環境への取り組みを、目標や記録に基づいて確かめる方法を学びたい人へ。内部監査員養成講座の内容を、大学で環境・データを深める理由につなげてみましょう。
環境への関心を、記録を集めて改善を確かめた経験で伝えましょう。2027年度の北見工業大学、東京電機大学、工学院大学を例に、総合型選抜に向けた準備を紹介します。
ISO14001内部監査員養成講座の学習内容
ISO14001の環境マネジメントシステムについて、内部監査の考え方や判断を演習で学ぶ講座です。KISTECの2026年度講座は2日間で、規格の理解を前提とし、2026年改訂版の内容を反映しています。全日程への出席と理解度テスト70点以上が修了条件で、15分以上の遅刻・離席があると修了証は発行されません。
講座を修了したことと、組織で監査を担当した経験は分けて伝えましょう。講座の修了証と企業・組織のISO認証は対象が異なります。申し込むときは、対応する規格の版、前提知識、演習内容、修了条件を実施機関の案内で確認してください。
出典:KISTEC「令和8年度ISO14001内部監査員養成講座」
学習経験を生かして比較したい大学
| 大学・方式 | 経験を伝える場面 | 準備したい内容 |
|---|---|---|
| 北見工業大学・総合型選抜ユニット確定枠 | 学修計画書・面接 | 化学・環境への学修計画 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO) | 活動報告書・発表 | 環境に関する記録と改善の過程 |
| 工学院大学先進工学部(対象学科)・探究成果活用型選抜 | 理数系探究の報告・発表 | データを用いた改善の探究・発表 |
表は講習での学びを関連分野の調査・探究へ広げる例です。修了しただけで決まる加点表ではありません。
北見工業大学は学びと専門分野をつなげる
総合型選抜ユニット確定枠は、学びたい工学分野が定まっている人を対象に、意欲・適性などを評価する方式です。先進工学科の応用化学・生物や社会基盤・環境などの分野を調べ、環境を測り評価する方法について深めたい内容を考えてみましょう。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。出願資格に評定の数値基準は示されていません。共通テストは課さず、数学Ⅰと物理基礎または化学基礎の確認試験、個人面接、調査書・学修計画書で選考されます。
学修計画書では、これまでの学びを入学後・卒業後にどう生かすか、関心分野、他者との協働などを記述します。合格した場合は必ず入学する意思が必要です。
出典:北見工業大学「2027年度総合型選抜学生募集要項」1〜2・4ページ、学修計画書
東京電機大学は活動の過程と基礎学力を確認
理工学部の総合型選抜(AO)では、探究や資格・活動経験などを評価します。生命科学系を志望するなら、環境への関心を、データを集めて考えた経験と結びつけて説明できます。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格によるルートでは数学・外国語が各3.3以上。工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠ、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱの履修が必要です。
一次は事前課題・活動報告書等、二次は発表と口頭試問を含む面接です。生命科学系の口頭試問では数学・物理・化学・生物のうち、出願時に選択した1科目の基礎知識が問われます。理工学部は他大学と併願できます。
出典:東京電機大学「2027年度総合型選抜入学者選抜要項」4・6〜9・23ページ
工学院大学は理数系探究と発表を準備
探究成果活用型選抜では、2027年3月卒業見込みであることに加え、テーマを定めた理数系探究と、学内外の発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。先進工学部は普通科・理数科の全体評定3.2以上、専門学科3.5以上などの条件があります。
一次は数学・英語の基礎学力調査と探究活動書類審査、二次は発表と面接等です。他大学と併願できます。目標や比較条件を定め、環境に関する取り組みの結果を発表する理数系探究への発展が考えられます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
講習の学びを志望理由書・面接へ
例えば、先生の指導のもとで、教室の紙の使用量やごみの量を一定期間記録し、改善案を試す前後で比較する活動があります。人数や授業日数などの条件も記録し、一人当たりの値など同じ基準で確かめてみましょう。学校の探究として、集めた証拠から何が言え、どの結果は追加の確認が必要かを説明してください。
「内部監査の学習→環境データの記録・改善の検証→大学で深めたい環境・評価」をつなげましょう。面接では、正式な組織の認証審査と学校の探究を区別し、自分が決めた測定項目や、結果を見て考え直した点を話しましょう。
スキルパスでは、受講して学んだ内容を探究や進路に結びつけるところから、出願先の検討、志望理由書・小論文・面接まで、オンラインの個別指導で徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


