岩手大学の面接対策は、教育・理工・農・獣医のどの分野を、どの方式で受けるかを確認するところから始まります。制作のプレゼンテーションがある方式も、事前提出した課題論文について口頭試問がある方式もあり、準備の内容は同じではありません。

「取り組んだ実績」と「大学で学ぶ必要があること」を、自分の経験から説明しましょう。 探究や資格の名前より、何を理解し、どこで疑問を持ったのかが、回答を具体的にする材料になります。

この記事の質問・回答は練習用の想定例です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。活動と実績は架空のモデルです。

岩手大学の総合型選抜と面接内容

教育学部|実技と、教育を学ぶ理由

2027年度の総合型選抜Ⅰは、中学校教育コースの音楽・美術・保健体育サブコースが対象です。実技検査と面接等で評価します。美術では、制作した作品や芸術活動の資料ファイルを持参し、面接で説明を求められます。

自分が演奏や制作、競技を続けてきた理由に加え、その経験から教育について何を考えたのかを整理しましょう。得意であることと、教えることへの関心を分けて考えると、志望理由が具体的になります。

教育学部総合型選抜Ⅰ・2027年度募集要項

理工学部|口頭試問とプレゼンテーションを区別

総合型選抜Ⅰのものづくり系プログラム、地域防災・まちづくりプログラムでは、面接に口頭試問を含み、プレゼンテーションも実施します。口頭試問の教科・範囲はプログラムによって異なります。

ものづくり系では制作の目的、本人の担当、比較・改良の過程を説明する練習が役立ちます。防災・まちづくりでは、活動や関心を、地域の状況と今後の学修へ結び付けましょう。

総合型選抜Ⅱは別の選考です。クリエイティブ情報コースには独立した募集要項もあるため、自分が受ける方式の資料を確認してください。

理工学部総合型選抜・2027年度募集要項

農学部|課題論文と学力の準備を並行

農学部総合型選抜Ⅰには個別の教科テストがあり、面接の口頭試問は事前提出の課題論文を中心に行います。総合型選抜Ⅱとは試験内容が異なります。

書いた文章について、参考資料の内容と自分の意見を区別し、結論に至った根拠を説明する練習が必要です。「農業に貢献したい」だけでなく、対象となる課題や、まだ説明できていない点を整理しましょう。

農学部総合型選抜・2027年度募集要項

獣医学部|面接と共通テストの両方に対応

共同獣医学科の総合型選抜Ⅱは、面接と大学入学共通テストを用いる選考です。面接練習だけに偏らず、必要な学力の準備も続けることが大切です。

動物が好きという思いに加え、獣医学を専門として学びたい理由を整理しましょう。見学の経験がある場合も、自分が観察した範囲を超えて専門的な判断をしたように話す必要はありません。

獣医学部総合型選抜Ⅱ・2027年度募集要項

実績を面接で説明する準備

理工系なら制作物や実験の記録、農・獣医系なら観察や調査の記録、教育系なら実技の振り返りなど、本人が取り組んだことを説明する材料を整理してください。試験会場に持ち込めるかどうかは、方式ごとの指示に従います。

物理検定・化学検定・生物検定などの学習を、探究の理解にどう使ったかを説明することもできます。情報分野なら情報オリンピックの問題に取り組んだ過程も一例です。ここで挙げる資格や大会が、全方式の必須条件・加点対象という意味ではありません。

想定質問と回答例

質問1|なぜ岩手大学で学びたいのですか

地域防災に関心を持つ、架空の例です。

私は…(身近な地域で気になったこと)…から、防災情報が住民にどう伝わるかに関心を持ちました。公開ハザードマップを読み、通学路の状況と比較しました。

ただ、自分の見た範囲だけでは、雨量や地形と危険性の関係を十分に説明できません。貴学の…(公式に確認した教育内容)…を学び、地域の状況を工学の知識から考えられるようになりたいです。

防災上の安全を個人の調査だけで断定せず、何を理解する必要があるのかを説明する回答です。

質問2|作品や制作物の、どの部分を工夫しましたか

ものづくりの架空の例です。

…(制作物の目的)…に対し、私はセンサーの値が不安定になる原因を調べました。設計全体はチームで相談し、私は測定条件と記録方法の見直しを担当しました。

一度はうまく動いたのですが、場所を変えると同じ結果になりませんでした。…(比べた条件)…をそろえ、改善した点と、まだ安定しない点を分けてまとめました。

完成したものの紹介に加え、本人が判断したことと、改良の根拠を伝えましょう。 見た目の完成度だけに頼らない説明が大切です。

質問3|課題論文の結論を、どの資料から考えましたか

農学部の口頭試問に備える、架空の練習例です。課題の予想ではありません。

私は…という結論を述べました。根拠は…(参照した資料と読み取った内容)…です。資料が述べている事実と、自分が考えたことは分けています。

一方、別の地域や時期にも当てはまるかは分かりません。生物検定の学習で関連する仕組みを学びましたが、その知識だけで原因を決めず、…(追加で確かめたいこと)…を調べる必要があると考えています。

参考文献を読まずに知っているように話すのではなく、どこまで読んで何を理解したかを説明してください。

質問4|実技の経験を、教育とどう結び付けて考えていますか

教育学部を想定した、架空の例です。

…(演奏・制作・競技など)…を続ける中で、同じ説明でも相手によって伝わり方が違うと感じました。…(実際に人と関わった場面)…では、説明する順序を変えると理解しやすくなることがありました。

ただ、自分の経験だけで適切な指導方法を判断できるとは考えていません。大学で専門分野と教育について学び、相手の理解を確かめながら関わる方法を考えたいです。

競技や芸術の成果と、教育に関する知識を同じものとして扱わないことが大切です。

質問5|獣医学について、今の自分には何が足りませんか

架空の例です。

…(関心を持った経験)…から、動物の健康を守る仕事に関心を持ちました。関連する資料を読みましたが、症状だけから原因を判断できるわけではなく、生理や病理などの基礎が必要だと感じています。

私にできるのは、観察したことと疑問を記録する段階です。大学では…(公式の教育内容に沿った学修計画)…を学び、科学的な根拠と倫理の両面から考えたいです。

知識の限界を認めたうえで、大学での学びを具体化する回答です。

本番前の確認と練習

志望理由書・自己推薦書・課題論文などを読み直し、事実関係と数字、本人の担当を確認してください。口頭試問のある方式では、教科の問題について、解いた過程を声に出す練習も必要です。

質問の言い方が変わっても、経験と根拠に戻って説明できることを目指しましょう。分からない問いに対して、その場で経験や結果を作る必要はありません。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
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スキルパスの面接対策は実績づくりから

スキルパスでは、資格・探究・制作などの実績づくりから、出願書類、発表、面接の準備まで一貫して支援しています。志望方式に合わせ、本人が取り組んだことを深め、根拠をもって説明する練習を重視しています。

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岩手大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

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