青森商業高校の情報処理科では、プログラミングやソフトウェア活用を学び、全商情報処理検定や基本情報技術者試験などを目指せます。令和7年度卒業生の進学先には、岩手県立大学ソフトウェア情報学部や青森大学ソフトウェア情報学部も掲載されています。高校で学ぶ情報の知識と資格を、情報系の大学でさらに深める進路を考えてみましょう。

全商の検定や情報系の国家試験に向けた学習は、情報系の大学の総合型・公募推薦を目指す実績づくりにつながります。

青森商業高校の大学進学実績

対象は学校公式の令和7年度卒業生(2026年3月)の進学先一覧です。

大学学部・学科進学者数
岩手県立大学ソフトウェア情報学部ソフトウェア情報学科2人
青森大学ソフトウェア情報学部ソフトウェア情報学科1人
八戸工業大学工学部工学科1人
日本大学生産工学部マネジメント工学科1人
青森公立大学経営経済学部(3学科の合計)5人
青森中央学院大学経営法学部経営法学科15人

出典:青森県立青森商業高等学校・令和7年度卒業生 進路状況・進学先一覧。

学校全体の大学進学者は53人で、表はその一部を抜粋しています。合格者の延べ人数ではなく、進学先一覧の人数です。情報処理科だけの進学者数ではありません。

情報系の学部に加え、工学や経営の分野にも進学実績があります。表計算で扱った売上データ、プログラム制作で感じた課題などから、自分が深めたい分野を考えてみてください。

青森商業高校の情報処理科の学びと資格

以下は、学校公式の情報処理科紹介をもとに整理した学びです。

学科・学習・資格対象・時期確認できる内容
情報処理1年の共通履修商業の基礎科目とともに、情報を扱う基礎を学びます。
ソフトウェア活用・プログラミング2年の共通履修情報を活用する技術とプログラミングを専門科目として学びます。
課題研究・ネットワーク活用3年の共通履修専門科目の学習を、課題の検討や情報活用へつなげます。
全商情報処理検定・情報系国家試験情報処理科の取得可能資格全商情報処理検定、ITパスポート、情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者試験などが紹介されています。

出典:青森県立青森商業高等学校・情報処理科・専門科目と取得可能な資格。

取得を目指せる資格と、授業で使える知識がそろっていることが情報処理科の特徴です。資格学習で身につけたアルゴリズムやデータの扱い方を、課題研究でどのように使ったかまで整理すると、大学で学びたい理由を説明しやすくなります。

商業・情報の学びを総合型・公募推薦に生かす

資格の学習で身につけた知識と、それを使って調べたり作ったりした経験を伝えましょう。

全商情報処理検定で学ぶ表計算・データベース・プログラミングの知識は、情報系の学部を目指す際の基礎になります。資格の名称と級に加え、自分で処理を考えた場面や、結果を確かめた経験を志望理由書に盛り込むと、学習の中身が伝わります。

例えば、課題研究でデータを集めたなら、何を比較したかったのか、どの方法で集計したのか、結果から何が分かったのかを振り返ってみましょう。プログラムを作った場合は、利用者の困りごとと、動作を改善した過程が説明の材料になります。

大学では情報を使う技能に加えて、アルゴリズム、データ分析、情報システムの仕組みなどを体系的に学べます。高校の授業で生まれた疑問と、志望学部で学びたい内容を結びつけ、数学や英語の学習も続けておきましょう。

資格・コンテストから広がる活動例

以下は、資格の学習を自分の活動につなげるための例です。

表計算からデータ分析へ

今後の活動例として、学校行事の販売データや公開統計を集計し、グラフで傾向を比較する取り組みが考えられます。統計検定の学習も、数値のばらつきや比較方法を考える際に役立ちます。扱ったデータの出典と、分析で分かったことを残してください。

資格学習からプログラム制作へ

情報処理検定や基本情報技術者試験の学習を、自分で動くプログラムを作る活動へ広げる方法もあります。入力の誤りに対応したり、処理速度を比較したりと、自分の工夫を記録してみましょう。情報オリンピックなどへ挑戦する場合も、問題をどう考え、解法を改善したかを説明できることが大切です。

データ分析やプログラム制作などの経験を、大学で学びたい分野と結びつけることが大切です。

検定を生かす情報系の大学への出願準備

取得した資格を整理し、情報系を含む志望学部の総合型・公募推薦で生かせる方法を探してみましょう。

確認したいこと準備のポイント
検定・資格の記録主催団体、正式名称、部門・科目、級、取得時期と証明書を整理
利用できる選抜方式大学・学部・方式ごとに、対象資格と級、資格を利用する方法を確認
履修科目と基礎学力数学・情報・英語などの履修条件、評定、学力試験や口頭試問に向けた準備
資格を使った活動表計算・データ分析・プログラム制作などで、目的、工夫、結果を記録
出願資料と面接活動で生まれた関心、本人の役割、大学で深めたい分野を具体的に説明

資格の名称や区分は取得時の記録で確かめ、出願年度の募集要項に合わせて提出資料を用意してください。

資格を生かせる大学の選抜例

名古屋学院大学・経営学部データ経営学科

対象は2027年度の総合型選抜「情報・商業系資格重視入試」です。

全商情報処理検定1級(ビジネス情報部門またはプログラミング部門)が、出願資格となる対象資格の一つです。データ経営学科は、取得資格40点・志望理由書20点・面接40点で総合評価されます。ITパスポートや基本情報技術者試験なども対象資格に含まれ、商業・情報の資格を大学進学に生かせる具体例です。

第1志望とし、合格した場合は必ず入学することが条件です。資格は高校在学中など、要項で定める時期に取得したものが対象となります。

出典:名古屋学院大学・2027年度入学試験要項・情報商業系資格重視入試(15頁)。

志望校を考えるための大学別記事

次の3大学の記事も参考に、学べる分野と総合型・公募推薦の条件を比べてみましょう。

岩手県立大学の志望理由書例文を読むスキルパスの理系特化推薦対策

青森大学の志望理由書例文を読むスキルパスの理系特化推薦対策

八戸工業大学の志望理由書例文を読むスキルパスの理系特化推薦対策

青森商業高校の学びと大学進学でよくある質問

青森商業高校から情報系の大学へ進学した実績はありますか?

令和7年度卒業生の公式進学先一覧では、岩手県立大学ソフトウェア情報学部に2人、青森大学ソフトウェア情報学部に1人が進学しています。公表資料には学科別の内訳がないため、学校全体の実績として紹介しています。

全商の検定と基本情報技術者試験は同じ資格ですか?

別の制度です。全商情報処理検定は公益財団法人全国商業高等学校協会の検定で、基本情報技術者試験は情報処理技術者試験の一つです。出願時は、それぞれの正式名称や級・区分を整理し、大学の募集要項が対象とする資格を確認してください。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで資格・実践を大学進学につなげる

高校で学んだ商業・情報の知識を、大学で学ぶ理由と自分の強みとして伝えましょう。

スキルパスでは、情報系の資格・コンテストやデータ分析、プログラム制作などの活動から、志望理由書・面接までをオンラインの個別指導で支援しています。全国どこからでも受講でき、一人ひとりの志望校と学習状況に合わせて徹底伴走します。

「今の資格や活動を情報系の進学にどう生かせるか」「どの大学・学部を目指せるか」といった相談は、下の無料受験相談フォームをご利用ください。

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