大阪工業大学の面接対策では、自作作品・探究・課外活動を説明する力と、志望学科で学ぶための基礎学力を準備することが重要です。AO入試は一次に面接、二次に学修計画書の審査があります。学部学科特色型と課外活動評価型では、説明する内容も異なります。

この記事は2027年度の公式募集要項をもとに整理しています。質問・回答例は独自の架空の練習用で、実際の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。

大阪工業大学のAOは一次に面接、二次は書類審査

学部学科特色型の一次面接は、おおむね20分の個人面接です。ただし、知的財産学科は受験者多数の場合にグループ面接となることがあります。二次選考は学修計画書の書類審査で、一次と二次を取り違えないことが大切です。

学部学科特色型の志望先発表・口頭試問の内容
都市デザイン工学科成果品・作品の発表10分程度、志望理由や分野の役割などの口頭試問
建築学科作品2点の発表5分程度、志望理由の発表5分程度、関連する口頭試問
機械工学科自作作品・活動の発表10分程度、基礎学力を含む口頭試問など
電気電子システム工学科自己PR3分程度、作品・取り組みの発表15分以内、基礎学力を含む口頭試問
電子情報システム工学科自己PR10分程度、数学・物理の基礎学力を含む口頭試問
応用化学科実験の発表10分程度、自己PR3分程度、基礎学力を含む口頭試問
環境工学科環境・持続可能性に関する活動と成果の発表15分程度、基礎学力を含む口頭試問
生命工学科実験・調査などの発表5〜10分程度、自己PR3分程度、基礎学力を含む口頭試問
ロボット工学科自己PR3分程度、作品・活動の発表10分程度、基礎学力を含む口頭試問など
システムデザイン工学科作品・活動の発表15分程度、基礎学力を含む口頭試問
空間デザイン学科作品・活動の発表10分程度、基礎学力を含む口頭試問など
情報科学部の全5学科作品・活動の発表10分程度、提出資料と基礎学力などに関する口頭試問
知的財産学科志望理由、高校での学習、学修計画、指定書類などに関する口頭試問

作品や実績を紹介するだけでなく、取り組みの理由や仕組み、関連する基礎知識まで説明できる準備が必要です。発表時間も学科ごとに確認しましょう。

課外活動評価型は、対象となる工学部・情報科学部の一部学科で実施されます。個人面接20分程度で、課外活動や学修意欲などに関する口頭試問があり、基礎学力も含まれます。学部学科特色型の発表指定を、そのまま課外活動評価型に当てはめないようにしてください。

作品・探究・資格から本人の工夫を説明する

学部学科特色型では、本人が取り組んだ作品や活動と、志望学科で学びたいことを結びつける準備が重要です。目的、方法、工夫、結果、残った課題を整理し、共同制作では本人の担当を明確にしましょう。

情報科学部の指定書類では、使った情報・数理技術の詳細も求められます。作品なら制作の背景、構成や仕様、動作など、活動なら背景、進捗、成果を説明する内容です。完成した画面だけでなく、仕組みや試行錯誤も振り返ってください。

建築学科では作品2点が必要で、少なくとも1点は個人作品です。グループ作品の場合は、本人の役割を明らかにする指導教員作成の書類も必要です。空間デザイン学科ではポートフォリオ、応用化学科や生命工学科では実験・探究など、提出資料が異なります。

本人が何を考え、何を試し、どこを改めたかを具体的に説明しましょう。受賞名や資格名だけでは、その過程は伝わりません。

例えば物理検定、化学検定、生物検定、情報オリンピック予選Bランクなど、本人に実際の学習・挑戦経験があれば、活動と関係する知識や考え方を振り返る材料になります。ここで挙げた実績がAOで一律に加点される、必須になるという意味ではありません。

課外活動評価型では、入学後も希望する団体で活動を続けることや、学習との両立も考える必要があります。単に高校の活動を紹介するだけでなく、大学での学修とどう結びつくかを整理してください。

発表資料と基礎学力の口頭説明を準備する

建築学科は、PC機器等の使用が認められていません。作品をA3サイズ・片面に縮小したカラーコピー各2部で持参し、原本をホワイトボードに貼るなどして口頭で説明する指定があります。スライドを作ればよいという方式ではありません。

他の学科でPCを用いる場合は、本人が持参する案内があります。接続端子、必要な変換機器、説明資料の部数は志望学科の要項で確認してください。PCが大学から借りられると決めつけず、当日の条件で発表できるか確かめましょう。

基礎学力の練習では、答えだけでなく、使った考え方や理由を声に出して説明してみてください。電子情報システム工学科では数学・物理の基礎学力の試問が明記されています。自分の制作・実験に関係する原理や、調査結果の読み方も復習できます。これは独自の練習方法で、具体的な出題を予告するものではありません。

また、大学は生成AIの文章等をそのまま出願書類に使用すると、本人の成果物と認められず、不正行為に該当する場合があると案内しています。以下の架空例も提出用の完成回答ではなく、本人の経験を整理するための参考として使ってください。

大阪工業大学の面接に向けた質問例と回答の考え方

以下は独自の架空の練習用例です。省略部分を本人の経験に置き換え、取り組んでいない活動や他人の成果を自分の実績として話さないでください。

制作で工夫した点と、その理由は何ですか

…(本人が作ったものと目的を書く)…。最初は動作が安定しなかったため、原因を分けて確かめました。私は部品の取り付け方と制御の条件を担当し、変更前後を比較しました。物理検定に向けた学習も手がかりになりましたが、実際の装置では理想条件と違いがあり、さらに学びたいと感じました。

機械・電気電子・ロボット分野などを想定した例です。本人の担当、比較した条件、確かめられたことを説明し、検定の学習と実験結果を混同しないようにしましょう。

建築作品の提案で大切にしたことは何ですか

私は、使う人の動きと周囲との関係を考えて設計しました。…(本人の作品と想定した利用者を書く)…。模型で確かめると、図面だけでは気づかなかった通りにくさがあり、配置を見直しました。見た目に加え、安全性や使いやすさも根拠を持って考えられるようになりたいです。

建築学科の実際の作品2点について、意図と修正の理由を話す練習に使えます。個人作品と共同作品は、本人の関与を分けて説明してください。

実験の結果から、何を考えましたか

…(本人が行った実験と条件を書く)…。予想と異なる結果になったため、測り方や条件の違いを調べました。化学検定や生物検定の学習で得た知識も振り返り、結果だけで原因を断定しないことが大切だと感じました。大学では、実験の方法と考察の仕方をより深く学びたいです。

応用化学・生命・環境分野などを想定した例です。取得していない資格名は省き、実際の学習や探究を説明してください。安全な条件で行った活動のみを扱いましょう。

情報分野の活動で使った技術を説明できますか

私は…(本人が制作・分析した内容を書く)…。情報オリンピックの予選でBランクを得るまでの学習では、計算量によって処理時間が変わることを学びました。制作でもその考え方を使いましたが、利用者が使いやすい仕組みにするには別の工夫が必要だと感じ、情報分野を体系的に学びたいと考えています。

本人に該当する場合の練習例です。使用した方法、動作、限界まで説明し、既存のプログラムと自作した部分も区別しましょう。

知的財産への関心を持った理由は何ですか

学校の発表資料を作る中で、画像や文章の利用について疑問を持ちました。…(本人が調べたことと判断した経緯を書く)…。出典を書くだけで十分とは限らないと知り、創作する人と利用する人の双方にとって、どんな仕組みが必要かを学びたいと考えるようになりました。

知的財産学科の指定書類と、自分の経験をつなげる練習例です。個別の利用が適法かを感覚で断定せず、本人が確かめた根拠を説明してください。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
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推薦方式と日程を確認して準備を分ける

2027年度AOの一次出願は2026年9月1日〜7日、一次面接は9月19日です。一次合格発表は9月28日で、二次出願は9月28日〜10月2日、最終合格発表は11月2日です。二次には学修計画書の審査があるため、一次通過で最終合格だと考えないようにしましょう。

普通科高校特別推薦と専門高校特別推薦は、学力検査に加え、志望理由書と勉学意欲を中心とする面接があります。在籍学科・履修・成績などの出願資格、募集対象学科が異なるため、本人が使える方式を確認してください。出願は2026年11月1日〜5日、試験は11月15日、合格発表は12月3日です。

面接があるAO・特別推薦と、面接のない公募制推薦は準備が異なります。出願資格、提出資料、学力検査を方式ごとに確認しましょう。

公募制推薦は学力検査などによる選考で、面接はありません。出願は2026年11月1日〜11日、試験は11月23日、合格発表は12月3日です。特別推薦とのセット出願には早い締切があるため、出願方法も確認してください。

スキルパスでは、本人の資格・探究・制作経験を振り返り、志望理由書、発表、面接の説明をつなげる準備を支援しています。活動の見栄えだけでなく、本人が理解し、自分の言葉で説明できる内容を増やしていきましょう。

詳細は大阪工業大学の2027年度募集要項一覧、学部学科特色型の募集要項、課外活動評価型の募集要項、公式の入試制度一覧、入試日程、生成AIの利用に関する案内で確認できます。

大阪工業大学の志望理由書例文|総合型・推薦対策【2027年度】スキルパスの理系特化推薦対策

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