十文字学園女子大学の総合型選抜には、探究学習アピール方式、まなび活動方式、アドミッション・オフィス方式があります。学科と受験する期によって選べる方式や面接内容が異なるため、自分が提出する資料と当日の選考を確認しましょう。
2027年4月には教育学部・心理学部・文学部の開設が予定されています。いずれも届出済です。社会情報デザイン学部、人間生活学部と合わせ、志望する学科の学びと経験を結びつけて準備してください。
探究や資格で何に取り組んだかに加え、どのように考え、何が分かり、大学で何を深めたいのかを説明する準備が大切です。 以下の質問・回答例は独自に作成した架空の練習用で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
探究学習アピール方式|成果と本人の取り組みを説明
社会情報デザイン・心理・文芸文化が対象
A方式は、社会情報デザイン学科、心理学科、文芸文化学科で実施されます。心理学科はⅡ期からⅣ期が対象です。発表・個別面接・調査書・志望理由書による選考で、授業等ですでに作成した探究学習の資料も活用できます。
社会情報デザイン学科は、発表5分程度と個別面接15分程度です。目的、取り組み、結果・成果を資料にまとめます。心理学科と文芸文化学科は、発表を含めた個別面接が20分程度です。いずれも学科教員2名と受験生1名で行われます。
探究の題材が、志望学科の専門分野と直接関連している必要はないと要項に記載されています。ただし、自分でどのように調べ、結果をどう考えたかは説明できるようにしましょう。グループの探究では、全体の成果と本人の役割を区別してください。
資料の提出と当日の持参物も準備
発表資料は電子媒体で作成し、A4サイズに印刷して出願書類に同封します。当日は発表用の電子媒体資料をUSBメモリに保存して持参するなど、要項の提出・持参方法に従う必要があります。
社会情報デザイン学科は発表30点・個別面接50点・志望理由書と調査書20点、心理学科は40点・40点・20点、文芸文化学科は30点・40点・30点です。同じA方式でも、評価配分を一律だと思い込まないようにしてください。
まなび活動・アドミッション方式|学科ごとの準備が必要
社会情報デザイン学科のB方式は課題を選択
B方式では、体験講座型シート、資格取得実績シート、事前レポートから一つを選びます。資格取得実績シートを選ぶ場合は、資格の証明書のコピーも提出します。対象資格にはITパスポート、日商簿記検定3級以上、英検準2級以上等があり、一覧にない資格は大学への確認が必要です。個別面接は20分程度で、課題への取り組みや学んだこと等が問われます。
資格取得が必須という方式ではありません。自分の経験と提出する課題に合わせて、どう取り組み、何を考えたかを振り返りましょう。
教育学部は幼児教育と児童教育で異なる
幼児教育学科は、Ⅱ期以降に事前レポートのB方式と、作文のC方式から選べます。B方式は子どもの経験や保育者等に関する事前レポート、C方式は当日の作文に加え、どちらも20分程度の個別面接があります。子どもへの関心、学習内容、協力して取り組んだ経験等を整理してください。
児童教育学科はB方式で、体験講座型シートか活動アピール型シートを提出します。正式要項では個別面接は15分程度で、1分程度の自己PRの後、提出シート等の内容について説明すると示されています。
心理・文芸文化は、受験する期と方式を確認
心理学科のC方式はⅠ期のみで、2027年度の試験は終了しています。これからのⅡ期からⅣ期はA方式です。Ⅰ期の映像視聴後の小論文を、Ⅱ期以降にも課される試験だと混同しないようにしましょう。
文芸文化学科は、A方式かC方式を選択できます。C方式は60分の小論文と20分程度の個別面接等です。文化・芸術・ことば等への関心や基礎知識、大学での学びと卒業後の進路のつながりを振り返ってください。
人間生活学部は、栄養・食品・福祉で内容が異なる
健康栄養学科はB方式かC方式です。B方式は自己アピールの発表5分程度と個別面接15分程度、C方式は60分の小論文と個別面接15分程度等で評価されます。健康づくりや食生活への関心も説明できるようにしましょう。
食物栄養学科はC方式で、60分の小論文と15〜20分の個別面接等です。管理栄養士への理解に加え、栄養を学ぶための計算力、生物・化学の基礎知識も問われます。食物栄養学科は、志望理由だけでなく、濃度計算や生物基礎・化学基礎の復習も必要です。 要項に示された範囲を確認してください。
食品開発学科はⅡ期からⅣ期がB方式で、食の問題と解決案、または新しい食品開発の提案に関する事前レポートと20分程度の個別面接等です。この学科のⅡ期以降は、対面かオンラインを選べます。オンラインを選ぶ場合は、大学の案内に沿って機器と通信環境を準備し、事前接続テストも済ませましょう。
人間福祉学科の両コースはB方式で、体験講座型シートか事前レポートを提出し、20分程度の個別面接等を受けます。提出課題、福祉の現状、専門職や資格への理解を整理してください。
出願日程と選考|方式を決めてから書類を確認
Ⅱ期は専願・併願、Ⅲ期は専願、Ⅳ期は併願
Ⅱ期は2026年11月1日10時から11月13日14時までインターネット出願登録・検定料支払い、書類は11月2日から11月13日必着で郵送します。試験日は11月22日です。
Ⅲ期は11月16日10時から12月5日14時まで登録・支払い、書類は11月17日から12月5日必着、12月13日試験です。Ⅳ期は2027年1月31日10時から2月19日14時まで登録・支払い、書類は2月1日から2月19日必着、2月26日試験です。Web登録だけでは出願は完了しません。
体験会成績利用方式はⅠ期のみ
総合型選抜体験会成績利用方式は、所定の体験会で合格基準に達した人が、参加した同一学科に出願できるⅠ期限定の方式です。出願時の調査書と体験会の成績等で判定され、入試当日の試験はありません。Ⅰ期はすでに終了しているため、これから受験する方式と区別してください。
志望学科への関心と入学後の明確な目的意識を持つことも出願条件です。高校等の卒業資格の扱いを含め、正式要項の出願資格と自分の状況を照らし合わせましょう。
質問例と回答例|実績を大学での学びにつなげる
質問1|探究で、どのようなことが分かりましたか
…(本人の探究テーマ)…について、…(知りたかったこと)…を調べました。…(実際の方法)…から、…(結果)…が得られました。ただし…(調べ方や資料の限界)…もあり、さらに…(深めたい疑問)…を考えています。
独自の練習例です。社会情報・心理等への関心を説明する際にも使えます。統計検定や情報分野の学習、コンテストの経験がある場合も、資格名や受賞だけでなく、本人が理解している方法と結果を説明してください。
質問2|子どもとの関わりから、何を学びましたか
…(本人が経験した活動や観察)…で、…(気づいたこと)…がありました。…(本人が実際に行った工夫や学習)…を通じて、…(分かったこと)…を考えました。大学では…(教育・保育で深めたいこと)…を学びたいです。
独自の練習例です。幼児教育・児童教育を目指す場合にも、子どもが好きという気持ちに加え、どのように理解を深めたかを整理しましょう。経験していない指導や支援を、実績として話す必要はありません。
質問3|文化・芸術・ことばの何に関心がありますか
…(本人が読んだ作品や調べた題材)…に関心を持ち、…(実際に比較・制作・調査したこと)…に取り組みました。…(気づき)…から、…(残った疑問)…を考え、大学で…(学びたい内容)…を深めたいです。
独自の練習例です。文芸文化学科では、作品名の紹介だけで終わらず、本人が何を読み取り、どう考えたかを説明しましょう。制作・発表・コンテスト等の経験も、本人の担当と工夫が伝わる材料になります。
質問4|食や健康の探究で、何を工夫しましたか
…(本人の学習や食品の探究)…で、…(課題)…に関心を持ちました。…(実際に試した方法や比べた条件)…から、…(分かったこと)…を考えました。大学では…(栄養・食品分野で深めたいこと)…を学びたいです。
独自の練習例です。生物検定・化学検定、食品のアイデアコンテスト等は、本人が取り組んだ場合の材料です。健康栄養・食物栄養・食品開発の違いも確認し、志望学科の学びに合わせて説明してください。指定された資格取得実績シートの対象資格とは別の話であり、資格の一律加点を意味しません。
質問5|他者と協力する中で、何に気づきましたか
…(本人の活動)…で、…(担当したこと)…に取り組みました。…(相手の考えを聞いた場面)…から、…(自分の考えが変わったこと)…がありました。…(実際に工夫したこと)…を通して、…(学んだこと)…を考えました。
独自の練習例です。福祉の活動等を話す場合は、支援を受けた人の病歴や家庭事情を必要以上に明かさず、本人の行動と学びに焦点を当てましょう。探究・部活動・学校行事の経験も使えます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、提出資料と面接を一緒に準備
本人が経験していない実績を足したり、発表と志望理由を別々に暗記したりする必要はありません。資料の内容を見ながら、なぜ取り組んだか、どう進めたか、何を学んだかを自分の言葉で説明する練習が役立ちます。
スキルパスでは、本人の資格・探究・活動を振り返り、志望する学科と方式に合わせて、提出資料と面接で伝える内容を一緒に整理します。 準備の進め方は、下のフォームからご相談ください。合格や特定の評価を保証するものではありません。


