福井大学の面接対策では、学部・選抜区分による試験内容の違いを押さえることが大切です。教育学部の実技や発表、工学部の口頭試問、国際地域学部の活動発表などを、同じ面接練習で済ませないようにしましょう。
実績を紹介するだけでなく、自分で考えた過程と、志望分野の基礎を説明できるように準備してください。
以下の質問・回答は架空の練習用です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。本人の経験に置き換えて活用してください。
学部・方式別の面接内容
教育学部の総合型Ⅰ|美術の実技と課題発表
教育学部の総合型Ⅰは、実技型の美術を対象とします。鉛筆素描による実技検査に加え、当日与えられる美術教育に関する課題について資料を作成し、発表と個人面接を行います。
作品づくりの技術だけでなく、美術を学び、教育に関わりたい理由を整理しましょう。本人の学習体験に基づく資料や作品ポートフォリオなどの持ち込み条件も、要項で確認が必要です。
教育学部の公募推薦|討論・技術・音楽と面接型
学校推薦型Ⅰの高大接続型(嶺南地域枠)は、集団討論と、発表を含む個人面接などで選考します。地域や教職に関する条件を理解し、教育への関心を本人の経験から説明してください。
実技型の技術は、ものづくり・コンピュータ操作の実技、その実技に関連する小論文、個人面接などを行います。実技型の音楽は、新曲視唱と選択課題による実技、個人面接などを実施します。
学校推薦型Ⅱは、面接型の総合・特別支援・家庭を対象に、発表を含む個人面接と共通テスト、提出書類などで評価します。Ⅰの討論や実技を、Ⅱにも共通する試験だと考えないようにしてください。
工学部の総合型Ⅱ|学科ごとの口頭試問
工学部の総合型Ⅱでは、面接と共通テスト、志願理由書・自己推薦書・調査書などで評価します。機械・システム工学科は面接、電気電子情報工学科、建築・都市環境工学科、物質・生命化学科、応用物理学科は口頭試問を含む面接を行います。
機械・システム工学科の原子力安全工学コースの特別枠では、エネルギー、地球温暖化、原子力発電の利用に関する知識や関心などについて質疑を行います。募集区分の目的まで理解して準備してください。
物質・生命化学科は、自己推薦書で特に伝えたい内容を中心とする質疑も行います。電気電子情報工学科の専門系学科枠では、専門分野への関心・意欲・理解なども確認します。
工学部の公募推薦Ⅰ|発表と基礎能力の確認
機械・システム工学科の学校推薦型Ⅰでは、志願理由書に基づく面接と、当日の資料・テーマを踏まえて手書きの資料を作り、説明する発表を行います。準備した自己紹介だけでなく、その場で内容を読み取って考える練習が必要です。
建築・都市環境工学科では、提出した高校での取り組み・成果のレポートについて発表し、口頭試問を含む面接を行います。電気電子情報工学科と物質・生命化学科も、口頭試問を含む面接で評価します。
高校の専門教科の履修など、出願できる区分にも条件があります。学科ごとの要件と、資料・機器を使える範囲を確認してください。
国際地域学部|活動の発表と英語での質疑
総合型Ⅰの高大接続型は、取り組みと成果のレポートなどによる第1次選考の後、活動についての発表と、質疑応答を含む面接を実施します。発表は日本語で行い、PCや必要な資料の持ち込みが認められています。
学校推薦型Ⅱでは、共通テスト、個人面接、提出書類などを総合して評価します。面接では、一部を英語で質問し、英語での回答を求める場合があります。
地域活動や国際交流などの経験は、参加した事実に加えて、自分が何を考え、何を調べたかを具体化しましょう。
医学部|看護学科の個人面接と医学科の公募推薦
看護学科の学校推薦型Ⅰは、小論文A・Bと個人面接、提出書類などで評価します。小論文には、医療・看護系の課題と、英語の文章を読み日本語で答える課題があります。面接の評価対象は、看護を学ぶ意欲、積極性、表現力、協調性などです。
医学科の学校推薦型Ⅱは、2027年度入学者選抜要項で、全国枠・地元出身者枠・地域枠が案内されています。共通テストによる第1次選考の後、面接と提出書類による最終選考を行い、第1次選考の結果も合わせて判定します。
医学科の詳細な募集要項は、11月上旬の公表予定です。募集区分の条件や、卒業後の地域医療への関わりも、最新版で確認してください。
実績を自分の言葉で説明する準備
探究・制作・資格学習などを、目的、本人の担当、方法、結果、残った課題に分けて整理しましょう。共同の成果と自分の工夫を区別することも重要です。
理工系では、物理検定・化学検定・生物検定や情報オリンピックなどで学んだ内容も、説明の練習に使えます。これらは公式の一律の必須資格・加点条件ではありません。学んだ知識をどう使ったか、どこに理解の不足があるかまで振り返ってください。
想定質問と回答例
質問1|なぜ福井大学のその学部・学科を志望するのですか
…(本人が関心を持った経験)…から、…を調べました。…という方法を試しましたが、…を十分に説明できませんでした。
貴学の…学部・学科で…を学び、この疑問を深めたいです。現在は…に取り組み、…を確かめています。
大学で学びたい内容と、これまでの経験とのつながりを具体化しましょう。
質問2|取り組みの中で、自分が工夫した部分はどこですか
…(本人の活動)…では、私は…を担当しました。最初の方法で…がうまくいかず、…を変えて比較しました。
…という結果でしたが、…の条件では未確認です。…は仲間の工夫であり、私の担当とは区別しています。
本人の役割、確かめた事実、まだ分からない部分を区別して説明してください。
質問3|資料から読み取ったことを説明してください
…(練習用の資料)…から、…という傾向が読み取れます。私は…が関係すると考えましたが、…という別の可能性もあります。
判断するには、…と比較する必要があります。現段階では…とは断定できません。
当日課題の発表に向けた架空の練習例です。資料の事実と、自分の解釈を分けましょう。
質問4|その原理を使える理由を説明してください
…という条件から、…が成り立つと考えました。…を用いると、…という関係になります。
ただし、…の条件が変わる場合には、同じ説明が使えるかを確かめる必要があります。
口頭試問では、結論だけでなく、考えた順序と根拠を伝える練習が大切です。
質問5|人と関わる活動から何を学びましたか
…(本人の教育・地域・医療への関心につながった経験)…では、初めは…と考えていました。相手の話を聞き、…を見落としていたと気付きました。
その後…を試しました。ただ、私の経験だけで…と一般化はできません。…について学び、理解を深めたいです。
相手を一方的に評価せず、自分の見方がどう変わったかを説明しましょう。
本番前の確認
同じ学部でも、総合型と公募推薦、募集区分によって面接内容は異なります。 発表時間、当日課題か事前課題か、資料・機器の条件、共通テストの科目を、本人が受ける方式に合わせて確認してください。
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志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
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合格へ
スキルパスの面接対策は実績づくりから
スキルパスでは、資格・探究・制作の実績づくりから、出願書類と面接の準備まで一貫して支援しています。本人の取り組みを振り返り、志望分野と方式に合った説明を練習します。
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