重い構造物を支える仕組みから、力学や制御に関心が広がることがあります。ジャッキ式つり上げ機械の学びを、大学で機械・構造を深めたい理由につなげてみましょう。
荷重を支える仕組みを学び、模型や図で考えた過程を伝えましょう。2027年度の北見工業大学、東京電機大学、工学院大学を例に、総合型選抜に向けた準備を紹介します。
ジャッキ式つり上げ機械特別教育の学習内容
ジャッキ式つり上げ機械の調整・運転の業務に関する特別教育です。東京労働局の一覧では学科6時間・実技4時間とされています。CIC日本建設情報センターの講座は学科部分を実施し、実技は各事業所で4時間以上行う必要があります。
学科修了証と、実技を含めた教育の修了は区別してください。出願資料には教育名と受講範囲を記載し、実際の業務経験がある場合も担当を正確に伝えましょう。年齢を含む受講・就業条件は、実施機関や事業者に確認してください。
出典:CIC日本建設情報センター「ジャッキ式つり上げ機械特別教育」
学習経験を生かして比較したい大学
| 大学・方式 | 経験を伝える場面 | 準備したい内容 |
|---|---|---|
| 北見工業大学・総合型選抜ユニット確定枠 | 学修計画書・面接 | 機械・力学への学修計画 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO) | 活動報告書・発表 | 荷重や支持の仕組みを調べた経験 |
| 工学院大学先進工学部(対象学科)・探究成果活用型選抜 | 理数系探究の報告・発表 | 模型と計算を比べる探究・発表 |
表は講習での学びを関連分野の調査・探究へ広げる例です。修了しただけで決まる加点表ではありません。
北見工業大学は学びと専門分野をつなげる
総合型選抜ユニット確定枠は、学びたい工学分野が定まっている人を対象に、意欲・適性などを評価する方式です。先進工学科の機械・エネルギーなどの分野を調べ、力のつり合いや制御について深めたい内容を考えてみましょう。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。出願資格に評定の数値基準は示されていません。共通テストは課さず、数学Ⅰと物理基礎または化学基礎の確認試験、個人面接、調査書・学修計画書で選考されます。
学修計画書では、これまでの学びを入学後・卒業後にどう生かすか、関心分野、他者との協働などを記述します。合格した場合は必ず入学する意思が必要です。
出典:北見工業大学「2027年度総合型選抜学生募集要項」1〜2・4ページ
東京電機大学は活動の過程と基礎学力を確認
理工学部の総合型選抜(AO)では、探究や資格・活動経験などを評価します。機械工学系を志望するなら、機械への関心を、荷重や支持について考えた学校の学習と結びつけて説明できます。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格によるルートでは数学・外国語が各3.3以上。工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠ、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱの履修が必要です。
一次は事前課題・活動報告書等、二次は発表と口頭試問を含む面接です。機械工学系の口頭試問では数学Ⅰ・Ⅱと物理基礎・物理の基礎知識が問われます。理工学部は他大学と併願できます。
出典:東京電機大学「2027年度総合型選抜入学者選抜要項」4・6〜9・23ページ
工学院大学は理数系探究と発表を準備
探究成果活用型選抜では、2027年3月卒業見込みであることに加え、テーマを定めた理数系探究と、学内外の発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。先進工学部は普通科・理数科の全体評定3.2以上、専門学科3.5以上などの条件があります。
一次は数学・英語の基礎学力調査と探究活動書類審査、二次は発表と面接等です。他大学と併願できます。支持する位置や形状など比較の条件を定め、結果を発表する理数系探究への発展が考えられます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
講習の学びを志望理由書・面接へ
例えば、先生の指導のもとで、小さな板と軽いおもりを使い、支える位置による力のつり合いを模型で調べる活動があります。模型の寸法、重さ、計算の前提を記録し、予想と観察を比べてみましょう。実機のつり上げ作業とは分けた学習として、模型で説明できることと、材料の変形など追加の検討が必要なことを整理してください。
「つり上げ機械の学習→支持と力の比較・考察→大学で深めたい機械・構造」をつなげましょう。面接では、計算が合ったかだけでなく、どの条件を置いたか、計算と観察の違いをどう考えたかを話すと、学ぶ過程が伝わります。
スキルパスでは、受講して学んだ内容を探究や進路に結びつけるところから、出願先の検討、志望理由書・小論文・面接まで、オンラインの個別指導で徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


