岐阜大学の公募推薦は、教育学部の個人・集団面接、工学部の発表を伴う方式、応用生物科学部の口頭試問など、学部・区分によって対策が異なります。学校推薦型Ⅰは共通テストを課さず、Ⅱは共通テストを課します。
経験を話す練習と、その分野の基礎を使って考える練習の両方が必要です。 実績の紹介だけでなく、本人の工夫と、結果から分かったことを整理しましょう。
以下は架空の練習用質問・回答です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。本人の経験に置き換えて活用してください。
学部・方式別の面接内容
教育学部|ぎふ清流入試の個人・集団面接
学校推薦型Ⅱの「ぎふ清流入試」は、岐阜県内の教員として働きたい人を対象とする選抜です。共通テスト、推薦書、岐阜県教員を目指す学修計画書、調査書、面接などで評価します。
面接は個人と集団の両方を行います。集団面接は、講座などを問わず、受験者をグループにして実施する方式です。個人面接は志望講座ごとで、一部の講座では口述試験を含みます。
国語、社会科、数学、理科、美術、保健体育、技術、家政、学校教育、特別支援などでは口述試験を含みます。英語教育講座は英語面接、音楽教育講座は実技試験も含みます。講座に応じた調書や作品の提出・持参条件も確認してください。
「教員になりたい」という希望に加え、どのような経験から岐阜県の教育に関心を持ったかを具体化しましょう。
地域科学部|Ⅰは小論文、Ⅱは共通テストも
学校推薦型Ⅰは、対象となる専門学科・総合学科などの出身者に向けた方式で、小論文と面接、提出書類などを用います。学校推薦型Ⅱは、共通テストと面接、提出書類などで評価します。
地域の課題について、どの資料を読み、何を考えたかを説明する練習が大切です。体験したことと、地域全体に言えることを区別してください。
医学部医学科|一般推薦と地域枠推薦
医学科の学校推薦型Ⅱは、一般推薦と地域枠推薦を実施します。共通テストに基準点を設け、推薦書・志望理由書・調査書、小論文、面接などで総合的に判定します。
地域枠推薦には、岐阜県コースと地域医療コースがあり、出身地や卒業後の勤務などに条件があります。医学を学ぶ理由に加え、その制度を理解して志望していることが重要です。
2027年度の詳細な学校推薦型Ⅱ募集要項は、11月下旬の公表予定です。日程や条件の最終確認は、最新の要項で行ってください。
医学部看護学科|英語を含む小論文と面接
看護学科の学校推薦型Ⅰは、小論文と面接、提出書類などで評価します。小論文には英語での出題も含まれます。
看護職への理解、人との関わりから学んだこと、学習を続ける意思などを整理しましょう。活動報告などの内容も、自分が行ったことを具体的に説明できるようにしてください。
工学部|推薦Ⅰの宇宙工学に関する条件
学校推薦型Ⅰは、機械工学科の機械コース・知能機械コースを対象とします。工業に関する学科の卒業見込みなどに加え、大学や国立研究開発法人が実施する、所定の日数以上の宇宙工学に関する講座を修了、または受講中であることなどが条件です。
選考では、提出書類と、プレゼンテーション・質疑応答による面接を用います。講座で何を学び、どの部分を自分で考えたかを説明しましょう。一般的な資格取得だけで、出願条件を満たすわけではありません。
学校推薦型Ⅱは、社会基盤工学科、機械工学科、化学・生命工学科、電気電子・情報工学科の対象コースで、共通テストと面接、提出書類などを用います。普通・理数に関する学科と工業に関する学科で、出願区分や共通テストの指定が異なります。
応用生物科学部|小論文・口頭試問と獣医学の面接
応用生命化学科、食農生命科学科、生物圏環境学科の学校推薦型Ⅰは、対象となる専門学科・総合学科などの出身者に向けた方式です。小論文と口頭試問、提出書類などで評価し、主に理科の基礎学力を確認する内容を含みます。
この3学科の学校推薦型Ⅱでは、共通テストに加え、小論文と口頭試問、提出書類などを用います。実験や観察の経験があれば、方法を選んだ理由と、結果の限界を説明する練習に活用してください。
共同獣医学科の学校推薦型Ⅱは、共通テストと面接、提出書類などで評価します。獣医師の仕事を動物の診療だけに限定せず、公衆衛生や社会との関わりも学び、本人の志望理由を深めましょう。
社会システム経営学環|社会への関心を具体化
学校推薦型Ⅱでは、学科を問わない区分と、商業・工業・農業などの実業に関する学科の区分を設け、共通テスト、小論文、面接、提出書類などで評価します。
社会の課題を見つけたきっかけ、調べた資料、異なる立場への理解を整理しましょう。実績を経営の専門知識の証明と決め付けず、これから大学で学ぶ必要性まで説明することが大切です。
実績から、面接で伝える内容を整理する
活動を、目的、方法、本人の担当、結果、残った疑問に分けて整理してください。共同の成果と、自分が工夫した部分を区別することが重要です。
物理検定・化学検定・生物検定や情報オリンピックなどの経験も、学んだことを説明する練習に使えます。これらは公式の一律の必須資格・加点条件ではありません。資格名だけに頼らず、学習内容が探究や制作にどうつながったかを振り返りましょう。
想定質問と回答例
質問1|なぜ岐阜大学のその学部を志望するのですか
…(本人が関心を持った経験)…から、…を調べました。…を試しましたが、…という疑問が残りました。
貴学の…学部で…を学び、この疑問を深めたいです。現在は…を学び、…を確かめています。
学部の学びと本人の経験を結び付けて説明してください。
質問2|活動の中で、自分が考えたのはどの部分ですか
…(本人の活動)…で、私は…を担当しました。…の方法ではうまくいかず、…を変えて比較しました。
…という結果でしたが、…は未確認です。…は仲間の工夫であり、私の担当とは区別しています。
本人の貢献と、他者の成果、確認できた事実を分けて説明しましょう。
質問3|その知識を使える理由を説明してください
…という条件から、…が成り立つと考えました。…を用いると、…という関係になります。
ただし、…の条件が変わる場合には、同じ説明を使えるかを確かめる必要があります。
理科などの口頭試問に向けた架空の練習です。結論だけでなく、考えた順序を言葉にしてください。
質問4|地域や人との関わりから何を学びましたか
…(本人の経験)…では、初めは…と考えていました。相手の話を聞き、…という見方もあると気付きました。
その後…を調べましたが、私の経験だけでは…とは判断できません。…について学び、理解を深めたいです。
教育・地域・医療などへの関心を説明する練習例です。相手の立場を一方的に決め付けないことも大切です。
質問5|発表の結論を支える根拠は何ですか
…(本人が実際に学んだ講座や探究)…では、…という資料から…と考えました。一方で、…という可能性もあります。
現時点で分かるのは…までです。次は…と比較し、自分の説明が妥当か確かめたいです。
資料の内容と自分の解釈を分け、質問に応じて説明できるか確認しましょう。
本番前の確認
学部名だけでなく、Ⅰ・Ⅱの違い、募集区分、口頭試問・発表・集団面接の有無まで確認してください。 共通テストの科目や、提出・持参資料の条件も、本人が受ける方式に合わせる必要があります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接対策は実績づくりから
スキルパスでは、資格・探究・制作の実績づくりから、出願書類と面接の準備まで一貫して支援しています。本人の活動を振り返り、志望分野と方式に合った説明を練習します。
2026年10月22日時点の大学公式情報を基に作成。最新の募集要項と受験者への通知を確認してください。


