大阪公立大学と大阪府立寝屋川高校の「創薬研究者育成プログラム」は、創薬・医薬品開発に関わる課題研究を学ぶ取り組みです。実験で何を確かめ、結果をどう考察したかを記録することが、生命科学分野の総合型選抜や公募推薦の準備につながります。
大阪公立大学・寝屋川高校の創薬研究者育成プログラムで学べることと参加条件
大阪公立大学が2026年7月31日に公表した、寝屋川高校との連携事業です。全国の高校生を対象とした一般公募ではありません。参加できる学年や校内選考などは、学校で案内される条件を確かめる必要があります。
医学・工学・理学・農学・獣医学の教員の指導のもと、大学施設で創薬・医薬品開発に関する課題研究に取り組みます。2026年12月の研究成果発表会に向け、実験・考察・発表の過程を学ぶ計画です。
連携企業の施設見学や学生との交流も組み込まれています。大学での研究と、企業や学生から得た学びを分けて振り返ることが、進路を考える際にも役立ちます。
出典:大阪公立大学・2026年7月31日・寝屋川高校との研究者育成プログラム開始報告
実験の経験を、志望理由の根拠へ
例えば実験結果を比較するなら、どの条件をそろえ、何を変えたのかをノートに残しましょう。予想と違う結果が出たときも、測定のばらつきや実験条件を振り返った経験が、研究の説明につながります。
実際に行う実験は大学・高校の指導に従います。そのうえで、公開論文や生物データを読み、自分の疑問に関連する情報を整理する方法もあります。指導者から教わったことと、本人が考えたことの違いが伝わる資料を残すことが大切です。
資格と研究・実験の成果を組み合わせる
生物・化学の検定学習で基礎知識を確認し、統計検定の学習をデータの比較やグラフの読解に使う方法があります。英検などの英語学習も、論文の要旨や図表を読む準備と組み合わせられます。資格名に加え、研究でどう役立ったかを説明できるとよいでしょう。
生命科学の学びを生かして考えたい大学3校
| 大学・方式 | 活動の生かし方と主な条件 |
|---|---|
| 千葉大学・園芸学部応用生命化学科/総合型選抜 | 大学等主催の理科研究や科学技術関連セミナー等への参加を証明。共通テストと入学確約が必要 |
| 東京農業大学・生命科学部等/総合型選抜全学部 | 自己推薦書と学科別の事前課題で関心を具体化。2027年卒業見込み・2026年卒業等が対象で、合格時の入学が前提 |
| 日本大学・生物資源科学部バイオサイエンス学科等/総合型選抜 | 志望理由書・小論文と実験実習、発表・口述試問で評価。高校卒業者・2027年卒業見込み等、第一志望・入学確約が必要 |
千葉大学の2027年度園芸学部要項3ページには「セミナー・社会活動等に参加した者」とあります。科学技術に関する大学主催の活動として、受講・参加を示す資料と、実験の目的・方法・結果、自分が考察した内容を整理する準備が考えられます。
指定する共通テストの受験も必要です。応用生命化学科は5教科7科目の段階表示の合計45以上、かつ化学・生物・外国語の各段階表示7以上が最終合格の基準です。書類・面接の選考に加え、教科学習も続けましょう。
出典:千葉大学・2027年度園芸学部総合型選抜要項3・7〜8ページ
東京農業大学の総合型選抜全学部は、全体評定の数値要件を設けていません。第一志望とし、一次合格者は二次を受験し、二次合格時は入学することが前提です。調査書・自己推薦書・学科別事前課題と、口頭試問を含む面接で評価されます。活動を通じて生まれた関心を、出願学科の課題に合わせて考え直すことが大切です。
出典:東京農業大学・2027年度総合型選抜全学部要項4・6〜8ページ
日本大学生物資源科学部では、一次の書類選考後、学科の内容に関連する実験・実習・演習と、それに関する発表・口述試問があります。バイオサイエンス学科等は1日、動物・獣医保健看護学科は2日間です。出願時の小論文も学科別なので、志望理由と専門分野の理解をそろえる準備が必要です。
出典:日本大学・2027年度生物資源科学部総合型選抜要項1ページ
参加歴や資格名に一律の加点が付くという説明ではありません。各方式の要件を満たしたうえで、活動の中身を伝える方法の例です。
理系推薦には倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度の京都工芸繊維大学工芸科学部応用生物学課程の学校推薦型選抜・一般プログラムは、受験者30人・合格者15人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の大学入試の実績です。
資格、実験・探究の成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。興味と大学の評価内容が合う方式を考えましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで大学での学びを推薦の実績へ
スキルパスは、理系の資格対策と推薦で伝える実績の組み合わせ方を熟知した対策塾です。研究前には、生物・化学・数学のどの知識が必要かを整理し、資格学習と研究で深めたい問いを結びつける準備から支えます。
研究後は、実験ノートや発表資料をもとに、条件と結果を整理します。Pythonによる公開データの可視化や、平均・ばらつきの読み取りなど、実施内容に合う分析を学び、考察の根拠を明確にする方法もあります。
出願時は、資格、実験、追加の文献調査を関連づけ、学科で学びたい内容が伝わる志望理由書にまとめる準備を支えます。発表や口頭試問でも、結果の意味、研究の限界、次に確かめたいことを自分で説明できるよう準備します。
スキルパスはオンラインの個別指導で、資格対策から探究、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


