空気を送る仕組みには、圧力・流量・温度などの関係が関わっています。空気圧縮機について学んだ内容を、大学で機械・エネルギーを研究する理由につなげてみましょう。
圧力や流量への関心を、比較する条件を確かめた経験で伝えましょう。2027年度の北見工業大学、東京電機大学、工学院大学を例に、総合型選抜に向けた準備を紹介します。
空気圧縮機運転特別教育の学習内容
ここで扱うのは、作業室・気こう室へ送気するための空気圧縮機を運転する業務に関する特別教育です。高気圧作業安全衛生規則に基づく教育で、工場などにあるすべての空気圧縮機を対象とするものではありません。
高気圧業務特別教育規程では、圧気工法、送気設備、高気圧障害、関係法令の学科と実技を定めています。送気用の空気圧縮機、バルブ操作、高圧室内業務では教育の区分が異なります。受講内容・年齢を含む条件と、就業できる業務の範囲を実施機関や事業者に確認しましょう。
出典:厚生労働省「高気圧作業安全衛生規則」第11条、「高気圧業務特別教育規程」第1条
学習経験を生かして比較したい大学
| 大学・方式 | 経験を伝える場面 | 準備したい内容 |
|---|---|---|
| 北見工業大学・総合型選抜ユニット確定枠 | 学修計画書・面接 | 機械・エネルギーへの学修計画 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO) | 活動報告書・発表 | 圧力や流量を調べた過程 |
| 工学院大学先進工学部(対象学科)・探究成果活用型選抜 | 理数系探究の報告・発表 | 公開データを使う理数系探究・発表 |
表は講習での学びを関連分野の調査・探究へ広げる例です。修了しただけで決まる加点表ではありません。
北見工業大学は学びと専門分野をつなげる
総合型選抜ユニット確定枠は、学びたい工学分野が定まっている人を対象に、意欲・適性などを評価する方式です。先進工学科の機械・エネルギーなどの分野を調べ、流体や熱について深めたい内容を考えてみましょう。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。出願資格に評定の数値基準は示されていません。共通テストは課さず、数学Ⅰと物理基礎または化学基礎の確認試験、個人面接、調査書・学修計画書で選考されます。
学修計画書では、これまでの学びを入学後・卒業後にどう生かすか、関心分野、他者との協働などを記述します。合格した場合は必ず入学する意思が必要です。
出典:北見工業大学「2027年度総合型選抜学生募集要項」1〜2・4ページ、学修計画書
東京電機大学は活動の過程と基礎学力を確認
理工学部の総合型選抜(AO)では、探究や資格・活動経験などを評価します。機械工学系を志望するなら、装置への関心を、圧力やエネルギーについて調べた経験と結びつけて説明できます。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格によるルートでは数学・外国語が各3.3以上。工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠ、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱの履修が必要です。
一次は事前課題・活動報告書等、二次は発表と口頭試問を含む面接です。機械工学系の口頭試問では数学Ⅰ・Ⅱと物理基礎・物理の基礎知識が問われます。理工学部は他大学と併願できます。
出典:東京電機大学「2027年度総合型選抜入学者選抜要項」4・6〜9・23ページ
工学院大学は理数系探究と発表を準備
探究成果活用型選抜では、2027年3月卒業見込みであることに加え、テーマを定めた理数系探究と、学内外の発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。先進工学部は普通科・理数科の全体評定3.2以上、専門学科3.5以上などの条件があります。
一次は数学・英語の基礎学力調査と探究活動書類審査、二次は発表と面接等です。他大学と併願できます。数値の単位や条件を確認して比較し、結果を発表する理数系探究への発展が考えられます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
講習の学びを志望理由書・面接へ
例えば、先生の指導のもとで、公開された装置の性能資料から圧力・流量・消費電力を読み、条件による違いをグラフにする活動があります。表示された値の意味や測定条件を確かめ、異なる単位をそのまま比較しないように整理しましょう。どの資料を選び、比較できる項目をどう判断したかを記録すると、自分の考察を説明できます。
「送気設備の学習→性能データと条件の比較→大学で深めたい流体・エネルギー」をつなげましょう。これは公開情報を使う学習例です。面接では、数値の違いを説明するために何を調べ、大学でどんな知識を学びたいかを話しましょう。
スキルパスでは、受講して学んだ内容を探究や進路に結びつけるところから、出願先の検討、志望理由書・小論文・面接まで、オンラインの個別指導で徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


