武蔵野大学の総合型選抜は、Ⅰ期・Ⅱ期・Ⅲ期で選考の組み合わせが異なります。志望理由を話す練習に加えて、学科別に公表された口頭試問の内容を確認することが大切です。
武蔵野大学の面接対策は、志望する学科の口頭試問と提出課題を確認し、本人の経験・学習・志望理由を具体的に説明することから始まります。この記事は2027年度の総合型選抜を扱います。質問・回答例は独自の架空練習で、公式過去問や実際の合格者の回答、出題予告ではありません。
Ⅰ期・Ⅱ期・Ⅲ期の面接と選考の違い
| 方式 | 主な選考と面接 |
|---|---|
| Ⅰ期・面接型 | 一次は書類選考。二次は書類と約20分の面接・口頭試問等。学科によって追加の試験・課題あり |
| Ⅱ期・基礎学力型/奨学金対象 | 一次はマークシート式の基礎学力検査。一次通過者が二次の書類審査と約10分の面接へ |
| Ⅲ期・オンライン面接型 | 通信制のデータサイエンス学科のみ。書類と、オンラインでの面接・口頭試問約20分 |
Ⅰ期・Ⅱ期でも、通信制のデータサイエンス学科はオンラインで面接を行う案内です。大学名と「総合型」という呼び方だけで、試験会場や所要時間を一律に考えないようにしましょう。
Ⅰ期のアントレプレナーシップ学科には、3〜5人のグループに教員2人が付く討論があります。事前説明を含め90分の討論と、約20分の面接・口頭試問は別です。薬学科の二次には60分の基礎学力検査があります。面接だけの入試ではありません。
日本文学文化学科のⅠ期は、小論文を事前に提出し、選んだ本の現物を面接・口頭試問で使う案内です。小論文は一部であっても生成AIを使用して作成してはいけません。本記事の練習例を、提出する小論文へ転用しないでください。
学科別に公表された口頭試問を確認
大学は、面接を伴う入学者選抜の口頭試問について、学科別の概要を公表しています。以下は主な内容の要約です。具体的な問題を予告するものではありません。
| 学科 | 口頭試問の主な内容 |
|---|---|
| 日本文学文化 | 現代文または古文の音読と、内容についての基礎的な質問 |
| グローバルコミュニケーション | 英文・日本文等の音読と内容の質問 |
| 日本語コミュニケーション | 約100語の英文の音読と内容の質問、コミュニケーション |
| グローバルビジネス | 面接を英語で実施 |
| 法律 | 英文の音読と和訳 |
| 政治・経済 | 政治は国内外の政治・時事、経済は社会・経済・歴史の基礎 |
| 経営・会計ガバナンス | 経営は携わりたいビジネスの基礎。会計は基礎計算や経営・経済、簿記経験者には簿記・会計の基礎 |
| アントレプレナーシップ | 経済・ビジネス・社会問題・SDGsの基礎 |
| データサイエンス/国際データサイエンス学部の同学科 | 情報Ⅰまたは情報Ⅱの基礎 |
| 人間科学 | 英文または日本文の音読と内容の質問 |
| 社会福祉 | 現代日本の社会福祉に関する基礎 |
| ウェルビーイング・サステナビリティ | 前者は関連する図表等の資料、後者は持続可能な社会の課題・対策の基礎 |
| 数理工学 | 数学Ⅰ・Ⅱ・A、Bの数列、Cのベクトル |
| 建築デザイン | 建築・都市に関する基礎 |
| 教育・幼児教育 | 教育は国語・数学・地理歴史・理科・英語の基礎。幼児教育は保育等の文章の音読と質問 |
| 薬・看護 | 薬は志望に関する総合的な問いや論理的思考・社会への関心。看護は論理的思考・課題解決力 |
音読、翻訳、資料の読み取り、教科内容の説明では、必要な練習が異なります。志望理由の暗記だけに時間を使わず、志望学科が示す内容を自分で説明できるか確かめてください。
国際系だからすべて英語の面接、理系だからすべて数学の口頭試問というわけではありません。同じ大学の別学科の対策を、そのまま当てはめないことが大切です。
提出した活動・作品・課題を自分の言葉で説明する
Ⅰ期は、出願資格に応じたエントリーシートや課題・作品等を確認する必要があります。資格の結果、制作物、学外活動など、何を根拠に出願するのかを整理し、本人が担当した内容を正確に説明しましょう。
情報系なら、プログラムで何を実現し、どの部分を本人が作り、どの条件で動作を確かめたかを振り返れます。情報オリンピック予選Bランク等の実績が本人にある場合も、どんな学習をしたか、まだ理解できていない点は何かまで説明する練習が考えられます。
数理・薬学等では、数学や理科の学習と関心を持った課題との関係を説明する方法もあります。統計検定、物理検定、化学検定、生物検定などを学習した経験を話す場合も、実際の級・結果と理解した内容を分けて伝えてください。これらは独自の学習例であり、挙げた資格・ランクが一律に出願資格や加点になるという意味ではありません。
文系の学科でも、読書、言語学習、地域活動、企画など、本人の経験から具体的に説明できます。感想だけで終わらず、何を調べ、どんな疑問が残り、大学で何を学ぶ必要があると考えたかを整理しましょう。
実績や作品を大きく見せるより、本人が行ったこと・理解したこと・まだ分からないことを分けて説明しましょう。共同制作では本人の担当を示し、ほかの人の成果や既存のプログラムまで自分の成果として話さないでください。
アントレプレナーシップの討論では、相手の根拠を聞いて応答し、共通点や違いを説明する自主練習が考えられます。実際の討論内容のSNS等への投稿は禁止されています。練習の振り返りと、本番の内容を公開することは区別してください。
面接・口頭試問で練習したい質問と回答例
以下の省略箇所には本人の事実を入れてください。学科別の公式概要を踏まえた独自の練習であり、実際の質問を再現したものではありません。
質問1|武蔵野大学のその学科で、何を学びたいですか
…(実際の学習や活動)…を通じて、…(本人が持った疑問)…に関心を持ちました。現在は…(調べた範囲や理解)…まで学んでいます。貴学の…(公式情報で確認した学科の学び)…を通じて、…(具体的な学修課題)…に取り組みたいです。
学科選択の理由を説明する独自練習です。大学への印象だけでなく、本人の関心との関係を具体的にしましょう。
質問2|提出した作品や活動で、何を担当しましたか
…(実際の作品・活動)…では、私は…(本人が担当した作業)…を行いました。…(実際に困ったこと)…に対し、…(試した方法)…を行い、…(確認できた結果)…がありました。ただし、…(残った課題)…は解決できていません。
情報・デザイン・企画等に応用できる独自練習です。使った資料や、共同制作者の仕事も区別して説明してください。
質問3|学習した内容や、資料の読み取りを説明できますか
…(学習した用語や資料の内容)…について、私は…(本人が理解した内容)…と考えました。根拠は…(式・文章・図表等の具体的な箇所)…です。一方、…(判断できないこと)…は、この資料だけでは説明できません。
教科内容や資料を言葉で説明する独自練習です。数学の範囲、音読・翻訳の言語等は、志望学科の公式案内に合わせて別に練習してください。
質問4|読書や調査で、ほかの人の意見をどう受け止めましたか
…(本人が実際に読んだ資料)…では、…(その資料の主張)…と述べられていました。私は…(共通する点)…に納得しましたが、…(異なる見方)…も考えています。理由は…(本人が確認した根拠)…です。
読解や社会の課題を考える独自練習です。他人の意見と本人の考えを区別してください。日本文学文化学科の提出小論文を、この例に沿ってAIで作成するためのものではありません。
質問5|グループで意見が分かれたら、どう考えますか
…(相手の意見)…は、…(相手の根拠)…を重視した考えだと理解しました。私は…(共通する点)…に賛成です。一方、…(検討が必要な点)…もあるため、…(確認したい条件や別の案)…について考えたいです。
討論を見据えた架空の練習です。全学科で討論が行われることを示すものではありません。
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合格へ
出願日程とスキルパスの面接準備
2027年度Ⅰ期の二次選考は、2026年10月18日に実施済みです。出願時に示した課題や資格と、面接・口頭試問の内容は、各学科の要項で確認してください。
Ⅱ期は2026年10月28日〜11月10日出願、一次の基礎学力検査は11月29日、二次の面接は12月13日です。出願書類は締切日消印有効です。第2志望制を使い、一次で両学科を通過した場合も、二次に進めるのは第1志望学科のみです。
Ⅲ期は通信制のデータサイエンス学科が対象で、2027年1月18日〜29日出願、2月21日オンライン試験です。通学制の各学科にも同じⅢ期があると読み替えないでください。
公式資料:2027年度入学試験要項・出願書類、Ⅰ期・面接型、学科別口頭試問の概要、アントレプレナーシップの討論、日本文学文化の小論文。最新の出願資格・課題や、書類の本人作成に関する条件を公式案内で確認してください。
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