浜松医科大学の医学部を第一志望に、学校推薦型選抜と私立大学の受験機会をどう組み合わせるか。2027年度の医学科・看護学科の要項から、併願条件、募集区分、選考方法と対策を整理します。
結論:浜松医科大学を第一志望にすれば併願できる?
浜松医科大学を第一志望にし、相手校の方式が併願を認め、合格時の入学確約が衝突しなければ、私立大学の総合型・自己推薦型などと併願できます。ただし、医学科・看護学科の学校推薦型選抜はいずれも「合格した場合は入学を確約できる人」が対象です。私立医学部・看護学部の推薦にも専願条件が多いため、方式ごとの確認が不可欠です。
できる:併願可能と定めた私立大学の方式への出願。浜松医科大学の推薦が不合格だった場合に備えた国公立の一般選抜への出願(共通テストの指定科目を満たす場合)。
できない:他の国公立大学の学校推薦型選抜との同時出願。合格時の入学確約が浜松医科大学と両立しない私立大学の専願型推薦との組み合わせ。
注意:医学科の地域枠は、静岡県医学修学研修資金の貸与と卒業後の県内勤務等を伴います。一般枠と地域枠は同じ選抜方法でも、進路上の条件が異なります。入学確約を含め、本人の意思で選んでください。
根拠:浜松医科大学2027年度学校推薦型選抜学生募集要項。確認日:2026年10月1日。
2027年度|浜松医科大学の学校推薦型選抜
医学科:一般枠・地域枠
医学科の募集は一般枠17名、地域枠7名、合計24名の予定です。一般枠は静岡県医学修学研修資金の貸与を前提としません。地域枠は同資金の貸与と卒業後のキャリア形成プログラムに沿った県内での研修・診療を前提とします。いずれも出身地や高校所在地による制限はありません。
医学科は学習成績概評A段階(全体の評定平均値4.3以上)、学校長推薦、指定された共通テスト6教科8科目が必要です。共通テスト950点、小論文100点、適性検査300点、面接150点で判定します。適性検査では自然科学の素養を含む問題発見・論理的解決力、面接ではプレゼンテーションも評価されます。志願理由書と調査書、推薦書も準備します。
看護学科:共通テスト・小論文・面接
看護学科の学校推薦型選抜は20名募集で、海外教育プログラム特別入試等の若干名を含みます。全体の評定平均値3.8以上、学校長推薦、指定された共通テスト6教科6科目が必要です。共通テスト375点、小論文200点、面接150点で、面接にはプレゼンテーションが含まれます。看護の現場で必要な判断・論理性と、患者の立場を尊重する姿勢を具体的な経験で示しましょう。
両学科とも2026年11月9〜18日に出願し、共通テスト後の2027年1月30日(医学科の面接は31日も)に選考します。Web登録だけでは出願は完了せず、高校からの書類郵送も必要です。日程と出願手順は大学の募集要項ページを確認してください。
医学科・看護学科で異なる併願戦略
医学科では共通テスト対策を土台に、医療課題を科学的に考える訓練、小論文、適性検査、プレゼンテーションと面接を分けて準備します。地域枠を選ぶなら、地域医療に携わる意思と、卒業後の義務を十分に理解しておく必要があります。看護学科では患者とのコミュニケーション、看護職の役割、社会の健康課題を、自身の経験を踏まえて説明できるようにします。
併願先は医学科と看護学科を混ぜず、同じ資格・進路につながる学部から選びます。私立の総合型・推薦型は、入学確約・専願の有無を一校ずつ確認し、条件が衝突する方式は外します。推薦が不合格の場合に備える一般選抜は、推薦の合格発表より前に出願期限が来るため、後回しにできません。
併願先を比較するための関連大学記事
以下は医療系志望者が学部と方式を比較するための参考記事です。掲載先の推薦・総合型が浜松医科大学との同時出願を認めるとは限りません。
岩手医科大学|医学・看護の入試対策医学科と看護学科で方式・資格・進路を分けて比較。 東北医科薬科大学|医学・薬学の入試対策医学部の推薦・総合型の条件と学びの方向を確認。 埼玉医科大学|総合型・推薦対策医学科の受験方法と入学確約条件を比較。スキルパスの浜松医科大学推薦・併願対策
AI時代の推薦では、資格や活動をただ列挙するより、自分で課題を見つけて取り組んだ実績と、その過程を説明できることが重要です。理系大学院で指導経験を持つ講師を中心に、学力・適性検査・小論文・面接・プレゼンテーションを一貫して対策し、医学科と看護学科の志願理由をそれぞれ作り込みます。

浜松医科大学を第一志望にしながら、両立できる私立大学の方式、一般選抜の出願日程まで整理します。進学相談フォームから、志望学科と今の準備状況をお知らせください。



