奈良女子大学の面接対策は、総合型選抜の探究力入試「Q」と、公募の学校推薦型選抜に分けて考える必要があります。同じ学部でも、方式によって実験、口述試験、発表、討論などの内容が異なります。

本人の探究や学習を、問い・方法・結果・残った課題に分けて説明しましょう。 初めて示される資料について考える試験もあるため、用意した志望理由を話すだけでは足りません。

以下は架空の口頭練習用の質問・回答です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。省略部分は本人の経験に置き換えてください。

探究力入試「Q」の学部別対策

「Q」は共通テストを課さない総合型選抜です。第1次選考の提出書類や、第2次選考の課題は、選抜単位ごとに異なります。

文学部|指定図書と提出レポートを説明する

選んだ探究テーマに沿って準備し、第2次選考では指定図書に関する小論文と、提出した課題レポートなどについての口述試験を行います。

本を読んだ感想だけでなく、著者が示した根拠、自分の問い、別の読み方ができる点を整理してください。指定図書や提出課題は年度ごとの要項に従いましょう。

理学部・数物科学科|数学型・物理型の口述試験

第2次選考では、数学または物理学に関する作文・レポートへの質問を含む、総合的な口述試験を行います。数学型・物理型の受験区分に応じた準備が必要です。

解答や実験結果だけでなく、その結論に至った理由を説明できるか確かめましょう。公式を覚えていることと、どの条件で使えるかを理解していることは別です。

理学部・化学生物環境学科|3コースの違い

化学コースは、資料を基に与えられた課題についてレポートを作成し、口述試験を行います。資料から読み取れることと、自分が補って考えたことを区別する練習が必要です。

生物科学コースは、生物実験、結果の取りまとめ、面接・口述試験を行います。観察した事実と考察を分け、結果が予想と違った場合にも説明できるようにしましょう。

環境科学コースは、提出した研究レポートについて10分の発表と質疑応答を行います。調査の方法、比較の条件、結果の限界を説明できるか確かめてください。発表機材や資料の条件も確認が必要です。

生活環境学部|学科・コースごとの発表と対話

食物栄養学科は、科学的な文章や実験データなどから小論文を作成し、その内容をホワイトボードで説明して質疑応答を行います。文章には英語を含む場合があります。質疑応答は小論文・発表に関連する内容です。

心身健康学科は、出願時の小論文で選ばなかったコース課題から1つを選び、ポスターを使った発表と質疑応答を行います。自分が関心を持つ領域だけでなく、課題の選び方も確認しましょう。

住環境学科は、その場で提示されるデータや資料を読み、教員との個別のディスカッションに取り組みます。データの扱い方と、そこから組み立てた考えを説明する練習が役立ちます。

文化情報学科の生活文化学コースは、高校時代に探究した生活文化に関わる内容を発表し、質疑応答を行います。生活情報通信科学コースは、本人の作品について発表します。作った目的、工夫、改良したい点を整理してください。

工学部|Q²型とQ³型を分けて準備

Q²型は、データ・資料の分析、レポート、グループ・個別のディスカッションなどを行います。第2次選考は2日とも出席が必要です。相手の意見を聞きながら、資料を根拠に自分の考えを説明する練習も取り入れましょう。

Q³型は、研究計画書に基づく発表と質疑応答を行います。発表は最大10分、質疑応答は約15分です。何を作ったかだけでなく、どの課題を、どの方法で確かめる計画なのかを説明してください。

2027年度探究力入試「Q」募集要項

公募の学校推薦型選抜の面接対策

文学部・子ども教育専修プログラム

共通テストと、書類審査を含む面接を総合して選抜します。推薦書、調査書、志望理由書を基礎資料とし、専門分野への適性や目的意識などを評価します。

子どもや教育に関心を持った経験、そこから考えた問い、大学で学びたい内容を整理しましょう。一人の経験だけで、全ての子どもの姿を断定しないことも大切です。

生活環境学部|心身健康学科は討論もある

食物栄養学科、心身健康学科、住環境学科、文化情報学科は、共通テストと、書類審査を含む面接で選抜します。心身健康学科の面接にはグループディスカッションが含まれます。

志望理由書の活動について、本人が担当したこと、考えたこと、大学で学び直したいことを説明できるようにしてください。討論では発言量を増やすだけでなく、他の人の意見を踏まえて考える練習も必要です。

理学部・工学部|推薦では面接を課さない

理学部と工学部の公募推薦は、書類審査と共通テストによる選抜です。探究力入試「Q」の発表・口述試験を、公募推薦にもあると考えないよう注意が必要です。

志望理由書の提出対象も異なります。例えば、理学部の化学コース・生物科学コースは、公募推薦で志望理由書の提出を要しません。対象方式の書類と選抜方法を確かめましょう。

2027年度学校推薦型選抜募集要項

実績を使った想定質問と回答例

理科検定の物理・化学・生物の学習や、情報オリンピック予選Bランクへの到達、探究・制作の経験は、理解や試行錯誤を説明する題材になります。ただし、ここで挙げた実績が全方式で必須・一律加点となるわけではありません。

実績の名称より、本人が何を問い、どう確かめたかを伝えることが大切です。

質問1|なぜその学部・学科を志望するのですか

…(本人の学習や活動)…から、…に関心を持ちました。…を試す中で、…という疑問が残りました。

貴学の…で…を学び、その問いを考え直したいです。現在は基礎となる…を復習しています。

質問2|その結果から、どこまで言えますか

…(本人の実験・調査)…では、…という結果が得られました。この条件では…と考えられます。

ただし、…の条件は調べていないため、…と一般化はできません。次に…を確かめたいです。

質問3|その方法や作品の工夫を説明してください

…(本人が取り組んだ制作)…では、…のために…を選びました。初めは…がうまくいかず、…を変えました。

…は改善できましたが、…は残っています。大学では…を学び、方法を比較したいです。

質問4|資料のどこを根拠に考えましたか

…(練習用の資料)…のうち、…という部分を根拠に考えました。…は資料にないため、私の推測です。

…の情報があれば、別の見方もできると思います。現時点では…まで説明できます。

初見の課題について考える練習であり、実際の出題の予告ではありません。

質問5|他の人の意見を聞いて、何を考え直しましたか

…(本人の共同活動)…で、…という指摘を受けました。自分の説明には…が不足していたと気付きました。

…を確かめて考えを修正しました。…については、今も結論を出せていません。

本番前に確認したいこと

「Q」の選抜単位と型、公募推薦の面接の有無、資料・機材の条件を確認しましょう。 発表の持ち時間や提出物は、別学科の条件を流用しないよう注意が必要です。

書類と面接の説明が一致しているか、共同活動の担当を明確にしたか、分からないことを取り繕っていないかも確かめてください。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

コースと合格実績をトップページで見る

スキルパスの面接対策は実績づくりから

スキルパスでは、資格・探究・制作の実績づくりから、出願書類と面接の準備まで一貫して支援しています。本人の活動を振り返り、志望する学科・方式に合わせた発表や質疑応答を練習します。

実績づくり・面接の無料相談はこちら

奈良女子大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

奈良女子大学の学部入試情報

2026年10月22日時点の大学公式情報を基に作成。最新の募集要項と受験者への通知を確認してください。

    合格を実現するスキルパスによる受験相談はこちら


    「第一志望合格率8割」を3年連続実現中

    合格を実現するスキルパスによる受験相談はこちら

    メールアドレス 必須

    相談者お名前 必須

    相談者の属性 必須

    現在の学年 必須

    電話番号 必須

    希望日程、曜日など 必須


    こちらで希望をお伺いの上、日程は担当者と調整後確定します。複数の日程を2,3日の余裕をもってご記入ください。土日・祝日も対応可能です。(10:00〜23:00まで対応可能です)

    所属高校・中学

    志望大学、ご要望、特に知りたいことなど

    当塾を何で知りましたか? 必須

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です