらも、高知大学の学科と私立の志望学科で学修計画を作り分けます。

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