福岡大学の面接対策は、学部と選抜方式を分けて進めましょう。理学部には発表やセミナーの内容を問う方式があり、工学部は小論文やスケッチについて説明する準備が必要です。公募推薦の医学科はグループ面接のため、志望理由を話す練習に加えて、他の受験者と一緒に受ける面接にも慣れておきたいところです。

以下は独自の架空の練習用の質問・回答例で、過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の実際の経験を入れてください。学校推薦型選抜は、公募制のA方式推薦・地域枠推薦を扱います。

総合型・公募推薦の方式別に、面接と口頭試問を確認

方式・対象面接等の内容合わせて準備すること
総合型・法学部二次選考で面接と提出書類による評価一次選考は小論文・グループディスカッション・書類
総合型・経済学部二次選考で面接と提出書類による評価一次選考の小論文60分、自己推薦書等
総合型・商学部/商学部第二部二次選考で面接と小論文50分資格取得証明書、活動歴報告書、自己推薦書等による一次選考
総合型・理学部応用数学科/社会数理・情報インスティテュート面接と口頭試問。提出した課題動画と関連する高校数学の基礎を問う一次選考で課題動画と書類を提出
総合型・理学部物理科学科発表と面接・口頭試問を各10分程度一次合格者に通知される発表テーマ、物理・数学の基礎
総合型・理学部化学科セミナー60分、確認テスト40分、面接・口頭試問セミナーの振り返りと化学の基礎
総合型・理学部地球圏科学科課題レポートの発表8分と、口頭試問を含む面接7分レポート・発表の内容、高校理科の基礎
総合型・工学部建築学科以外の5学科小論文60分と、その内容に関する口頭試問を含む面接志望学科の分野に関する資料の読み取りと説明
総合型・工学部建築学科スケッチに関する口頭試問を含む面接一次合格者に通知されるテーマでスケッチを準備し、二次選考に持参
総合型・スポーツ科学部スポーツ科学科は体育実技と自己PRを含む面接。健康運動科学科はグループディスカッションと自己PRを含む面接競技や活動の記録と、大学で学ぶ理由
アスリート特別選抜二次選考は小論文60分・800字程度と面接調査書、自己推薦書、推薦状、競技歴証明資料等の一次選考
公募推薦・A方式/地域枠原則、面接と個別試験2科目。医学科は40分程度のグループ面接スポーツ科学部実技型は面接と体育実技。成績・推薦等の条件は学部別に確認

総合型は法・経済・商・商学部第二部・理・工・スポーツ科学部で実施されています。人文・医・薬学部の対策を、同じ総合型選抜として説明しないようにしましょう。

A方式の個別試験は2科目合わせて60分、各50点です。面接は法学部40点、ほかの学部は20点で、提出書類も面接評価に使われます。医学科は受験生4~6人に面接者3人で、必要に応じて個人面接を行う場合もあります。医師としての適性評価により、科目の得点にかかわらず不合格になる場合があります。

出典:福岡大学公式2027年度総合型選抜要項・出願書類、2027年度学校推薦型選抜要項・出願書類。総合型要項5・7・13・18・24・27ページ、学校推薦型要項6~10ページ、アスリート特別選抜要項8ページを参照しています。

福岡大学の面接は、志望理由だけでなく、小論文・課題・活動について、本人が根拠を示して説明する準備が大切です。

資格や探究の実績を、学部で学ぶ理由につなげる

理学部・工学部なら、物理検定・化学検定・生物検定の学習、実験、プログラミングなどの経験が話の材料になります。情報分野の探究では、情報オリンピック予選Bランクなどの結果に加えて、解法を考え直した過程や、計算の方法を比較した経験も説明しましょう。

文系学部なら、語学・簿記・統計の学習を使った調査、地域活動、読書や資料の比較などが考えられます。医療系・スポーツ系も、本人が関わった活動、観察したこと、学びが必要だと感じた理由を整理してください。

ここで挙げた資格や活動が、すべて出願資格や加点対象になるわけではありません。例えば商学部の資格条件、理学部の成績・探究活動に関する条件、スポーツ系の競技実績などは、志望学部・学科の要項で確認が必要です。

学部・学科別の質問例と回答例

人文学部:資料や人の話を通して、どのような問いを持ちましたか

……(本人の読書・語学・歴史調査など)……では、……(比較した資料や意見)……によって見方が異なることに気付きました。……(自分で確かめたこと)……を踏まえ、大学では……(志望学科の分野)……を学び、人や文化を複数の視点から理解したいです。

法学部:意見が対立する問題を、どう考えましたか

……(本人が調べた身近なルールや社会問題)……では、……(異なる立場)……がありました。……(資料や制度を調べたこと)……を通して、意見だけでなく根拠を確かめる必要を感じました。大学では法の考え方を学び、公平な判断につなげたいです。

経済学部:データから、どのような社会の動きを考えましたか

……(本人の地域や経済の調査)……では、……(統計や聞き取り)……を比較しました。……(気付いた傾向)……がある一方、……(別の要因)……も考える必要がありました。大学では経済の理論と分析の方法を学び、根拠を持って社会の動きを考えたいです。

商学部・商学部第二部:資格の学習を、どのように使いましたか

……(本人の簿記・語学等の学習)……で学んだことを、……(実際の企画や調査)……で使いました。……(分かったことと不足していた知識)……から、大学では……(商学・経営・貿易など志望分野)……を体系的に学びたいと考えました。……(本人の学習計画)……も具体的に立てています。

理学部応用数学科・社会数理・情報インスティテュート:その解き方を選んだ理由は何ですか

……(本人が取り組んだ数学の問題や情報の課題)……では、……(条件を整理した方法)……を使いました。……(別の解法と比べたこと)……から、……(方法の利点と限界)……を考えました。大学では数理の基礎と応用を学び、手順の理由まで説明できる力を伸ばしたいです。

理学部物理科学科:実験結果を、どの法則で説明しましたか

……(本人の物理の学習や実験)……では、……(測定した現象)……に注目しました。……(式や図で考えたこと)……と結果を比較し、……(誤差や条件の影響)……を検討しました。大学では物理の基礎を学び、観察と理論を結び付けて理解したいです。

理学部化学科:学んだ内容で説明できたことと、疑問が残ったことは何ですか

……(本人の化学の授業や実験)……では、……(観察した変化)……を……(学んだ知識)……と結び付けて考えました。……(理解できたこと)……の一方、……(さらに確かめたいこと)……もあります。大学では化学を基礎から深く学び、物質の性質を説明する力を付けたいです。

理学部地球圏科学科:観察した場所の違いを、どう説明しましたか

……(本人の野外観察や環境調査)……では、……(場所・時期・条件の違い)……を記録しました。……(資料や測定との比較)……から、……(考えた原因)……があります。大学では地球や環境を科学的に学び、観察した事実と解釈を分けて考えたいです。

工学部機械工学科:制作の問題を、どう改善しましたか

……(本人の工作や機械の試作)……では、……(動作上の問題)……がありました。……(構造や条件の変更)……を試し、……(結果の違い)……を確かめました。大学では機械工学の基礎から学び、理由を説明して設計・改善できる力を伸ばしたいです。

工学部電気工学科:電気の利用で、どんな課題を考えましたか

……(本人の学習や調査)……から、……(電気やエネルギーの疑問)……に関心を持ちました。……(比較した条件や資料)……を通して、……(効率や安全性の課題)……を考えました。大学では電気工学を学び、仕組みを理解した上で課題の解決に取り組みたいです。

工学部電子情報工学科:情報を扱う仕組みを、どう確かめましたか

……(本人の回路・通信・プログラム等の試作)……では、……(入力と出力の関係)……を調べました。……(試した変更)……から、……(分かったこと)……があります。大学では電子と情報の基礎を学び、仕組み全体を理解して技術を使う力を付けたいです。

工学部化学システム工学科:化学の知識を、どのような課題に使いたいですか

……(本人の化学や生物の学習・実験)……では、……(反応や処理に関する疑問)……を調べました。……(条件を比較した経験)……から、……(効率や環境への影響)……も考える必要を感じました。大学では化学工学・応用化学・生物工学の学びを深めたいです。

工学部社会デザイン工学科:地域の課題を、どんな資料から考えましたか

……(本人の防災・交通・環境等の調査)……では、……(地域の記録や人の意見)……を比較しました。……(便利さと安全性などの課題)……があり、一つの条件だけで判断できないと感じました。大学では社会基盤や環境について学び、地域の生活を支える方法を考えたいです。

工学部建築学科:スケッチで、どのような考えを伝えたいですか

……(本人が観察した空間や制作した資料)……では、……(使う人の行動)……を意識しました。……(形・配置・動線などの比較)……を図や言葉で整理し、……(提案した内容)……を考えました。大学では建築の知識と設計を学び、生活に合う空間を考えたいです。

医学部医学科:医療に関する経験から、何を学ぶ必要があると感じましたか

……(本人の実際の経験や医療について調べたこと)……から、……(健康や医療の課題)……に関心を持ちました。……(学習・活動で理解したこと)……の一方、専門的な知識と他者との協力が必要だと感じました。大学では医学と倫理を学び、人の話を聞いて責任を持って行動できる医師を目指したいです。

医学部看護学科:相手の状況を理解するために、どう関わりましたか

……(本人の人を支える活動や交流)……では、……(相手の様子や希望)……を確かめながら関わりました。……(自分の思い込みに気付いた経験)……もあります。大学では看護の知識と技術を学び、その人の生活や思いを理解して支える力を付けたいです。

薬学部:薬について、どんな疑問を調べましたか

……(本人の化学・生物の学習や身近な経験)……から、……(薬の働きや適切な使用についての疑問)……を調べました。……(理解できた内容)……と……(専門的に学ぶ必要がある内容)……を整理しました。大学では薬学を学び、安全な薬物療法を支えられる薬剤師を目指したいです。

スポーツ科学部スポーツ科学科:競技の改善を、どう検証しましたか

……(本人の競技経験)……では、……(実際の課題)……を記録し、……(練習方法の変更)……を試しました。……(変化と残った課題)……があり、経験だけでなく科学的に考える必要を感じました。大学ではスポーツを専門的に学び、実践に生かしたいです。

スポーツ科学部健康運動科学科:運動を続けやすくするには、何が必要だと考えますか

……(本人の運動や地域活動)……では、……(参加者の違い)……によって取り組みやすさが異なりました。……(工夫した説明や活動)……から、……(気付いたこと)……があります。大学では健康と運動を学び、人に合った支援を考えたいです。

実績の説明は、本人の担当、判断の理由、結果と限界、大学で深めたい内容までつなげましょう。

発表・口頭試問・グループ面接に合わせた練習

理学部の発表や口頭試問は、資料や式を使って説明する練習が役立ちます。物理科学科と地球圏科学科では発表時間が異なり、化学科はセミナーを受けた上で理解を問われます。暗記した志望理由だけに頼らず、学んだ内容をその場で整理して伝える練習も必要です。

工学部は、自分で書いた小論文の主張と根拠を説明できるようにしましょう。建築学科のスケッチは、絵だけを意味するものではなく、文章・表・図・イラスト等を自由に配置するテーマの説明資料です。図の意図や比較した案も、本人の言葉で説明してください。

法学部や健康運動科学科の討論は、他者の意見を理解した上で、根拠を示して意見を述べる練習が有効です。医学科のグループ面接も、他の受験者の発言を聞き、質問に沿って簡潔に答えられるようにしましょう。

スキルパスでは、本人の探究・資格学習・制作などの記録から、学部と方式に合う説明を整理します。志望理由書、小論文、発表、面接の内容がつながるよう、一貫して対策します。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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2027年度の日程と、出願前の確認

公募制のA方式推薦・地域枠推薦は、2026年11月1日~10日が出願登録・入学検定料の払込期間です。出願書類の郵送は11月10日消印有効で、試験は11月29日、合格発表は12月9日の予定です。スポーツ科学部の実技型は、試験が11月26日です。

総合型選抜の二次選考は2026年10月10日に実施済みです。アスリート特別選抜は別日程で、二次選考が11月4日、合格発表が11月6日の予定です。医学科の地域枠推薦は、成績だけでなく、出身地・居住地や地域医療に関する条件も確認する必要があります。

面接の形式、科目、提出書類、課題の通知と持参物は、志望学部・学科の要項で確認しましょう。

公式の学校推薦型選抜案内も確認してください。志望理由の整理には、次の記事も参考になります。

福岡大学の志望理由書例文|総合型・推薦対策【2027年度】スキルパスの理系特化推薦対策

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