東京都立大学の志望理由書では、幅広い学部の中から、なぜその専門を学びたいのかを自分の実績から説明しましょう。7学部それぞれに合わせ、資格、調査、制作、コンテストへの挑戦を大学での学びにつなぐ例文を紹介します。
AI時代の志望理由書では、将来の目標を支える「自分が実際に取り組んだこと」が重要です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
東京都立大学の志望理由書|実績と大学での学びをつなぐ書き方
AIで整えた将来像だけでは、差がつきにくい
生成AIを使えば、社会課題や将来の仕事について、整った文章を作れます。だからこそ、「将来は最先端の技術で社会に貢献したい」という文章だけでは、あなた自身が見えてきません。
一方、自分で取った資格、作った作品、実験の失敗、改善のために比較したデータには、その人の行動が表れます。「なぜその分野なのか」「入学後も学び続けられるのか」を伝えるには、過去の取り組みを根拠にすることが重要です。
私はAIに興味があります。貴学で最先端の情報技術を学び、社会に貢献できる人材になりたいです。
私は図書の検索アプリを制作しました。検索が遅くなる原因を調べ、処理方法を見直した経験から、アルゴリズムとデータ構造を体系的に学びたいと考えています。
資格の取得で終わらず、学んだことを使う
ITパスポート、統計検定、数学検定などの資格は、学習の積み重ねを示す実績になります。さらに、その知識を探究や制作に使えば、志望分野への関心を具体的に説明できます。
たとえば統計を学んだなら、集めたデータのばらつきや、結果をどう解釈したのかまで書くと、取り組みが具体的に伝わります。プログラミングなら、何を作り、どこでつまずき、どう直したのかが大切です。取得した資格と、その知識を自分で考えて使った経験を組み合わせることが、実績重視の志望理由書の出発点です。
以下は、学部ごとの学びに合わせて設定したモデルケースです。資格・活動・成果は、自分自身の経験に置き換えてください。省略部分には自分の経験や具体的な学修計画を補ってください。
人文社会学部の志望理由書例文
実績の軸:英検2級/地域の文化・言語に関する比較調査と発表
例文 01|資料の比較と探究発表から人と社会を理解する学びへ
私は、人の言葉や行動を、文化や社会の背景とともに理解したいと考え、貴学人文社会学部を志望します。…(この分野に関心を持ったきっかけを書く)…
英検2級の取得と並行し、地域の文化を紹介する資料を比較して発表しました。同じ習慣でも資料によって説明が異なり、書いた人の立場や時代を確かめる必要がありました。自分の印象だけで説明する難しさを感じました。
この経験から、資料を批判的に読み、人や社会を捉える方法を学びたいと考えるようになりました。貴学に入学後は…(志望学科の学びに合わせ、具体的に学びたい内容や研究テーマを書く)…。志望学科の学問に即して、自分の解釈を根拠とともに説明できるようになりたいです。
この例文のポイント:英語の資格と資料比較の実績を、人文・社会分野で学ぶ方法への関心につなげています。
法学部の志望理由書例文
実績の軸:統計検定3級/地域の制度比較・政策提案の発表
例文 02|統計と制度の調査から公平なルールを考える学びへ
私は、社会のルールが人の暮らしにどう関わるかを学びたいと考え、貴学法学部を志望します。…(この分野に関心を持ったきっかけを書く)…
統計検定3級の学習を生かし、自治体の支援制度と利用状況を調べて発表しました。同じ目的の制度でも対象や手続が異なり、利用者数だけでは公平さを判断できないと気づきました。誰にどのような条件で権利が認められるかを確かめ直しました。
この経験から、法や政治の考え方から、制度の目的と限界を理解したいと考えるようになりました。貴学に入学後は…(志望学科の学びに合わせ、具体的に学びたい内容や研究テーマを書く)…。具体的な問題を、根拠となるルールや異なる立場から検討する力を身につけたいです。
この例文のポイント:資格で学んだ方法と制度調査を結び、法学・政治学を学ぶ必要性を示しています。
経済経営学部の志望理由書例文
実績の軸:日商簿記3級/販売企画・ビジネスプランコンテストへの応募
例文 03|簿記と企画提案から企業の判断を理解する学びへ
私は、企業や市場の仕組みを理解し、事業の継続を考えたいと考え、貴学経済経営学部を志望します。…(この分野に関心を持ったきっかけを書く)…
日商簿記3級に合格し、学校の販売企画を基に事業案をコンテストへ応募しました。利益の計算に加え、需要が変わる条件や仕入れの負担を検討しました。記録した数字から、将来の判断に必要な情報をどう見つけるかに関心を持ちました。
この経験から、会計と経済・経営を関連づけて意思決定を理解したいと考えるようになりました。貴学に入学後は…(志望学科の学びに合わせ、具体的に学びたい内容や研究テーマを書く)…。企画の実現可能性を、複数の根拠から説明できるようになりたいです。
この例文のポイント:簿記の取得から実際の企画、そこで残った問いまでを一つの流れで示しています。
理学部の志望理由書例文
実績の軸:理科検定2級・数学検定/条件を変えた実験・科学系コンテストへの応募
例文 04|理科検定と比較実験から現象を説明する学びへ
私は、自然現象が起こる理由を、観察と理論から理解したいと考え、貴学理学部を志望します。…(この分野に関心を持ったきっかけを書く)…
…(志望学科に合わせた物理・化学・生物などの科目や数学の資格を書く)…の学習を基に、比較実験を科学系コンテストへまとめて応募しました。条件をそろえても結果がばらつき、測り方と仮説の両方を検討する必要がありました。
この経験から、観察した結果を、数理や科学の基礎から説明したいと考えるようになりました。貴学に入学後は…(志望学科の学びに合わせ、具体的に学びたい内容や研究テーマを書く)…。志望学科の専門を学び、結果が予想と違ったときにも理由を追究できるようになりたいです。
この例文のポイント:資格は自分が取得した科目・級に置き換え、実験の過程と学問的な問いを主に伝えます。
都市環境学部の志望理由書例文
実績の軸:統計検定3級・理科検定2級/暑さや移動環境の調査・改善案の発表
例文 05|地域観察とデータの分析から都市を考える学びへ
私は、人が暮らす都市の環境を、科学と生活の両面から学びたいと考え、貴学都市環境学部を志望します。…(この分野に関心を持ったきっかけを書く)…
統計や理科の資格学習を生かし、地域の暑さや移動環境を調べて改善案を発表しました。測定地点や時間によって結果が異なり、平均値だけでは困っている人の状況を捉えきれないと気づきました。土地の使い方や建物との関係も調べたいと思いました。
この経験から、都市の構造や環境を、現場の条件と関連づけて学びたいと考えるようになりました。貴学に入学後は…(志望学科の学びに合わせ、具体的に学びたい内容や研究テーマを書く)…。志望学科の専門に合わせ、東京などの都市を対象に問いを深めたいです。
この例文のポイント:都市の調査を、データと人の暮らしの両方から考えた経験として示しています。
システムデザイン学部の志望理由書例文
実績の軸:日本情報オリンピック予選Bランク/プログラムや機器の試作・比較検証
例文 06|情報オリンピックと試作からシステムを設計する学びへ
私は、仕組みを理解し、人に役立つシステムを設計したいと考え、貴学システムデザイン学部を志望します。…(この分野に関心を持ったきっかけを書く)…
日本情報オリンピックで予選Bランクとなり、…(志望学科に合う情報・電子・機械・デザインなどの制作を書く)…にも取り組みました。想定外の入力や使用条件で動作が変わり、処理だけでなく構成や利用場面も見直す必要がありました。
この経験から、数理や工学の基礎を使って、設計の理由を説明したいと考えるようになりました。貴学に入学後は…(志望学科の学びに合わせ、具体的に学びたい内容や研究テーマを書く)…。試作を重ねた経験を、志望学科での専門的な開発や評価へ発展させたいです。
この例文のポイント:取得・達成した実績と、自分が作ったものを結びつけ、志望学科に応じて具体化できます。
健康福祉学部の志望理由書例文
実績の軸:理科検定2級/健康情報・動作・計測に関する探究発表
例文 07|理科と生活の探究から健康を支える専門へ
私は、専門的な知識と、人の生活への理解を備えた支援を学びたいと考え、貴学健康福祉学部を志望します。…(この分野に関心を持ったきっかけを書く)…
理科検定2級の学習を基に、…(看護・理学療法・作業療法・放射線のうち志望分野に合う探究を書く)…を発表しました。体や測定値について調べるうちに、それだけでは本人の困りごとを十分に理解できず、生活環境にも目を向ける必要があると気づきました。
この経験から、身体の知識と、生活を支える専門的な方法を学びたいと考えるようになりました。貴学に入学後は…(志望学科の学びに合わせ、具体的に学びたい内容や研究テーマを書く)…。志望学科で学ぶ評価や支援を、自分の探究で生まれた問いと結びつけたいです。
この例文のポイント:提出用では志望学科と資格の科目を合わせ、自分の活動に置き換えて専門への関心を説明します。
自分の志望理由書に置き換える、5つの確認ポイント
- きっかけ:関心を持った出来事を、短く具体的に書けているか。
- 実績:資格・探究・制作について、自分が担当した内容を説明できるか。
- 試行錯誤:最初の方法、気づいた問題、改善したことが分かるか。
- 大学との接点:活動で残った課題と、志望学科の学びがつながっているか。
- 将来像:過去の経験と大学での学びを踏まえた目標になっているか。
実績から書き始めるための整理メモ
私が取り組んだことは【活動・資格・制作】です。
その中で、私は【自分の役割と工夫】を担当しました。
【記録・比較・発表】を通して、【得た力・気づき】がありました。
一方、【今の知識では解決できない課題】が残りました。
そこで、東京都立大学【志望学科】で【関連する学問・技術】を学び、【取り組みたいこと】につなげたいと考えています。
このメモが埋まらない場合は、文章を飾る前に、実績の整理や追加の取り組みが必要です。途中の作品や失敗した実験にも、自分で考えた過程が残っています。完成度だけでなく、何を確かめ、次にどう直すのかまで振り返ってみてください。
AI時代の志望理由書対策は、実績づくりからスキルパスへ
志望理由書は、提出直前の添削だけで完成するものではありません。書く根拠となる資格や活動を積み上げ、その経験から大学で学びたいことを見つける準備が重要です。AIで文章を整えやすくなった今こそ、自分の言葉で説明できる実績が強みになります。
理系大学院講師が中心のスキルパスでは、志望分野に合わせた資格取得や探究・制作の計画から、活動の振り返り、志望理由書、面接まで一貫して対策します。情報系ならプログラムとデータ、機械系なら試作と検証、建築系なら調査と提案というように、学部の学びに合う実績づくりから相談できます。
スキルパスのカリキュラムなら、資格取得の設計から学修計画書の作り込み、小論文・面接対策まで一貫して仕上げられます。実績作りが重要ですが、コツさえつかめば誰でも簡単にできます。
総合型×理系×実績
実績づくりから志望理由書まで
- STRENGTH 01総合型選抜に特化
志望理由書・面接・小論文・実績作りまで、専門講師が一貫してサポートします。
- STRENGTH 02理系志望に最適化
プログラミング・データサイエンス・IT資格など、理系大学が評価する実績作りに直結します。
- STRENGTH 03実績を志望理由書へ
資格や探究・制作の経験を振り返り、志望学科で学びたいことにつなげます。
実績と大学での学びのつながりが重要です。資格・探究・制作から書類・面接まで、志望分野に合わせて一貫して対策します。
実績づくり・志望理由書を相談する
國武 塾長現役私立大学兼任教員/入試制度研究者・社会工学専攻講師紹介を見る
オンライン個別指導
オンラインだからこそ、理系の専門家から学べる
地理的条件に縛られず、日本全国から
理系の第一線で活躍する講師が集結
現役の研究者大学院生エンジニアが直接指導
- 全国どこからでも受講
- 徹底伴走
- 質問は24時間受付
完全個別指導
一人ひとりの実績と志望校に合わせて、マンツーマンで対策します。
実績づくりから出願まで
資格やコンテストの実績づくりから、志望理由書・面接・小論文までを一貫して支えます。
東京都立大学の志望理由書でよくある質問
大きな受賞歴がないと、実績重視の志望理由書は書けませんか?
全国大会での入賞だけが実績ではありません。資格の取得、自分で制作した作品、継続した観察や実験、改善の記録も、取り組みを示す材料になります。規模よりも、志望分野との関係と、自分の工夫を具体的に書くことが大切です。
資格は、たくさん並べた方がよいですか?
志望分野に関わる資格を中心に、なぜ学び、どの活動に使ったのかまで示す方が、学習の意味が伝わります。取得数を増やすことだけを目的にせず、探究や制作と組み合わせて実績を積み上げましょう。
同じ情報系の活動を、複数の学部の志望理由に使えますか?
使えます。ただし、学びたい内容は学部・学科に合わせて具体化する必要があります。アプリ制作でも、情報工学ならシステムの仕組み、経営デザインなら運営上の課題、ロボティクスなら機体と制御との関係が中心になります。
例文を参考にした後、面接に向けて何を準備すればよいですか?
活動の記録、制作物、比較したデータなどを見返し、「なぜその方法を選んだか」「何がうまくいかなかったか」「大学では何を学びたいか」を説明する練習が役立ちます。書いた文章と、実際に取り組んだことが一貫しているか確認してください。
大学公式情報で学部の学びを確認
例文は学部の学びにつながる経験を整理するためのモデルケースです。志望学科の学びと、出願する方式の提出書類・様式を確認し、自分の経験に合わせて具体化してください。
学部構成・学びの確認:2026年10月17日。
東京都立大学の志望理由書・実績づくりを無料相談
「今ある活動をどう書けばよいか」「これから何に取り組めばよいか」と迷っている方は、無料受験相談をご利用ください。志望学部と現在の経験に合わせて、資格・探究・制作から志望理由書までの準備を相談できます。

