桜花学園大学の面接対策では、教育保育学部・国際学部・情報科学部の方式を分けて確認することが大切です。2027年度新設の情報科学部には、講座を受けてから面接に臨む方式や、デジタル成果物を発表する方式もあります。
実績の名称を並べるだけでなく、自分が考え、試し、見直した過程を、志望する学部の学びにつなげて説明しましょう。
以下の質問と回答は独自の架空練習例です。公式過去問、合格者の回答、出題予告ではありません。本人が実際に経験した内容に置き換えてください。
桜花学園大学の総合型は学部ごとの面接形式を確認
2027年度は、教育保育学部教育保育学科、国際学部国際学科、情報科学部ソーシャルデータサイエンス学科を対象に確認する必要があります。旧来の学科名と新年度の募集単位を混同しないようにしましょう。
| 学部・総合型の方式 | 面接・発表と関連する選考 |
|---|---|
| 教育保育・さくら選抜 | 面接20分20点、小論文80分20点、書類10点 |
| 教育保育・自己推薦 | 面接10分20点、自己PRと質問10分20点、書類10点 |
| 教育保育・グローバル | 面接20分20点、書類10点。英語資格または英文エッセイの提出条件あり |
| 国際・さくら選抜 | 面接15分10点、小論文またはプレゼンテーション10点、書類10点 |
| 国際・グローバル | 日本語10分・外国語10分の面接10点、書類20点 |
| 情報科学・小論文型 | 面接20分40点、小論文60分40点、書類20点 |
| 情報科学・講座参加型 | 講座50分と、その内容についての面接15分を合わせて80点、書類20点 |
| 情報科学・成果物PR型/活動PR型 | 発表5分40点、質問を含む面接15分40点、書類20点 |
国際学部のさくら選抜でプレゼンテーションを選ぶ場合、発表5分に加えて、その内容に関する質問が10分程度あります。表の面接15分とは別の選考内容です。小論文を選ぶ場合は日本語600字以内・60分で、教育保育学部の800〜1000字・80分とは異なります。
国際学部のグローバルは、外国語を英語・韓国語・中国語から選びます。一方、教育保育学部のグローバルは、要項上「日本語10分・外国語10分」という国際学部と同じ区分ではありません。名称が同じでも、面接内容を一律に捉えないことが大切です。
基礎学力評価型には面接がありません。適性検査2教科と調査書による選考を、上の面接実施方式と区別してください。
教育保育・国際学部は経験と発表資料を結び付ける
教育保育学部の自己推薦は、面接と自己PRが別に設けられています。自己PRでは約5分の発表後に質問があります。読み聞かせ、楽器演奏、高校での努力についての発表、資格や賞状を示したスピーチなどから、自分の経験に合う内容を選びましょう。
教育や保育への適性を伝えるには、うまくできた結果だけでなく、相手の反応を見てどのように工夫したかを整理することが役立ちます。実際に参加した活動の範囲で説明し、子どもの個人情報や、経験していない指導実績を加える必要はありません。
高校で努力したことをプレゼンテーションで発表する場合、スマートフォンは使用できません。パソコン・タブレットを使う場合も、同じ内容のA4カラー印刷資料4部が必要です。大学の機器貸し出し、モニター、インターネット接続を前提にしない準備が求められます。
国際学部のさくら選抜では、韓国、観光、国際・情報、日本語教育、エアライン、グローバル・ビューティーの6テーマから選んで発表します。端末を使う場合の印刷資料は3部です。教育保育学部の4部と取り違えないようにしてください。
英語などの検定学習を実際に経験した人は、資格名だけでなく、文章や会話から何を理解できるようになったかを振り返るとよいでしょう。グローバル方式には所定の外部検定資格、または指定言語のエッセイという出願条件があります。一般的な実績紹介と、方式ごとの提出条件は別に確認してください。
資料は、自分の経験を具体的に説明するためのものです。見栄えだけを整えるより、追加の質問にも答えられる内容を選びましょう。
情報科学部は成果物・活動・講座で準備を分ける
成果物PR型では、自分で作成したデジタル技術を用いた成果物を発表します。アプリなどについて、目的、使った技術、動作確認、改善点を説明できるようにしておくと、単なる作品紹介にとどまらない練習になります。
共同制作も可能ですが、成果の概要書には本人が果たした役割を明記する必要があります。チーム全体の成果を自分だけの実績として説明しないようにしましょう。大学のネットワークは利用できないため、動作確認や接続方法も事前に検討してください。
活動PR型は、活動や探究で得た学びを発表する方式です。使用できる資料はA3片面1枚、またはA4片面2枚のみです。成果物PR型と同じ端末発表ができると考えず、要項に合う紙資料を準備する必要があります。
| 独自の練習材料の例 | 説明したいこと |
|---|---|
| アプリ・データ分析・探究 | 目的、データや条件、本人の担当、限界と改善点 |
| ITパスポート・統計検定の学習 | 学んだ考え方を、どの疑問や検証に使ったか |
| 情報オリンピック予選Bランクなど | 実際の結果と、解法を考え直した過程 |
| 部活動・地域活動・PBL | 活動の目的、自分の判断、他者との協力から得た学び |
資格・コンテストは独自の実績例であり、大学が一律加点を保証する資格として挙げているものではありません。本人の経験がなければ、授業や探究など別の材料で説明してください。
講座参加型は、事前に用意した作品の発表とは異なります。講座の要点を聞き取り、事実と自分の考えを分けて説明する練習が向いています。講座と面接を合わせた配点を、「面接だけで80点」と読み替えないようにしましょう。
桜花学園大学の面接に備える質問例と回答の組み立て方
教育保育学部:相手の様子を見て工夫した経験はありますか
…(本人が実際に参加した活動と、担当したこと)…。最初は予定した手順を守ることに意識が向いていましたが、相手の反応を見て、説明の長さや順番を変える必要があると感じました。自分の工夫がいつでも適切とは限らないため、教育や保育の理論を学び、観察したことを根拠に考えられるようになりたいです。
実際の活動の範囲で、観察と判断を分けて説明する練習例です。資格があれば、その学習と経験がどう結び付いたかも振り返ってみてください。
国際学部:身近な経験から、どんな国際的な課題に関心を持ちましたか
…(本人が実際に経験した交流や、調べた内容)…。言葉を直訳するだけでは、伝えたい内容が十分に伝わらないことに気付きました。相手が知っていることや、情報を受け取る場面も考える必要がありました。大学では言語と文化を学び、異なる背景の人に分かりやすく伝える方法を考えたいです。
国際交流を経験していない人は、実際に読んだ資料や学校での探究に置き換えられます。外国語面接がある方式では、理解できない問いを聞き直す練習も役立ちます。
情報科学部・成果物PR型:制作の中で、自分が工夫した部分を説明してください
…(本人が制作した成果物と、共同制作なら自分の担当)…。使う人が迷いやすい操作を見直し、変更前後で動作を確かめました。意図した動作にならなかった場面は、条件と修正内容を記録しました。まだ限られた条件での確認なので、大学ではデータの扱い方や検証方法も学び、根拠を持って改善できるようになりたいです。
実際に使った技術と、説明できる範囲を明確にする練習例です。生成AIなどの補助を使った場合も、自分が理解して判断した部分を曖昧にしないことが大切です。
情報科学部・活動PR型:活動から何を学び、どんな疑問が残りましたか
…(本人が実際に取り組んだ探究や共同活動)…。集めた意見をまとめたところ、参加した人の傾向によって結果が変わる可能性に気付きました。その結果だけで全体の考えを表せるとは限りません。活動を通じて、情報を集める方法や、数字を判断する際の条件にも関心を持ちました。
統計検定などを実際に学んだ人は、その知識で見直した点を加えられます。資格名を入れるために、経験や結果を作る必要はありません。
情報科学部・講座参加型:学んだ内容をどう説明しますか
…(練習で実際に受講した講座の主題)…。講座で示された事実は〇〇で、私はそこから△△という疑問を持ちました。ただし、この資料だけでは原因までは分からないと思います。別の条件でも同じ傾向があるか確かめる必要があると考えました。
これは講座を聞いて要点と疑問を整理するための練習例であり、本番の講座内容や質問を予告するものではありません。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
公募推薦の面接と今後の出願日程を確認
公募制推薦と専門・総合学科公募制推薦には、面接のあるAと、面接のないDがあります。情報科学部のみ、数学の適性検査と面接を組み合わせるEもあります。
| 公募推薦の区分 | 選考内容 |
|---|---|
| A・全学部 | 書類20点、国語の適性検査100点、面接20分100点 |
| D・全学部 | 適性検査2教科各100点、調査書20点。面接なし |
| E・情報科学部のみ | 書類20点、数学の適性検査100点、面接20分100点 |
公募推薦は、2026年3月卒業または2027年3月卒業見込みで、出身学校長が推薦することが条件です。専門・総合学科公募制推薦では、高校等の学科区分も条件となります。出願は2026年11月10日〜17日で最終日必着、試験は11月29日、合格発表は12月8日です。
総合型については、国際学部のさくら選抜・グローバルと情報科学部の面接実施4方式で、10月27日〜11月3日出願・11月14日試験の回があります。教育保育学部のさくら選抜・自己推薦・グローバルの次の回は、11月10日〜17日出願・11月28日試験です。いずれも書類は最終日必着です。
自分が受ける方式の時間・資料・提出条件を確かめ、書類と発表と面接の内容が食い違わないように準備しましょう。
スキルパスでは、本人の資格学習・探究・制作の経験を整理し、志望理由と面接での説明につなげる準備を支援しています。実績を誇張せず、自分で根拠を説明できる内容から練習を進めましょう。


