千葉県立保健医療大学の学校推薦型選抜では、健康科学部の各学科・専攻で面接を行います。看護、栄養、歯科衛生、理学療法、作業療法の違いを理解し、自分が目指す専門職と、これまでの学習・活動を結び付けて準備しましょう。
「人を支えたい」という思いに加え、本人が学び、考え、相手と関わってきた経験を具体的に説明することが大切です。 資格名や活動名だけでなく、その経験から何が分かり、何を大学で学ぶ必要があると感じたのかを振り返ってください。
以下は口頭練習用の架空の質問・回答例です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。公式の選抜内容と、独自の練習方法を分けて紹介します。
2027年度の学校推薦型選抜|面接と小論文の配点
健康科学部の4学科・5領域で面接を実施
対象は、看護学科、栄養学科、歯科衛生学科、リハビリテーション学科の理学療法学専攻・作業療法学専攻です。選抜は、面接、小論文、提出された調査書等の内容を総合的に判定して行います。
小論文は60分・100点、面接は100点です。2027年度の試験日は2026年11月14日です。要項の面接時間帯は受験者全体の予定であり、1人当たりの面接時間ではありません。個人・集団の別や持参物等は、大学の案内を確認してください。
基礎学力と、保健医療者としての姿勢の両方を準備
大学の入学者受入方針では、基礎的な知識・技能に加え、論理的思考力、判断力、表現力、コミュニケーション、協働、責任感等を挙げています。教科学習と、相手の立場を尊重して行動した経験の両方を振り返りましょう。
推薦には出願資格の条件があります。高校で推薦を得られることだけで判断せず、自分が要項の条件を満たすかも確認してください。
学科・専攻別|専門職を目指す理由を具体化する
看護・栄養・歯科衛生|相手の生活と科学的な根拠
看護学科では、人々の生活への関心や、相手の立場に立って考える姿勢を整理しましょう。栄養学科では、人の栄養状態を科学的に理解するために何を学びたいか、歯科衛生学科では、口腔の健康への関心をどう深めたかを考えられます。
たとえば、本人が行った探究や、理科検定の生物・化学分野等の学習を振り返る方法があります。ただし、ここで挙げる資格は独自の練習例であり、大学が求める必須資格や加点対象を示すものではありません。
理学療法・作業療法|役割の違いと本人の関心
理学療法学専攻の方針では、理学療法士の役割への理解や明確な目的意識を重視しています。物理や生物の学習、運動等に関する探究があれば、何を観察し、どこまで理解できたかを整理しましょう。
作業療法学専攻の方針では、その人らしい生活、相互の立場を尊重した関係、地域環境、多職種との連携等を挙げています。活動を通じて、相手にとって大切なことと、自分が想定していたことの違いに気付いた経験も題材になります。
活動・資格の実績を面接で説明するときの注意点
観察したことと、専門的な判断を分ける
高校生として学んだことや観察したことを、診断・治療等の専門的な判断と混同しないでください。「この経験で何が分かったか」と同時に、「自分にはまだ判断できないこと」も整理すると、大学で学ぶ理由につながります。
相手の病歴や個人情報を詳しく話すのではなく、本人の役割・配慮・学びを中心に説明しましょう。 活動先や相手が特定されないようにすることも大切です。
結果だけでなく、協働した過程を振り返る
探究やコンテスト、地域活動等では、誰と相談し、どのような意見を受けて改善したかを整理してください。チーム全体の成果と本人が担当した部分は区別し、行っていないことを自分の実績として話さないようにしましょう。
学科・専攻別の想定質問と回答例
質問1|看護を学びたい理由は何ですか【看護】
…(本人のきっかけ)…から、人の生活を支える看護に関心を持ちました。…の活動では、相手が困っていることを自分の想像だけで決めず、…を聞くようにしました。
その経験から、相手の生活を理解することの大切さを学びました。一方、…については知識が足りません。貴学で…を学び、根拠を持って考えられるようになりたいです。
質問2|栄養への関心を、どのように深めましたか【栄養】
…(本人の生物・化学の学習や資格への挑戦)…で、…の仕組みに関心を持ちました。…の探究では、…の資料を比較しました。
ただ、食事に関する情報を一つ読むだけでは、人の状態に合う方法まで判断できないと気付きました。管理栄養士を目指し、栄養を科学的に理解するための…を学びたいです。
質問3|口腔の健康に関心を持った理由は何ですか【歯科衛生】
…(本人のきっかけ)…から、口腔の健康について…を調べました。…の活動では、説明が相手に伝わったかを確認するため、…を工夫しました。
伝える側が分かりやすいと思っていても、相手には違う疑問があると学びました。貴学で専門知識と技能を学び、相手の気持ちも理解しながら健康を支える力を身に付けたいです。
質問4|理学療法士の役割をどう理解していますか【理学療法】
…(本人の物理・生物の学習、探究等)…を通じて、体の動きに関心を持ちました。…を比較しましたが、観察した違いの原因までは説明できませんでした。
理学療法士の役割を公式の説明等で調べ、…という点に関心を持っています。自分の経験だけで体の状態を判断するのではなく、大学で…を体系的に学ぶ必要があると考えています。
質問5|その人らしい生活を支えるために、何が大切だと思いますか【作業療法】
…(本人の活動経験)…では、私は…が便利だと考えていました。しかし、相手の話を聞くと、…を大切にしていることが分かりました。
自分の考えを押し付けず、本人が望む生活を確かめる必要を学びました。貴学で…を学び、対象者や支える人、他の専門職の立場を理解して協働できるようになりたいです。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接対策|実績と志望理由をつなぐ
書類に書いた経験を、きっかけ・本人の行動・学び・大学で深めたいことの順で説明できるか確認しましょう。 回答例の暗記ではなく、自分が実際に行ったことを基に練習してください。
小論文も課されるため、文章で考えをまとめる練習と、口頭で根拠を説明する練習を並行して進めましょう。相手の質問を聞き、分からない点は無理に断定せず、分かっている範囲を伝えることが大切です。
スキルパスでは、資格・探究・制作の実績づくりから、志望理由書と面接の準備まで一貫して支援しています。本人の経験を振り返り、大学で学びたい理由を具体的に説明する練習を進めます。
2026年10月23日時点の大学公式情報を基に作成。最新の募集要項と受験者への通知を確認してください。


