関東学院大学の総合型選抜は、学部・学科/コースと部門によって、面接の有無や課題の内容が異なります。課題型・探究評価型・資格型を、すべて同じ面接形式として準備しないことが大切です。
自分が受ける部門の評価方法を確認し、提出書類や発表で示した取り組みを、自分の言葉で説明できるようにしましょう。 以下の質問・回答は独自に作成した架空の練習例で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
面接のある部門を確認|学部と募集期で選考が異なる
2027年度の9月・11月募集には、基礎学力評価型、課題型、資格型、探究評価型、社会活動評価型等があります。実施する部門は学部・募集期によって異なり、同じ部門名でも面接の有無や配点は共通ではありません。
例えば、理工学部・情報学部・建築・環境学部の基礎学力評価型には、面接が含まれていません。一方、これらの学部の課題型や資格型には面接があります。看護学部の11月募集は基礎学力評価型ですが、面接も行う選考です。
募集要項の自分の学部・部門の行を読み、書類、筆記、発表、口頭試問、面接のうち何が評価対象かを確かめてください。面接だけの練習で、発表や筆記への備えを省かないようにしましょう。
エントリーシートと学修計画を読み返す
事前課題のエントリーシートは、専願方式用と併願方式用で様式が異なります。いずれも400字以内の自筆で、2027年度の所定用紙を使います。
専願方式用では、志望先の入学者受け入れ方針を含む3つのポリシーと、入学後の学修計画を踏まえて志望理由を説明します。併願方式用は、大学入学後に取り組みたいことを記す形式です。書いた内容を読み返し、なぜ関心を持ったか、何を経験したか、入学後に何を学びたいかを話す練習が役立ちます。
学部別の準備|発表・資格・筆記を面接につなげる
理工学部・情報学部・建築・環境学部
理工学部の課題型・探究評価型では、書類審査100点、プレゼンテーション・口頭試問100点、面接100点です。情報学部も発表・口頭試問と面接を評価しますが、探究評価型では探究学習報告書を含む評価の区分が理工学部と異なります。
建築・環境学部の課題型は、書類、プレゼンテーション・口頭試問、面接が各100点。資格型は書類、資格、小論文、面接が各100点となり、資格を持っていれば面接だけで受けられる方式ではありません。
国際文化・人間共生・教育・栄養・看護の各学部
国際文化学部英語文化コースの11月募集・課題型プレゼンテーションでは、課題英文の音読と英語口頭試問もあります。人間共生学部の11月募集には、探究学習報告書と発表・口頭試問・面接による探究評価型等があります。教育学部の課題型小論文では、書類50点、小論文100点、面接100点です。
栄養学部は、基礎学力評価型・資格型とも面接があります。資格型の英語資格は出願資格の確認用で、資格点を加える形式ではありません。看護学部の11月募集は、書類100点、英語・国語・数学の基礎力テスト150点、面接100点です。全体の評定平均3.2以上、生物基礎と化学基礎の履修、理科の評定平均3.5以上という条件も確認しましょう。
社会・経済・経営・法の各学部にも、学部・募集期別の選考表があります。例えば法学部の社会活動評価型は、活動実績を証明する書類と面接が必要です。他学部の形式をそのまま当てはめず、自分の部門の表に沿って準備してください。
資格が評価対象になる方式と、任意の学習例を分ける
理工学部・情報学部の資格型には、所定の英語資格、またはジュニアマイスター顕彰制度の区分表に記載された資格・検定等の合計5ポイント以上という出願要件があります。どの資格でも認められるわけではなく、得点換算も指定の表に従います。
物理検定・化学検定・生物検定の学習や、情報オリンピックへの挑戦を、面接で説明する学習経験として振り返ることもできます。ただし、ここに挙げた実績すべてが資格型の出願要件や得点換算の対象になる、という意味ではありません。
実績を話すときは、資格名や大会名に加えて、自分が理解したこと、工夫した方法、まだ残っている疑問まで説明することが大切です。 取得していない資格や、実際には行っていない活動は加えないでください。
情報学部の11月募集|課題型と探究評価型の時間・持参物
課題型は調査内容7分程度、志望動機等3分程度
情報学部の課題型では、大学が示す情報分野から関心のある技術を調べ、その内容と大学でさらに学びたいことを発表します。調査内容等を7分程度、志望動機・自己アピールを3分程度にまとめ、その後に口頭試問と面接を10分程度行います。
発表資料はPowerPointで作成し、USBメモリに保存して持参します。大学が用意するPCを、受験生自身で操作する形式です。調べた技術の説明だけで終わらせず、その技術で何を解決できるか、自分は何を学びたいかも話せるようにしましょう。
探究評価型は発表5分以内、口頭試問5分、面接5分
探究評価型は、本人がこれまでに取り組んだ探究活動を一つ選び、所定の探究学習報告書を作成します。報告書はA4片面5ページ以内。発表は5分以内で、その後に口頭試問5分、面接5分が行われます。
当日の発表で持ち込めるのは、探究学習報告書と、発表資料を保存したUSBメモリです。読み上げ用原稿や本人のPC・タブレット・スマートフォン等は持ち込めず、発表者ツールも使用できません。インターネット接続はないため、必要なデータは事前に保存しておきましょう。
評価の視点には、問題意識を持った理由、他者と取り組んだ過程、資料やデータの適切さ、活動から得た気づき、大学での学びへのつながり等が示されています。この時間・条件は情報学部の11月募集に関するもので、他学部や別部門に共通の指定ではありません。
11月募集の出願日程
2027年度11月募集のWeb出願登録は、2026年11月2日9時〜11月17日17時です。出願書類は11月17日必着、試験は12月13日、合格発表は12月23日です。Web登録だけでは出願は完了しません。
大学は受験生サイトのメンテナンスに伴い、法人公式サイトに募集要項や課題を臨時掲載しています。学部別課題や探究学習報告書の条件は、該当する募集期の公式資料で確認してください。
質問例と回答例|取り組みの理由・方法・学びを説明
省略部分には本人の経験を入れてください。発表を行う方式では、回答の暗記だけでなく、資料や結果について質問された場合の説明も練習しましょう。
質問1|なぜこの学部・コースを志望したのですか
…(関心を持ったきっかけ)…から、…(実際の学習や活動)…に取り組みました。その中で…(分かったことや残った疑問)…がありました。貴学の…(公式情報で確認した学び)…に関心があり、…(入学後に取り組みたいテーマ)…を深めたいと考えています。
学部・コースの学びと、本人の経験の関係を説明しましょう。大学の説明を並べるだけでなく、自分が学びたい理由を補うことが大切です。
質問2|その探究課題を選んだ理由を説明してください
…(実際に経験した出来事や疑問)…をきっかけに、…(本人の課題)…を調べました。…(調査・実験・制作の方法)…を選んだのは、…(本人が考えた理由)…からです。取り組みを通して…(分かったこと)…がありました。
課題の大きさより、本人がなぜ疑問を持ち、どう確かめたかを説明できるようにしておきましょう。
質問3|資料や実験結果の根拠を、どのように確かめましたか
…(実際に使った資料・データ・実験結果)…について、…(比較や確認の方法)…で確かめました。…(分かった範囲)…は説明できますが、…(調べきれなかった点や条件の限界)…は残っています。今後は…(さらに確かめたいこと)…に取り組みたいです。
自分のデータから言えることと、まだ言えないことを分けてください。出典や実験条件を説明する練習も役立ちます。
質問4|資格の学習やコンテストへの挑戦から何を学びましたか
…(本人が実際に取り組んだ資格学習や大会)…では、…(難しかった内容)…に苦労しました。…(復習・検証・制作等の工夫)…によって、…(理解が変わった点)…がありました。この経験から、大学では…(さらに学びたい内容)…を学びたいと考えています。
理数系なら、物理・化学・生物の学習や情報分野の問題演習から、具体的な経験を選べます。成績や到達段階は、証明できる事実に合わせて説明しましょう。
質問5|他の人と取り組む中で、自分は何を担当しましたか
…(本人の実際の共同活動)…では、私は…(担当)…に取り組みました。…(意見や方法の違い)…に対して、…(相手に聞いたことや自分の対応)…を工夫しました。その結果…(実際の変化)…があり、…(学んだこと)…を今後にも生かしたいです。
グループ全体の成果を、そのまま自分だけの成果として話さないようにしましょう。本人の行動と、周囲の協力を区別して説明することが大切です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、学習・探究と面接の準備を
提出書類、発表資料、面接の説明を読み比べ、活動内容や志望理由に食い違いがないかを確認しましょう。受験する学部・部門の時間や持ち込み条件に合わせた練習も役立ちます。
スキルパスでは、本人の学習・探究・資格やコンテストへの取り組みを整理し、出願書類・発表・面接につながる準備を支援します。 実績づくりや面接練習について、下のフォームからご相談ください。


