岐阜女子大学の総合型選抜は、文化創造学部と家政学部で実施されています。対策の中心は、本人が続けてきた活動と、志望する学科・専攻で学びたいことをつなぎ、自分の言葉で話せるようにすることです。
文章PR型は事前課題と約15分の面談、面談PR型は約30分の面談が基本です。健康栄養学科では、理科への関心についても尋ねると案内されています。
以下の質問・回答例は独自の架空練習です。公式過去問、合格者の回答、出題予告ではありません。省略箇所には本人の実際の経験を入れ、行っていない活動や取得していない資格を話さないでください。
岐阜女子大学の文章PR型・面談PR型の違い
| 受験型 | 主な準備 |
|---|---|
| 文章PR型 | エントリー後に届く課題から一つを選び、取り組んで提出。面談は約15分 |
| 面談PR型 | 学科・専攻への関心、学ぶ目的、高校での活動などを自分の言葉で伝える。面談は約30分 |
総合型には専願選抜と併願選抜があり、どちらにも二つの受験型があります。エントリーと正式出願は別の手続きです。また、エントリー後に受験型を変更できないため、課題と面談のどちらで自分の取り組みを伝えたいか、事前に考えておきましょう。
文章PR型の課題は、志望学科・専攻から示されたものに取り組みます。調査した内容、コンテストへの挑戦、高校生活で力を入れたことなどを題材にする場合も、その年度に届く正式な指示を確認してください。過年度の参考課題を、今年度の確定課題として使わないことが大切です。
文章PR型には、オープンキャンパスやオンライン個別相談会などで、志望学科・専攻の教員との面談が確認できた場合、面談を省略できる案内があります。行事に参加しただけで自動的に省略されると考えず、該当するか大学に確認しましょう。
面談PR型は、大学が一方的に質問を続ける場ではないと説明されています。暗記した長い自己紹介を話し切ることより、相手の問いを受け止め、経験と考えを伝え合う練習が役立ちます。
公募推薦の試験内容と、総合型の面談を混同しない
学校推薦型選抜の公募制は、全体の評定平均値3.0以上で学校長の推薦を受ける人が対象です。掲載要項では、筆記試験と調査書などによる判定が案内されており、総合型と同じ面談を受ける方式ではありません。
文化創造学部や生活科学科では小論文、健康栄養学科では化学基礎または生物基礎が中心です。書道専修には会場などの条件付きで実技を選べる案内もあります。実際に選べる科目・内容は、志望先の表で確認してください。
「推薦だから面接がある」と一括りにせず、総合型の受験型と、公募制の試験科目を分けて確認しましょう。出願する方式が決まってから、それに必要な書類・課題・筆記・面談の準備を進めることが大切です。
学科・専攻の学びにつながる実績の伝え方
文化創造学部では、地域の資料を記録した活動、書道作品、観光についての調査、子どもに関わる活動など、本人が取り組んだことから考えられます。作品なら完成品だけでなく、調べた資料、表現を変えた理由、制作中に気付いたことも振り返ってみましょう。
家政学部の建築・生活科学分野では、住まいの観察、模型や図面、衣服の制作、食育への関心なども独自の練習題材になります。健康栄養学科では、食や健康について何を学び、理科への関心がどう深まったのかを整理してください。
たとえば、生物検定・化学検定の学習、ITパスポート、統計を使った探究、作品コンテストへの参加なども、実際の経験があれば話題として考えられます。ただし、これは本人の経験を整理するための例です。総合型の必須資格や一律の加点対象を示しているわけではありません。
資格名・受賞名だけで終わらず、難しかった内容、実際に工夫したこと、大学で確かめたい疑問までつなげましょう。食や健康の探究では、自分の体験だけで健康効果や治療効果を断定しないことも大切です。
岐阜女子大学の面談に向けた質問例と回答の組み立て方
質問例1:なぜこの学科・専攻で学びたいのですか
…(本人の関心のきっかけ)…から、…(実際の学習や活動)…に取り組みました。そこで…(深めたい疑問)…を感じました。岐阜女子大学の…(公式情報で確認した学び)…を通じ、この点について学びたいと思っています。
将来の職業名だけでなく、これまでの経験と大学で学ぶ理由を結び付ける練習です。
質問例2:課題には、どのように取り組みましたか
私は…(正式課題に沿って本人が選んだテーマ)…に取り組みました。…(実際に調べた資料や制作方法)…を使い、…(分かったこと)…をまとめました。一方で…(確かめきれなかった点)…もあり、今後さらに調べたいと考えています。
文章PR型に向けた独自の練習例です。資料に書いたことと、本人の意見・予想を分けて説明できるか確認してください。
質問例3:理科を学ぶ中で、興味を持ったことは何ですか
…(授業や実際の検定学習など)…で、…(関心を持った内容)…を学びました。…(実際に調べたこと)…を通じ、…(理解が変わった点)…に気付きました。食と健康について学ぶうえでも、…(さらに必要だと思う知識)…を深めたいです。
健康栄養学科を考える人の練習例です。難しい専門用語を並べるより、本人が理解している範囲を正確に説明しましょう。
質問例4:作品や活動で工夫した点を教えてください
…(本人の作品や活動)…では、…(困っていたこと)…がありました。そこで…(実際に変えた方法)…を試しました。…(確認できた結果)…から、…(学んだこと)…を振り返りました。
コンテストに参加した場合も、応募・入選・受賞を正確に区別します。共同制作なら、他の人の仕事と本人の担当を分けて話してください。
質問例5:大学でどのように学びを深めたいですか
これまでは…(本人が取り組んできたこと)…を中心に学んできましたが、…(足りないと感じた点)…があります。大学では…(確認した授業や学修内容)…に取り組み、…(次に確かめたいこと)…について考えを深めたいと思っています。
具体的な授業名を使う場合は、現在の公式情報で確認しましょう。学べる内容を確かめず、希望する資格や職業だけを並べないことが大切です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
面談までのエントリー・出願と遠隔受験の条件
総合型専願選抜の2027年度面談は、2026年10月4日・18日の日程で実施されています。これから出願を考える場合は、併願選抜の受付状況と学科・専攻の募集状況を確認してください。
総合型併願選抜Ⅰ期は、11月13日〜20日がエントリー申込、11月30日〜12月7日が出願期間で、面談日は12月13日です。Ⅰ〜Ⅳ期の締切は消印有効、Ⅴ期は必着と案内されています。エントリーだけで受験手続きが済むわけではありません。
遠隔面談には、所定の事前講習会またはオンライン個別相談会への参加などの条件があります。希望する人は、出願時の選択項目と大学から届く案内を確認しましょう。文章PR型の面談省略とは別の仕組みです。
公式資料:2027年度学生募集要項、入試要項、総合型併願選抜。最新の変更情報と提出方法は大学の案内で確認してください。
スキルパスでは、本人の資格学習・探究・制作を振り返り、志望する学科・専攻に合う志望理由と面談の準備を支援します。相談は下のフォームからどうぞ。


