地下の工事と水や地盤の関係を知ると、土木・建築の学びへの関心が広がります。高圧室内業務の知識を、大学で社会基盤を深めたい理由につなげてみましょう。
圧気工法への関心を、地盤や地下水の資料を調べた経験で伝えましょう。2027年度の北見工業大学、東京電機大学、工学院大学を例に、総合型選抜に向けた準備を紹介します。
高圧室内業務特別教育の学習内容
圧気工法などの高圧室内業務に関する特別教育です。高気圧業務特別教育規程では、圧気工法や設備、急激な圧力低下・火災等の防止、高気圧障害、関係法令について、合計7時間以上の学科教育を定めています。
この特別教育と、高圧室内作業主任者の免許は別です。また、受講・修了と就業の条件も分けて確認してください。年少者労働基準規則では、満18歳未満を異常気圧下の業務に就かせることはできません。申込条件は実施機関の案内で確認しましょう。
出典:厚生労働省「高気圧作業安全衛生規則」第11条、「高気圧業務特別教育規程」第6条、「年少者労働基準規則」第8条
学習経験を生かして比較したい大学
| 大学・方式 | 経験を伝える場面 | 準備したい内容 |
|---|---|---|
| 北見工業大学・総合型選抜ユニット確定枠 | 学修計画書・面接 | 社会基盤・環境への学修計画 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO) | 活動報告書・発表 | 地盤や水圧を調べた経験 |
| 工学院大学建築学部・探究成果活用型選抜 | 理数系探究の報告・発表 | 地盤資料の比較と探究発表 |
表は講習での学びを関連分野の調査・探究へ広げる例です。修了しただけで決まる加点表ではありません。
北見工業大学は学びと専門分野をつなげる
総合型選抜ユニット確定枠は、学びたい工学分野が定まっている人を対象に、意欲・適性などを評価する方式です。先進工学科の社会基盤・環境などの分野を調べ、地下構造物や地盤について深めたい内容を考えてみましょう。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。出願資格に評定の数値基準は示されていません。共通テストは課さず、数学Ⅰと物理基礎または化学基礎の確認試験、個人面接、調査書・学修計画書で選考されます。
学修計画書では、これまでの学びを入学後・卒業後にどう生かすか、関心分野、他者との協働などを記述します。合格した場合は必ず入学する意思が必要です。
出典:北見工業大学「2027年度総合型選抜学生募集要項」1〜2・4ページ、学修計画書
東京電機大学は活動の過程と基礎学力を確認
理工学部の総合型選抜(AO)では、探究や資格・活動経験などを評価します。建築・都市環境学系を志望するなら、地下の構造物への関心を、地盤や水について調べた経験と結びつけて説明できます。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格によるルートでは数学・外国語が各3.3以上。工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠ、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱの履修が必要です。
一次は事前課題・活動報告書等、二次は発表と口頭試問を含む面接です。建築・都市環境学系の口頭試問では数学・英語の基礎知識が問われます。理工学部は他大学と併願できます。
出典:東京電機大学「2027年度総合型選抜入学者選抜要項」4・6〜9・23ページ
工学院大学は理数系探究と発表を準備
探究成果活用型選抜では、2027年3月卒業見込みであることに加え、テーマを定めた理数系探究と、学内外の発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。建築学部は普通科・理数科の全体評定3.2以上、専門学科3.5以上などの条件があります。
一次は数学・英語の基礎学力調査と探究活動書類審査、二次は発表と面接等です。他大学と併願できます。地盤や地下水の資料から問いを立て、比較の根拠を示して発表する探究への発展が考えられます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
講習の学びを志望理由書・面接へ
今後の活動例として、公的な地質図や地下水に関する資料を読み、地域による土層や水位の違いを比べる方法があります。資料の調査地点、深さ、調査時期を確認し、同じ条件で比較できる範囲を整理してみましょう。どの資料だけでは判断できないかも記録すると、地盤を大学で専門的に学ぶ必要性を考える材料になります。
「高圧室内業務の学習→地盤・地下水の資料比較→大学で深めたい土木・建築」をつなげましょう。これは公開資料による探究例です。面接では、現場で経験した内容がある場合も、資料で学んだ内容と分け、どんな問いが残ったかを具体的に話しましょう。
スキルパスでは、受講して学んだ内容を探究や進路に結びつけるところから、出願先の検討、志望理由書・小論文・面接まで、オンラインの個別指導で徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


