鹿児島純心大学の自己推薦選抜は、登録後に小論文と面談を受け、出願可の通知を経て出願する方式です。面談は個人で15~25分程度、公募制の学校推薦選抜の面接は個人で10分程度と異なります。学科ごとの自己推薦書と、登録から出願までの手順を確認しましょう。
人間教育学部教育・心理学科、看護栄養学部看護学科・健康栄養学科を扱います。以下は独自に作成した架空の練習用の質問・回答例です。過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の実際の経験を入れてください。学校推薦型は公募制のみを扱います。
自己推薦・公募推薦の面談と配点
| 方式・学科 | 面談・面接 | 併せて評価される内容 |
|---|---|---|
| 自己推薦:教育・心理学科 | 個人面談15~25分程度・50点 | 小論文60分50点、調査書25点、自己推薦書25点。計150点 |
| 自己推薦:看護学科 | 個人面談15~25分程度・50点 | 小論文60分50点、調査書30点、自己推薦書20点。計150点 |
| 自己推薦:健康栄養学科 | 個人面談15~25分程度・50点 | 小論文60分50点、調査書40点、自己推薦書10点。計150点 |
| 公募制推薦:教育・心理学科、健康栄養学科 | 個人面接10分程度・50点 | 小論文60分50点、調査書40点、推薦書10点。計150点 |
| 公募制推薦:看護学科 | 個人面接10分程度・50点 | 小論文60分50点、調査書30点、推薦書20点。計150点 |
自己推薦は、書類・小論文・面談から出願の可否を判定する仕組みです。出願可の通知を受けた後も、指定期間内にWeb出願と検定料の納入等が必要です。
出典:大学公式2027年度学生募集要項10~15ページ、入試情報2027。
自己推薦は「登録→小論文・面談→出願可否の通知→出願」の順です。登録だけで出願が終わるわけではありません。
自己推薦書の内容を、経験から説明する
教育・心理学科と看護学科の自己推薦書には、志望理由、学習活動、課外活動、課題研究等、資格・検定等を書く欄があります。健康栄養学科は別の様式で、志望理由、学業に関する活動、課題研究等、資格・検定等を整理します。
志望理由には学修計画と自己アピールも含める案内です。将来の希望に加え、本人が学習や活動で何に取り組み、どんな疑問を持ったかを説明できるようにしてください。
大会への参加・表彰、資格等を記載する場合、証明書等があればA4にそろえたコピーを添付します。経験を大きく見せるために成果を付け加えず、書類に書いた本人の役割や過程を話せるようにしましょう。
出典:公式の教育・心理学科/看護学科用自己推薦書・健康栄養学科用自己推薦書。
3学科の質問例と回答例
人間教育学部教育・心理学科:相手の学びや気持ちについて、何を考えましたか
……(本人が教育や心理に関心を持った経験)……から、……(学校での活動・学習支援・資料調査等)……に取り組みました。……(相手の反応を見て、説明や関わり方を変えた場面)……を通じ、自分の考えだけで相手を理解したつもりにならない大切さを学びました。大学では教育や心理を専門的に学び、……(さらに考えたい課題)……について理解を深めたいです。
英語・数学等の資格学習や探究の経験を話す場合も、本人がどう学んだか、他の人への説明で何を工夫したかを振り返ってください。活動の経験が少ない場合は、本人の学校での学びや調査から整理できます。
看護栄養学部看護学科:相手の立場を理解するために、何を心がけましたか
……(本人が看護や健康に関心を持った経験)……から、……(学習・探究・人と関わる活動等)……に取り組みました。……(相手の話を聞いたり、情報を調べ直したりしたこと)……を通じ、相手を理解する姿勢と、根拠を確かめる力が必要だと感じました。大学では看護を学び、人々の健康的な暮らしを支える方法を考えたいです。
生物検定や健康についての探究等に取り組んだ場合は、本人が理解した内容と、まだ分からないことを分けて説明しましょう。身近な人の病気を推測して話したり、本人がしていない医療行為を経験として話したりする必要はありません。
看護栄養学部健康栄養学科:食や健康を調べて、何が分かりましたか
……(本人が食生活や栄養に疑問を持った経験)……から、……(調査・記録の比較・実験・学習等)……に取り組みました。……(条件や資料を確かめて分かったこと)……を通じ、食について考えるには、身体の仕組みや科学的な根拠の理解が必要だと感じました。大学では栄養を専門的に学び、……(深めたい課題)……を考えたいです。
化学検定、生物検定、統計検定等の経験があれば、調べたことやデータの扱い方と関連付けて説明してください。本記事で挙げた資格が、そのまま加点対象になるという意味ではありません。
実績の名称と結果に加え、本人の役割、工夫、分かったこと、大学で深めたい疑問を説明してください。
小論文と面談を、書類に合わせて練習する
自己推薦・公募推薦ともに、小論文の時間は60分です。社会や志望分野の話題に触れ、文章や資料の内容を整理し、主張と根拠を分けて書く練習を進めましょう。
面談・面接の練習では、自己推薦書等に書いた経験に「なぜ始めたか」「どこを自分で考えたか」「大学で何を学びたいか」と質問してみてください。用意した文章を読み上げる練習だけにせず、問われた内容に応じて説明する練習を重ねます。
調査書は成績だけでなく、探究や特別活動等の内容も評価する案内です。本人の活動を振り返り、学校の先生に提出書類や推薦の準備を早めに相談しましょう。
スキルパスでは、本人の資格学習、探究、地域活動等を振り返り、志望理由書、小論文、面接まで一貫して準備を支援します。本人の経験から志望理由を整理し、書いたことと話すことがつながるよう練習を重ねます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の登録・出願日程と条件
自己推薦第2期は、登録2026年11月27日~12月4日必着、試験・面談12月12日、出願可否通知12月16日10時の予定です。出願可の通知を受けた場合、Web出願期間は12月17日~2027年1月4日、合格発表は1月13日10時の予定です。登録時の検定料は不要ですが、その後の出願時は必要です。
自己推薦は本学を専願し、2027年3月卒業見込み者、卒業後3年未満の者等が対象です。出願可の通知を受けた後は、必ず入学することを条件として出願する案内です。登録書類と、出願後の手続きを分けて確認してください。
公募制推薦は、現役または卒業後3年未満で、本学を専願し、学校長から推薦された者等が対象です。Web出願2026年10月26日~11月12日、書類提出11月2日~13日16時必着、試験11月20日、合格発表12月1日10時の予定です。
公募制推薦には第2志望学科を届け出る制度があります。第2志望での合格も専願となるため、進学したい学科かを考えたうえで届け出てください。
自己推薦の登録締切と、その後のWeb出願期間は別です。公募推薦の書類は11月13日16時必着で準備しましょう。
志望理由の整理には、次の記事も参考になります。


