山形県立米沢栄養大学の公募推薦では、健康栄養学部健康栄養学科で学びたい理由を、本人の学習や活動と結び付けて説明する準備が大切です。食への関心に加え、化学の基礎や、相手の状況を理解しようとした経験も振り返りましょう。
「食で人を支えたい」という目標を、実際に調べ、試し、考えた経験で具体化しましょう。 活動の成果だけでなく、工夫したことと、今の自分には分からないことを整理すると、大学で学びたい理由が伝わります。
以下は口頭練習用の架空の質問・回答例です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。公式の選抜内容と、独自の練習方法を分けて紹介します。
2027年度の公募推薦|個人面接と適性検査
個人面接は10分程度、面接員2~3人が基本
公募推薦は適性検査110点、面接90点で、調査書等も含めて総合的に判定します。面接は受験者1人につき10分程度の個人面接で、面接員は2~3人が基本です。
面接では、意欲、理解力、学習・活動への取り組み方、自己認識の明確さ、コミュニケーション能力・態度を評価します。志願理由書・活動報告書等に書いた経験を、どのように工夫し、何を学んだかまで説明できるように振り返りましょう。
適性検査と出願要件も確認する
適性検査は90分です。化学の基礎的な理解を問う問題と、日本語の小論文(一部に英文読解を含む)を出題します。化学は「化学基礎」レベルが目安で、一部に発展問題があります。
公募推薦には山形県内の高校の卒業見込み、本人等の住所、成績等の条件があります。面接対策に入る前に、出願資格を公式要項で確認してください。この記事は社会人選抜や大学院入試の対策ではありません。
健康栄養学部|食への関心を、学んできたことにつなげる
管理栄養士を目指す理由を、本人の経験から考える
料理が好き、健康に関心があるというきっかけを、もう一歩具体的に振り返ってみましょう。誰のどのような状況に関心を持ち、何を調べたのか。その過程で、栄養を専門的に学ぶ必要を感じた理由を整理することが大切です。
体験したことと、資料で知ったことを区別してください。身近な人の経験だけで、同じ年齢や病気の人すべてに当てはまると考える必要はありません。個人が分かる病歴や私生活の情報を、回答に含めない配慮も必要です。
化学・生物の学習で生まれた疑問を整理する
例えば、理科検定の化学・生物分野などの学習経験があれば、食品の成分や人体の働きについて、理解がどう深まったかを振り返れます。資格名だけを並べるより、説明できるようになったことと、まだ疑問が残ることを話す練習が役立ちます。
資格やコンテストの例は、大学が一律に取得・受賞を求めているという意味ではありません。本人が実際に学び、取り組んだ題材を使ってください。
探究・地域活動|結果よりも、取り組み方を具体的に
調べ方、比較の条件、見直した点を説明する
食に関する探究では、調べた対象、使った資料や方法、比較した条件を整理しましょう。アンケートなら、回答した人の範囲によって結果の意味が変わります。少人数の結果を、地域全体の傾向として説明しないことが大切です。
本人の工夫と、結果から言えること・言えないことを分けて説明しましょう。 調べ方を変えた理由や、指摘を受けて考え直した点も、取り組み方を伝える材料になります。
相手と関わる活動は、聞いて考え直した経験を振り返る
地域活動や学校行事等では、自分の提案を実行したことに加え、相手の希望をどう確かめたかを整理しましょう。良いと思った案が、相手にとっては使いにくかった経験も、学びにつながります。
応募や発表の経験があれば、受賞の有無だけでなく、誰からどんな指摘を受け、その後どう見直したかを説明する練習ができます。大学の学習内容は公式の学科紹介で調べ、経験から生まれた疑問とつなげてみてください。
健康栄養学科の想定質問と回答例
質問1|なぜ山形県立米沢栄養大学で学びたいのですか
…(本人のきっかけ)…から、食と健康の…に関心を持ちました。…を調べましたが、…という疑問が残りました。
貴学の…という学習内容を確認し、…を基礎から学びたいと考えています。これまでの経験だけでは理解できない…を深め、将来は…に関わりたいです。
質問2|管理栄養士という専門職を、なぜ目指していますか
…(本人の経験)…では、最初は…が大切だと思っていました。しかし、…を知り、相手の状況を理解する必要を感じました。
専門職の役割について…で調べ、…には専門的な知識が必要だと考えました。自分にはまだ…の理解が足りないため、大学で…を学びたいです。
質問3|資格や教科学習を、どのように深めましたか
…(本人の学習)…で、理科検定の化学・生物分野などの…を学びました。食品や人体について以前は…と考えていましたが、…と説明できるようになりました。
一方、…はまだ十分に理解できていません。暗記した言葉を使うだけでなく、…の理由を自分で説明できるよう学び直しています。
質問4|探究や活動で、どのような工夫をしましたか
…(本人の探究・活動)…では、…を調べるために…を行いました。最初は…という問題があり、…を変えました。
その結果…が分かりました。ただし、…という条件があるため、…までは言えません。次は…を確かめたいと考えています。
質問5|人との関わりから、何を学びましたか
…(本人の協働・地域活動)…で、…を提案しました。相手の話を聞くと、私が想像していた…とは違う希望があると分かりました。
そこで…を相談し、…を見直しました。この経験から、知識を伝えるだけでなく、相手の状況を確かめる大切さを学びました。
本番前の確認とスキルパスの面接対策
書類に書いた経験を、本人の役割・工夫・学び・今後の課題まで話せるかを確認しましょう。 10分程度の面接を想定し、最初に質問への答えを述べ、その後に具体的な経験を添える練習が役立ちます。
回答例を本人の実績として使わず、実際の経験に置き換えて練習してください。自分が担当したことと他の人が担当したことを区別し、分からない質問に推測だけで答えないことも大切です。
スキルパスでは、資格・探究・制作の実績づくりから、出願書類と面接の準備まで一貫して支援しています。本人の経験を振り返り、追加の質問にも根拠を添えて答える練習を進めます。
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