久留米工業大学の面接対策は、プレゼンテーションとポートフォリオを一緒に準備することが大切です。大学でやりたいことや将来像を、これまでの活動と具体的な学習計画から説明しましょう。総合型と公募推薦では発表時間が違い、数学Ⅰの基礎学力テストもあります。
対象は工学部の機械システム工学科、交通機械工学科、建築・設備工学科、情報ネットワーク工学科、教育創造工学科です。以下は独自の架空の練習用の質問・回答例で、過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の実際の経験を入れてください。学校推薦型は公募の一般区分・専門/総合学科区分を扱います。
総合型・公募推薦の発表時間と、評価の違いを確認
| 方式・区分 | 発表・面接の内容 | 合わせて準備すること |
|---|---|---|
| 総合型・一般/スポーツ・ものづくり・文化芸術 | 発表5分以内と面接。発表・面接65点 | 調査書・ポートフォリオ25点、数学Ⅰの基礎学力テスト10点 |
| 総合型・有資格者 | 発表5分以内と面接。発表・面接55点 | 調査書・ポートフォリオ25点、数学Ⅰ10点、指定資格は最大10点 |
| 総合型・課題発見/解決型高大接続 | 発表7分以内、その後の質疑応答3分程度。発表・質疑75点 | 大学の対象プログラム修了が条件。調査書・ポートフォリオ15点、数学Ⅰ10点 |
| 学校推薦型・公募一般/専門・総合学科 | 発表3分以内と面接。発表・面接45点 | 調査書・推薦書・ポートフォリオ35点、数学Ⅰ20点 |
面接は、公式Q&Aで、総合型・学校推薦型とも面接者2人による個人面接と案内されています。数学Ⅰの基礎学力テストは30分です。高大接続区分の発表時間は、2027年度入学者選抜実施要項13ページの「7分以内、その後に質疑応答3分程度」を基準にしています。
総合型の有資格者区分は指定資格、スポーツ・ものづくり・文化芸術区分は大会や活動の実績条件を確認してください。公募推薦の一般区分・専門/総合学科区分は、出身学校長の推薦等が必要です。
出典:久留米工業大学公式2027年度入学者選抜実施要項13・16~20ページ、総合型選抜、学校推薦型選抜、入試Q&A。
久留米工業大学の発表は、これまでの活動、大学で学びたいこと、具体的な学習計画がつながるように準備しましょう。
制作・資格の実績を、5学科の学びにつなげる
機械の試作、ロボットや乗り物の調査、建築模型、プログラミング、数学や理科を人に説明した経験など、本人が実際に取り組んだ活動を整理します。作品を見せる場合は、完成品に加えて、比較した案や修正した点まで説明できるようにしてください。
物理検定・化学検定の学習、情報オリンピック予選Bランクなどの大会経験、数学やITの資格学習も、経験に応じて話の材料になります。結果だけでなく、学んだ内容をどのように使ったか、何が難しかったかを伝えましょう。これらすべてが有資格者区分の対象資格になるわけではないため、指定資格一覧は別に確認が必要です。
ポートフォリオは、Web出願時にJ-Bridge Systemで登録する案内です。活動の時期、本人の役割、学んだことを整理しておくと、発表と面接の説明も一致しやすくなります。
5学科の質問例と回答例
機械システム工学科:制作で起きた問題を、どう改善しましたか
……(本人の工作やロボットの試作)……では、……(うまく動かなかった点)……がありました。……(構造や制御を変えたこと)……によって、……(動作の違い)……を確認しました。大学では機械の基礎と設計・制御を学び、仕組みを理解して改善できる力を伸ばしたいです。
交通機械工学科:乗り物の仕組みや安全性を、どう調べましたか
……(本人が関心を持った自動車や航空機等)……について、……(授業や資料で調べた仕組み)……を比較しました。……(性能・安全・環境への影響などの疑問)……も生まれました。大学では交通機械の基礎から学び、技術の特徴と使われる場面を考える力を付けたいです。
建築・設備工学科:空間の使いやすさや快適さを、どう考えましたか
……(本人が観察した建物や制作した模型)……では、……(人の動きや室内環境)……に注目しました。……(配置や条件を比較したこと)……から、……(気付いた課題)……があります。大学では建築と設備の学びを通じ、人の生活を支える空間と環境を考えたいです。
情報ネットワーク工学科:プログラムやデジタル作品を、どう改善しましたか
……(本人のプログラミングや作品制作)……では、……(使う人にとっての課題)……がありました。……(実装や表現を変更したこと)……を試し、……(反応や動作の変化)……を確かめました。大学では情報技術を基礎から学び、目的に合う仕組みや表現を考えたいです。
教育創造工学科:数学や理科を説明するとき、何を工夫しましたか
……(本人が友人や後輩に説明した経験)……では、……(理解しづらそうだった点)……がありました。……(図や実例を用いた説明)……を試し、相手の理解を確かめる必要を感じました。大学では数学・理科の専門と教育の学びを深め、理由まで分かる授業を考えたいです。
作品や資格の名前に加えて、本人の判断、試した方法、改善した点まで説明すると、実績が学ぶ理由につながります。
発表の資料と、質問に答える練習
総合型の一般・実績系・有資格者区分と公募推薦は、大学でやりたいことや卒業後の将来像、そのための学習計画を発表します。これまでの活動で得た気付きや本人の強みも含め、総合型は5分、公募推薦は3分に収まるように練習しましょう。
手で持ち運べる作品・図・写真・タブレット等の資料は使えますが、面接者への資料の手渡しや大学の機材の使用はできません。確認用メモの持ち込みは可能でも、継続的な読み上げはできないため、要点から話す練習が必要です。
高大接続区分は、プログラムに参加して考え方や行動がどう変わったか、社会・地域の課題と解決案を発表します。発表用端末と必要な変換アダプタは本人が持参し、大学はHDMI接続のプロジェクター等を用意する案内です。必要なデータは事前に端末へ保存しておきましょう。
面接では、発表内容に加えて、主体的に行動した経験、グループで協力した経験、身近な社会・地域の課題について説明する練習も役立ちます。スキルパスでは、本人の探究・制作・資格学習から、ポートフォリオ、発表、面接まで一貫して対策します。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の日程と、出願前の確認
公募推薦の前期は、2026年11月2日~9日が出願期間で、試験は11月14日、合格発表は11月30日の予定です。総合型の中期と公募推薦の後期は、11月23日~12月4日に出願し、試験は12月12日、合格発表は12月22日の予定です。出願書類は締切日消印有効です。
総合型の後期は、2027年2月1日~12日に出願し、試験は2月24日、合格発表は3月2日の予定です。総合型と公募推薦で同じ日程があっても、発表時間や配点は方式ごとに確認してください。
出願区分、発表時間、持参資料・機材、ポートフォリオの登録、数学Ⅰの準備をそろえて進めましょう。
志望理由と学習計画の整理には、次の記事も参考になります。


