神戸松蔭大学の総合型選抜は、自己PRを含む面接、課題レポートを使う方式、探究のプレゼンテーション、小論文と面接を組み合わせる方式などに分かれます。受験方式によって提出物と面接時間が違うため、最初に確認しましょう。

2027年度の募集対象は、文学部と人間科学部の5学科です。ファッション・ウェルネスデザイン学科は2027年4月に名称が変わります。教育発達学科は2027年度、食物栄養学科は2025年度から募集停止のため、以下の回答例は現在募集する学科を対象にしています。

この記事は公式の2027年度入試情報を基にしています。質問・回答例は独自の架空の練習用で、過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人が実際に経験したことを入れてください。

神戸松蔭大学の総合型は方式ごとに面接が違う

総合型の方式面接と提出物配点の組み合わせ
スカウティング方式自己PRを含む約20分の面接、自己PR文。事前面談と面談確認書が必要面接50点、自己PR文30点、調査書20点
高大連携方式約10分の面接、800字程度の志望理由面接50点、志望理由30点、調査書20点
オープンキャンパス参加方式約10分の面接、800字程度の課題レポート。学科面談の修了が必要面接50点、課題レポート30点、調査書20点
探究評価方式10分のプレゼンを含む20分の面接、書式自由のプレゼン書類面接80点、調査書20点。発表書類もプレゼン評価に含む
小論文・面接方式面接10分、小論文50分・800字程度、400字程度の志望理由面接100点、小論文80点、調査書20点。志望理由は判定の参考資料

上の最初の4方式は専願です。小論文・面接方式は専願・併願を選べます。高大連携方式を検討する場合は、対象となる高校などの出願資格を大学に確認してください。

また、「総合型選抜 公募制方式」は適性検査・調査書などで判定する別の方式で、面接を含む方式として混同しないようにしましょう。名称に「公募制」とあっても、大学の区分では総合型選抜です。

受験方式を決めてから、その方式で提出する書類と、面接で説明する経験をそろえることが大切です。

自己PR・課題レポートには取り組んだ過程を残す

スカウティング方式では、自己PR文をWeb出願時に入力します。資格や大会の結果だけを並べず、何に関心を持ち、どのように工夫し、何を学んだかを整理しましょう。

オープンキャンパス参加方式は、志望学科の学科面談を受けて学びを確認し、指定の課題レポートを提出する流れです。課題には異文化理解、文化・社会、心理、暮らし、デザインなど、学科ごとのテーマがあります。選んだテーマについて、資料の内容と本人の考えを区別して説明する準備が役立ちます。

探究評価方式では、問いの設定、情報の収集と分析、資料作成と表現、主体性・協働性、質問への論理的な回答が評価ポイントとして示されています。共同研究なら、本人の役割と、ほかの人が担当した部分を分けて振り返ってください。

小論文・面接方式の志望理由は点数化しないものの、合否判定の参考資料です。短い文章でも、本人の経験と学科を志望する理由が伝わる内容を考えましょう。

学科別に練習したい質問例と回答例

以下は、本人の経験を振り返るための例です。実際の面接で同じ質問が出ることを示すものではありません。

文学部・グローバルコミュニケーション学科:異文化に関わる経験から、何を考えましたか

……(本人の外国語学習、交流、調査など)……を通して、私は……(理解が難しかった場面)……を経験しました。そこで……(聞き直したことや調べた資料)……から、言葉だけでなく文化や社会の背景も理解する必要を感じました。大学では……(関心のある分野)……を学び、相手の考えを理解して伝え合う力を伸ばしたいです。

本人が英語検定やスピーチコンテストなどに取り組んだ場合は、結果とともに、準備で工夫したことや考えが変わった経験も説明しましょう。

文学部・人文社会学科:文化や社会について、何を調べましたか

私は、……(本人が関心を持った文化、言葉、メディアなど)……について、……(比較した資料や実際の調査)……を行いました。……(分かった違いや共通点)……から、身近な文化にも社会の変化が表れていると感じました。大学では……(さらに調べたい問い)……を深め、資料を根拠に考えを伝える方法を学びたいです。

読書感想文や小論文のコンテスト、文化活動なども、本人が実際に取り組んでいれば説明の材料になります。受賞名だけでなく、作品や調査の内容を振り返ってください。

人間科学部・心理学科:人の行動について、どのような疑問を持ちましたか

……(本人の共同活動や調査)……で、私は……(人によって反応が違った場面)……に疑問を持ちました。……(資料や記録で確かめたこと)……から、印象だけでは説明できないと感じました。大学では心理学の知識と研究方法を学び、根拠を確認しながら人の心理や行動を理解したいです。

統計検定などの学習経験がある場合は、データの読み方で学んだことも説明できます。身近な少数の例から、すべての人の心理を断定しないことも大切です。

人間科学部・人間科学科:暮らしや地域について、何を調べましたか

……(本人の地域活動や食・環境・ビジネスなどの探究)……で、……(暮らしに関わる課題)……を知りました。私は……(調査や提案で担当したこと)……に取り組み、……(実際に分かったこと)……を整理しました。大学では暮らしを支える仕組みを複数の分野から学び、地域でよりよく暮らす方法を考えたいです。

人間科学科は、食、経営、共生、環境などを関連づけて学ぶ学科です。探究で使ったデータ、地域活動で聞いた話、簿記などの本人の学習を、どのような疑問につなげたいか整理しましょう。

人間科学部・ファッション・ウェルネスデザイン学科:作品で何を伝えようとしましたか

私は、……(本人が制作した服、ポスター、空間提案など)……で、……(伝えたいことや解決したい課題)……を考えました。……(色彩検定の学習や実際に試した配色・素材など)……を参考に、……(比較して変更した部分)……を工夫しました。大学では制作と社会との関係を学び、使う人や見る人の立場も考えた表現を深めたいです。

作品を持参する場合は、制作の目的、本人が担当した部分、改善した点を説明できるようにしましょう。資格やコンテストは本人の経験の例で、すべてが公式の加点対象になるという意味ではありません。

実績の名前に加えて、本人が考え、試し、見直した過程まで説明できると、志望学科で学びたい理由も伝えやすくなります。

探究発表と小論文・面接を組み合わせて練習する

探究評価方式は、プレゼンテーション10分を含めて面接20分です。発表では、問い、調査・制作の方法、結果、限界、次に調べたいことが分かるように整理してください。提出するプレゼン書類の表や図も、本人が根拠を説明できるものを使いましょう。

小論文・面接方式は、小論文50分と面接10分です。小論文は800字程度の考えを時間内にまとめる練習、面接は志望理由と本人の経験を簡潔に説明する練習が必要です。どちらか一方だけに準備が偏らないようにしてください。

最初の4方式と小論文・面接方式には、所定の外部英語検定による加点制度があります。CEFR基準でB2以上20点、B1は15点、A2は8点です。有効期限と証明書の条件も確認しましょう。

一方、公募制方式の英語は、所定の外部検定をみなし得点にする制度です。面接方式の加点制度とは異なります。本人が持つ資格を、受験方式のどの制度で使えるか確認することが大切です。

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2027年度の日程とこれからの準備

スカウティング方式・高大連携方式の試験は2026年9月26日、オープンキャンパス参加方式・探究評価方式は10月24日に終了しています。これから面接を受ける方式を検討する場合は、小論文・面接方式の日程を確認してください。

小論文・面接方式は2026年11月20日~12月7日17時まで出願登録、書類は12月8日必着、試験は12月16日午後、合格発表は12月24日です。1学科のみ出願でき、同日午前の公募制方式後期と併願する場合も、第1志望学科をそろえる必要があります。

公募制方式前期は11月5日17時まで出願登録、11月6日書類必着、試験11月14日です。この方式には面接がないため、適性検査の対策を中心に準備しましょう。

スキルパスでは、本人の資格・探究・制作などの実績づくりから、志望理由や課題レポート、発表、面接まで、大学の学びと受験方式に合わせて支えます。本人が経験したことを振り返り、根拠を示して説明する練習を重ねてください。

神戸松蔭大学の面接対策は、受験方式の指定と、志望学科で学びたい内容の両方を確かめて進めましょう。

出典:神戸松蔭大学公式総合型選抜・専願、小論文・面接方式、公募制方式、学部・大学院。

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