高所作業の安全を学ぶと、建物や作業空間の設計にも目が向きます。フルハーネスの特別教育で得た疑問を、大学で建築・環境を学ぶ理由につなげてみましょう。

安全の知識を、建物や作業空間を図で考えた経験につなげましょう。2027年度の北見工業大学、東京電機大学、工学院大学を例に、総合型選抜に向けた準備を紹介します。

フルハーネス型墜落制止用器具特別教育の学習内容

高さ2メートル以上で作業床を設けることが困難な場所において、フルハーネス型墜落制止用器具を用いて行う対象業務に関する特別教育です。ロープ高所作業は別区分です。コベルコ教習所の標準コースは学科4.5時間・実技1.5時間の計6時間です。

特別教育の修了と、実際に高所作業を担当した経験は分けて伝えましょう。建災防の2026年版ガイドは、18歳未満も受講できる一方、修了しても高さ5メートル以上の高所作業には就けないと案内しています。申込条件や対象業務は実施機関で確認してください。

出典:コベルコ教習所「フルハーネス特別教育」、建災防茨城県支部「2026年版ガイド」

学習経験を生かして比較したい大学

大学・方式経験を伝える場面準備したい内容
北見工業大学・総合型選抜ユニット確定枠学修計画書・面接社会基盤・建築への学修計画
東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO)活動報告書・発表安全な空間について考えた経験
工学院大学建築学部・探究成果活用型選抜理数系探究の報告・発表図面や模型を使う探究・発表

表は講習での学びを関連分野の調査・探究へ広げる例です。修了しただけで決まる加点表ではありません。

北見工業大学は学びと専門分野をつなげる

総合型選抜ユニット確定枠は、学びたい工学分野が定まっている人を対象に、意欲・適性などを評価する方式です。先進工学科の社会基盤・環境などの分野を調べ、建物や作業空間について深めたい内容を考えてみましょう。

高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。出願資格に評定の数値基準は示されていません。共通テストは課さず、数学Ⅰと物理基礎または化学基礎の確認試験、個人面接、調査書・学修計画書で選考されます。

学修計画書では、これまでの学びを入学後・卒業後にどう生かすか、関心分野、他者との協働などを記述します。合格した場合は必ず入学する意思が必要です。

出典:北見工業大学「2027年度総合型選抜学生募集要項」1〜2・4ページ、学修計画書

東京電機大学は活動の過程と基礎学力を確認

理工学部の総合型選抜(AO)では、探究や資格・活動経験などを評価します。建築・都市環境学系を志望するなら、安全への関心を、図面や模型で空間を検討した経験と結びつけて説明できます。

高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格によるルートでは数学・外国語が各3.3以上。工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠ、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱの履修が必要です。

一次は事前課題・活動報告書等、二次は発表と口頭試問を含む面接です。建築・都市環境学系の口頭試問では数学・英語の基礎知識が問われます。理工学部は他大学と併願できます。

出典:東京電機大学「2027年度総合型選抜入学者選抜要項」4・6〜9・23ページ

工学院大学は理数系探究と発表を準備

探究成果活用型選抜では、2027年3月卒業見込みであることに加え、テーマを定めた理数系探究と、学内外の発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。建築学部は普通科・理数科の全体評定3.2以上、専門学科3.5以上などの条件があります。

一次は数学・英語の基礎学力調査と探究活動書類審査、二次は発表と面接等です。他大学と併願できます。建物や空間の条件を整理し、比較の根拠を示して発表する理数系探究への発展が考えられます。

出典:工学院大学「2027年度探究成果活用型選抜募集要項」4〜5ページ

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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講習の学びを志望理由書・面接へ

例えば、先生の指導のもとで、架空の小さな建物の図面や模型を使い、人の移動や作業する場所の広さを比較する活動があります。寸法や作業内容を仮定し、図面から分かることと、現場の確認が必要なことを分けてみましょう。高所や落下を体験する実験ではなく、図面の条件を変えて空間の使いやすさを考える学習例です。

「高所作業の安全の学習→図面・模型での空間比較→大学で深めたい建築・環境」をつなげましょう。面接では、器具の知識を覚えたことに加え、空間のどこに着目し、どんな改善案を自分で考えたかを具体的に話しましょう。

北見工業大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

東京電機大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

工学院大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

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