琉大SEARCHプログラムは、琉球大学が実施する科学教育プログラムです。高校生向けの愛称は琉大カガク院。自然科学、数学、情報工学等を学び、大学研究室で自分の探究を深める機会があります。
琉大SEARCHの研究成果と資格を組み合わせ、琉球大学を含む理系推薦を目指しましょう。何を学び、何を自分で試し、どのように考えたかを記録することが、活動資料や発表で伝える実績につながります。
2026年度は全国の高校生等を募集
2026年度の高校生向け募集は、高校生、中等教育学校4〜6年生、高専1〜3年生等を対象とし、全国から応募できる15〜20人程度の募集でした。高校3年生も応募できますが、参加期間は1年未満とされています。
2026年度の募集要項では、4月3日開始、5月17日までの延長受付が案内されています。選抜は、応募理由やこれまでの科学活動、数学・理科や研究内容に関する筆記課題等を総合して行う方式です。
学習は主に土日、月2〜3回程度を基本とし、遠隔地向けのオンライン環境も用意されています。受講料は無料ですが、交通費は原則本人負担で、県外・離島等の遠隔地からの参加には一部補助があります。
同じ年度に他機関のSTELLA等へ在籍・在籍予定の場合は応募できないなど、参加上の条件もあります。次年度以降の応募を考える人は、新年度要項で対象と受講可能な日程を確認しましょう。
半年の基礎段階から約15か月の個別研究へ
第一段階は、およそ7〜12月の約6か月です。講義、演習・実験、グループでの議論等を通して科学研究の基礎を学びます。自然科学だけでなく、情報工学や研究を社会へ生かす考え方も扱う構成です。
第一段階の修了後、選抜を経て第二段階へ進みます。第二段階は1月から翌年度3月までの約15か月で、大学教員等の助言を受けながら個別の研究に取り組みます。学会発表や科学コンテスト、論文執筆などを目指します。
優れた研究経験と計画性・実行力がある高校生には、第一段階を経ずに第二段階へ進む早期認定審査への併願応募も用意されています。その場合は筆記課題等に加え、研究内容の発表を伴う面接審査があります。
研究を早く始め、応募時から方法・データ・考察を説明できるように準備しましょう。受講した段階と修了時期を、自分の受験年度に合わせて計画することが大切です。
出典:琉大SEARCH高校生向け2026年度募集要項1〜4ページ
研究経験を生かして目指す大学・方式
| 大学・2027年度の方式 | 研究実績との接点 | 主な準備 |
|---|---|---|
| 琉球大学工学部知能情報コース・総合型選抜Ⅰ | 学業に関わる活動等を自己推薦書と証明資料へ | 評定、活動資料、発表、数学・物理の口頭試問 |
| 電気通信大学Ⅰ類・総合型選抜 | 分析等の活動をレポートと動画へ | 数学・情報CBT、発表、面接・口頭試問 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO) | 課題設定と検証の過程を活動報告へ | 評定・履修、事前課題、発表・面接 |
表は2027年度入試の例です。修了証書や活動記録を整理し、実際の受験年度に求められる資料へつなげましょう。研究発表では、共同研究全体の成果と自分が担当した部分を分けて説明する準備も役立ちます。
琉球大学工学部は活動資料と発表で伝える
2027年度総合型選抜Ⅰの工学部では、全体の学習成績の状況3.5以上、工学を学ぶ基礎学力と強い意欲、合格時の入学確約が必要です。高校等卒業者・2027年3月までの卒業見込み者などが対象です。
要項24ページは、自己推薦書で「学業に関わる活動の状況」等を評価し、活動の証明資料と概要をその評価資料としています。研究経験や関連資格を、学んだ内容と本人の取組が分かる資料にまとめましょう。
一次は書類、二次はプレゼンテーション、面接、数学・物理の基礎に関する口頭試問です。共通テストは課しません。知能情報コースの発表課題例には、関心のある情報技術と、本人の経験・成果が挙げられています。
例えば研究で得た画像の分類や測定データの分析に取り組めば、対象への興味に加え、どのような処理をし、結果をどう確かめたかを説明できます。発表課題の詳細も確認し、研究紹介と基礎学力の両方を準備しておきましょう。
出典:琉球大学2027年度総合型選抜Ⅰ要項6〜7・24ページ
他大学にも分析・探究の成果を伝える
電気通信大学Ⅰ類は、データ分析等の活動を特別活動レポートと3分以内の動画で示します。2027年3月に日本の高校等を卒業見込みの人などが対象で、合格時の入学確約が必要です。数学Ⅲ・物理・化学の履修が望まれ、数学・情報のCBT等、発表・面接・口頭試問があります。
東京電機大学理工学部は高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格による出願では数学・外国語各3.3以上と学科区分別の履修条件があり、活動報告・事前課題と発表・個別面接を準備します。理工学部は他大学と併願できます。
研究の方法、結果の確かめ方、大学で深めたい課題を一貫して説明することが、他大学の出願にもつながります。研究内容と志望先の学びを照らし合わせ、提出資料を大学ごとに作り分けましょう。
出典:電気通信大学2027年度要項5〜8ページ・東京電機大学2027年度要項4・6〜9・23ページ
倍率が落ち着いた理系推薦も比較する
2026年度の確定結果では、愛媛大学工学部機械工学コースの総合型選抜Ⅰは受験6人・合格3人で実質2.00倍。熊本大学理学部理学科の学校推薦型選抜Ⅱは受験31人・合格20人で1.55倍でした。
資格と継続した研究の成果を早くから準備し、学びたい分野と出願条件を比較すれば、倍率の落ち着いた理系推薦から名門大学を目指す戦略が考えられます。応募・研究・教科学習を高校生活の中で計画的に進めましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで応募・資格・本人の探究をつなぐ
スキルパスは、理系推薦で評価される実績の組み合わせ方や資格対策を熟知しています。応募前の研究関心の整理から、講義・課題の理解、本人の分析、活動資料・発表・面接まで支えます。
情報系ならプログラミングや統計検定の学習を、実際のデータ分析へつなげる対策が考えられます。例えば分類のプログラムなら、学習用と検証用のデータを分け、誤りの傾向や比較対象まで理解する練習です。物理・化学の分野では、関連検定で学ぶ内容を実験条件の説明へ生かせます。
資格で学んだ知識と研究で確かめたことを、本人が説明できる推薦実績へ育てる指導です。研究計画や記録を振り返り、大学で学ぶ理由まで伝えられるよう、オンラインで徹底伴走します。
プログラム選びと理系推薦の準備は、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


