温度や圧力を扱う設備について、経験を大学の学びで深めたい人へ。化学設備の取扱いから生まれた疑問を、材料や機械・熱の学習へつなげる方法を紹介します。

設備を扱った経験と、その仕組みを調べて考えた内容を一緒に伝えましょう。2027年度の北見工業大学、東京電機大学、工学院大学を例に、総合型選抜に向けた準備を紹介します。

化学設備関係第一種圧力容器取扱作業主任者技能講習の学習内容

化学設備に関係する第一種圧力容器の取扱作業主任者に関する技能講習です。日本ボイラ協会の案内では、受講には化学設備の取扱い作業に5年以上従事した経験が必要です。配管は、この受講経験の対象から除かれます。

講習での学びから、構造や材料、熱の関係について気になったことを整理してみましょう。普通第一種圧力容器の講習とは、受講条件と対象が異なります。修了した講習、実務経験、事業者から主任者に選任された経験を分けて整理しましょう。

出典:日本ボイラ協会「ボイラー・圧力容器の技能講習、特別教育」

学習経験を生かして比較したい大学

大学・方式経験を伝える場面準備したい内容
北見工業大学・総合型選抜ユニット確定枠学修計画書・面接設備・材料・エネルギーへの関心
東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO)活動報告書・発表構造や測定を調べた過程
工学院大学先進工学部(対象学科)・探究成果活用型選抜理数系探究の報告・発表条件による数値の違いと発表

表は講習での学びを関連分野の調査・探究へ広げる例です。修了しただけで決まる加点表ではありません。

北見工業大学は学びと専門分野をつなげる

総合型選抜ユニット確定枠は、学びたい工学分野が定まっている人を対象に、意欲・適性などを評価する方式です。先進工学科の機械・エネルギーや材料などの分野を調べ、設備から得た疑問を大学でどう深めるか考えてみましょう。

高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。出願資格に評定の数値基準は示されていません。共通テストは課さず、数学Ⅰと物理基礎または化学基礎の確認試験、個人面接、調査書・学修計画書で選考されます。

学修計画書では、これまでの学びを入学後・卒業後にどう生かすか、関心分野、他者との協働などを記述します。合格した場合は必ず入学する意思が必要です。

出典:北見工業大学「2027年度総合型選抜学生募集要項」1〜2・4ページ

東京電機大学は活動の過程と基礎学力を確認

理工学部の総合型選抜(AO)では、探究や資格・活動経験などを評価します。機械工学系を志望するなら、圧力や熱と設備の構造の関係について、調べた内容を説明する方法があります。

高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格によるルートでは数学・外国語が各3.3以上。工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠ、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱの履修が必要です。

一次は事前課題・活動報告書等、二次は発表と口頭試問を含む面接です。機械工学系の口頭試問では数学Ⅰ・Ⅱと物理基礎・物理の基礎知識が問われます。理工学部は他大学と併願できます。

出典:東京電機大学「2027年度総合型選抜入学者選抜要項」4・6〜9・23ページ

工学院大学は理数系探究と発表を準備

探究成果活用型選抜では、2027年3月卒業見込みであることに加え、テーマを定めた理数系探究と、学内外の発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。先進工学部は普通科・理数科の全体評定3.2以上、専門学科3.5以上などの条件があります。

一次は数学・英語の基礎学力調査と探究活動書類審査、二次は発表と面接等です。他大学と併願できます。公開データや安全な模型を使い、条件と結果を比較して発表する探究が考えられます。

出典:工学院大学「2027年度探究成果活用型選抜募集要項」4〜5ページ

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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講習の学びを志望理由書・面接へ

例えば、公開されている材料の物性や熱膨張のデータを比べ、温度によって寸法が変わる理由を調べる学習があります。資料の測定条件や単位をそろえ、どの材料をどの基準で比較したか記録してください。先生の指導で安全な教材を扱う場合も、実際の設備とは異なる条件を明確にして考察しましょう。

「設備の学習と実務→材料や熱への疑問→大学で深めたい機械・材料の技術」をつなげましょう。面接では、経験の長さだけでなく、調査から何が分かり、さらに学ぶ必要があると感じたのかを具体的に話してください。

北見工業大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

東京電機大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

工学院大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

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