宮崎国際大学の面接は、国際教養学部では日本語・英語、教育学部では日本語で行われます。総合型Ⅱ型は、探究発表とその内容についての質疑応答もある方式です。学部と方式に合った練習を進めましょう。
国際教養学部比較文化学科、教育学部児童教育学科を扱います。以下は独自に作成した架空の練習用の質問・回答例です。過去問や出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の経験を入れてください。学校推薦型は公募制の一般推薦のみを扱います。
総合型・公募推薦の面接と探究発表
| 方式 | 面接・発表 | 併せて評価される内容 |
|---|---|---|
| 総合型Ⅰ型:自己推薦型 | 個人面接50点。国際教養は日本語・英語、教育は日本語 | 小論文60分・600字程度100点、書類50点 |
| 総合型Ⅱ型:探究学習評価型 | 探究発表5分と内容への質疑応答10分で100点。別に個人面接50点 | 書類50点。探究学習報告書、成果物・発表記録、発表資料等を提出 |
| 学校推薦型:一般推薦Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ期 | 個人面接50点。国際教養は日本語・英語、教育は日本語 | 小論文60分・600字程度100点、書類50点 |
総合型Ⅱ型の面接も、国際教養学部は日本語・英語、教育学部は日本語です。発表後の質疑応答と面接は別に記載されています。発表の内容だけでなく、大学で学びたい理由も準備してください。
出典:大学公式の総合型選抜案内(国際教養学部・教育学部)、学校推薦型選抜案内(国際教養学部・教育学部)。
国際教養学部は日本語と英語の両方で、自分の経験と志望理由を説明する練習が必要です。教育学部は日本語の面接に備えましょう。
活動経験から、大学で学ぶ理由を整理する
国際教養学部を志望する場合、英語の資格や海外への関心に加えて、異なる背景の人と関わった経験を振り返りましょう。相手の話をどう理解し、意見が異なった場面でどう対応したかまで説明すると、本人の考えが伝わります。
教育学部を志望する場合は、子どもと関わった活動、学習支援、学校での経験などから、教育について考えたことを整理してください。子どもが好きという気持ちと、子どもの学びをどう支えたいかの両方を、自分の経験を基に話せるようにしましょう。
資格やコンテストは、学んだ過程を説明する材料にもなります。英検、数学検定、統計検定等に取り組んだ場合は、苦手だった点、工夫、学習を続けた理由を振り返ってください。取得していない資格や経験のない活動を、回答例から借りて話すことは避けましょう。
2学部の質問例と、英語・探究発表の練習例
国際教養学部比較文化学科:考え方の違いから、何を学びましたか
……(本人が異なる文化・言語・価値観に関心を持った経験)……から、……(交流・調査・英語学習等)……に取り組みました。……(相手の意見を聞き、自分の考えを見直した場面)……を通じ、言葉を知ることと、相手の背景を理解することの両方が必要だと感じました。大学では……(さらに考えたい文化や社会の課題)……について学びたいです。
留学経験の有無だけで話を組み立てる必要はありません。地域での交流や資料調査など、本人が実際に関わった経験から、疑問と大学で学びたい内容を説明してください。
教育学部児童教育学科:子どもの学びを、どう支えたいですか
……(本人の学習支援・子どもとの活動・学校での経験)……では、……(相手が困っていたこと)……がありました。……(説明や関わり方を変えたこと)……によって、……(相手の反応と、自分が気づいたこと)……がありました。大学では子どもの理解や学びについて専門的に学び、一人ひとりに合った支援を考えたいです。
これは練習例です。一度の活動で教育の効果を証明したように話さず、観察できた事実、自分の考え、まだ分からないことを区別しましょう。
国際教養学部の英語面接:活動を通じて学んだことを話す練習
I took part in ……(本人の活動)……. My role was ……(担当したこと)……. At first, ……(困ったこと)……. I tried ……(工夫)…… and learned ……(学んだこと)……. At university, I would like to study ……(学びたい内容)…….
これは独自の英語練習例で、実際の質問や必要な語数を示すものではありません。本人が理解できる語句で話し、内容を尋ねられたときも説明できるようにしましょう。日本語で書いた長い回答を、そのまま英訳して暗記する必要はありません。
総合型Ⅱ型:探究の結果から、どんな課題が残りましたか
……(授業で取り組んだ探究テーマと、本人の疑問)……について、……(調査・比較・実験等の方法)……で確かめました。……(結果)……が得られた一方、……(調査対象や方法の限界)……が残りました。……(校内外の発表会等で受けた意見)……も踏まえ、大学では……(さらに学びたい内容)……を深めたいです。
総合型Ⅱ型には、高校の授業で探究活動・課題研究に取り組み、校内外のコンテストや発表会等に出場した経験が必要です。練習では5分の発表を通して行い、その後に方法、結果、本人の役割を問い直してみてください。
実績の名前に加え、自分の役割、工夫、分かったこと、残った疑問を説明すると、大学で学ぶ理由が具体的になります。
小論文・書類・発表をつなげて練習する
総合型Ⅰ型と一般推薦には小論文があります。学部の専門分野に関する話題を調べ、意見と根拠を整理し、60分で文章にまとめる練習を進めましょう。書類に書いた関心と、面接で話す内容も確認してください。
総合型Ⅱ型は、探究学習報告書と成果物・発表記録等に加え、パワーポイントで作成した発表資料をUSBメモリに保存し、保護して提出する案内です。調査方法や数値の意味を自分で説明できる資料を用意しましょう。
国際教養学部の総合型Ⅰ型で、小論文の英語による出題・解答、または志望理由書の英語による記載を希望する場合は、事前の連絡が必要です。面接が日英であることと、書類・小論文で英語を選ぶ手続きは分けて確認してください。
スキルパスでは、本人の資格学習、探究、交流、教育に関わる経験を振り返り、志望理由書、発表、小論文、面接の準備を支援します。自分が行ったことを根拠に、質問に応じて説明する練習を重ねます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の日程と出願条件
総合型Ⅰ型・Ⅱ型は、2026年3月卒業者または2027年3月卒業見込み者で、本学への入学を強く希望する専願者等が対象です。第3回は出願2027年1月4日~29日、試験2月6日、合格発表2月19日。第4回は出願3月1日~8日、試験3月13日、合格発表3月23日の予定です。
公募制の一般推薦は、学校長の推薦と学部ごとの条件が必要です。教育学部は全体の学習成績の状況が普通科系3.0以上、専門学科系・総合学科3.2以上等が条件です。国際教養学部は同じ全体の成績条件のほか、英語の成績、英検準2級以上等、大学が示す条件のいずれかを満たす必要があります。
一般推薦Ⅰ期は出願2026年11月2日~9日、試験11月14日、合格発表12月1日。Ⅱ期は出願12月1日~14日、試験12月19日、合格発表12月25日。Ⅲ期は出願2027年1月4日~29日、試験2月6日、合格発表2月19日の予定です。Ⅰ期・Ⅲ期は専願、Ⅱ期は専願・併願の区分があります。
出願期間の最終日は消印有効です。総合型Ⅱ型の探究・発表経験の条件と、学部ごとの面接言語も確認してください。
志望理由を整理する際は、次の記事も参考になります。


