島根県立大学の総合型・推薦面接は、浜田・出雲・松江のキャンパスごとに確認する必要があります。同じ学部でも、一般推薦と総合型で発表の有無や準備方法が異なります。

地域への関心を、本人の活動・学習・気づきに基づいて説明しましょう。 「地域に貢献したい」で終わらず、何を経験し、どのような課題を見つけ、大学で何を学びたいかまで伝えることが大切です。

本記事は2027年度の学部の総合型選抜と、公募の学校推薦型選抜を紹介します。短期大学部や編入学は対象としていません。後半の質問・回答例は独自に作成した架空の練習用であり、実際の過去問や合格者の回答ではありません。

浜田キャンパス|国際関係学部・地域政策学部の面接

総合型選抜はコース別に試験内容を確認する

総合型選抜の自己推薦では、国際関係コースは小論文と25分の個別面接、国際コミュニケーションコースは英語の小論文と25分の個別面接があります。後者の個別面接では、英語による口頭試問は実施しないと要項に明記されています。

経済経営・デジタルマネジメントコースは、総合問題と25分の個別面接です。課題文や図表を理解し、根拠を示して考えを説明する練習も必要です。これらの方式では共通テストを課しません。

地域づくりコースは、小論文、発表、個別面接があります。時間配分は発表7分、質疑応答5分、面接13分で、配点はそれぞれ100点、計300点です。活動報告書を基に、活動から得た学びと、入学後の学び・将来とのつながりを説明します。

浜田キャンパスの総合型は、2026年10月17日に小論文・総合問題があり、個別面接は17日・18日の指定日に実施されます。受験票等で本人の日程を確認してください。

一般推薦は地域公共コースの共通テストに注意

一般推薦の国際関係コースは、小論文100点、25分の個別面接100点です。総合的な探究の時間の成果物等や、志願理由書、学修計画書なども面接の参考資料として使われます。

経済経営・デジタルマネジメントコースは、総合問題200点、25分の個別面接200点です。一方、地域公共コースは共通テストと25分の個別面接で選抜します。「年内の面接が終われば選抜も終了する」と考えず、共通テストの指定科目まで確認しましょう。これらの個別試験日は2026年11月14日です。

地域づくりコースのしまね高大連携推薦

この方式は、島根県内の高校等の出身者で、高校等の支援を受けながら地域づくりの取り組みを行ってきた人などが対象です。学校長推薦、学習成績の状況3.5以上、合格した場合の入学確約などの条件があります。

試験は2026年11月14日で、発表7分、質疑応答5分、個別面接10分です。発表100点、個別面接100点で、共通テストを課しません。総合型の地域づくりコースとは面接の時間や、小論文の有無が異なります。

発表方法は事前の申告が必要です。パソコンで発表する場合はデータをUSBメモリで持参し、不具合に備えた印刷資料3部も必要です。総合型と推薦では申告書の名称等も異なるため、本人の方式の様式を使用してください。

出雲キャンパス|看護栄養学部の総合型と公募推薦

総合型は書類選考の後にレポート・面接

看護学科・健康栄養学科の総合型には、自己推薦と島根県地域枠があります。1次の書類選考を通過した人が、2次のレポートと面接を受験します。配点は書類・レポート・面接が各100点、計300点です。

2次のレポートは2026年10月24日に120分で実施され、面接は24日または25日の大学が指定する日になります。面接の開始・終了予定の時間帯を、1人当たりの面接時間と取り違えないようにしてください。

看護学科では看護学への関心や学習意欲、健康栄養学科では栄養学や管理栄養士への関心などを評価します。島根県地域枠では、県内の保健・医療・福祉の課題への意欲も評価します。自己推薦と地域枠の重複出願はできません。

一般推薦は共通テストと面接

一般推薦は、両学科とも共通テスト300点と面接200点の計500点です。共通テストの必須教科や選択方法は学科ごとに異なります。面接は2026年11月28日・29日のいずれか1日で、大学が指定します。

専門高校・総合学科枠は、小論文100点と面接100点で選抜します。小論文は11月28日、面接は28日・29日のいずれか1日です。一般推薦の共通テスト型と混同しないようにしましょう。

看護・栄養への志望理由は、実際の学習や関わりを基に、学ぶ必要性まで説明することが大切です。 他人の病歴や個人が特定される情報を詳しく話したり、高校での経験だけで専門的な判断ができると述べたりする必要はありません。

松江キャンパス|人間文化学部の発表形式を区別する

総合型の自己推薦は地域文化学科が対象

地域文化学科の自己推薦は、小論文、発表の要素を含む面接、書類審査です。面接250点、小論文150点、調査書・活動報告書が各50点の計500点です。

高校時代に熱心に取り組んだことを、指定のA4用紙1枚・片面にまとめて提出し、面接の最初の10分程度で発表します。その後に質疑応答があります。事前に提出した用紙は面接室で渡され、その他の物は持ち込めません。ダンスや歌等の実演もできません。

地域教員希望枠は保育教育学科・地域文化学科

地域教員希望枠では、保育教育学科は教育に関する口頭試問を含む個別面接、地域文化学科は発表の要素を含む面接があります。地域文化学科の発表は、自己推薦と同様に事前提出したA4用紙を用いる形式です。

小論文・面接・書類の配点も学科で異なり、面接は保育教育学科270点、地域文化学科300点です。総合型の小論文は2026年10月17日、面接は17日または18日です。地域条件、成績条件、教員への希望など、出願要件は募集要項で確認してください。

公募の一般推薦|保育教育学科は当日テーマを提示

保育教育学科の一般推薦は、小論文、発表・個別面接、書類審査です。発表のテーマは当日提示され、15分程度の準備後、3分程度で発表します。質疑応答と個別面接を含めた面接全体は20分程度の予定です。

発表に必要な画用紙や筆記用具等は大学が用意し、手持ち資料や筆記用具の持ち込みはできません。事前に完成させたスライドを発表する方式ではないため、提示された課題を短時間で整理する練習が必要です。

地域文化学科の一般推薦は、小論文、面接、書類審査です。調査書、活動報告書、志願理由書を踏まえて質問し、学びへの理解、地域に還元する意欲、他者との対話などを評価します。総合型の10分程度の発表を、そのまま一般推薦の形式として扱うことはできません。

一般推薦の小論文は2026年11月21日、面接は21日・22日のいずれかです。学科によって出願条件や配点も異なるため、同じ人間文化学部として一括りにせず確認してください。

学部・コース別の質問例と回答の組み立て方

質問1|国際関係への関心は、どの経験から生まれましたか

…(本人のきっかけ)…から、…という問題に関心を持ちました。…(授業・読書・調査で実際に確認したこと)…を比べると、同じ出来事でも立場によって捉え方が異なりました。

自分が調べた資料だけでは…を十分に説明できません。大学では国際関係について学び、複数の視点と根拠を確かめながら考える力を身に付けたいです。

質問2|データを使った取り組みで、工夫した点は何ですか

…(本人が調べた地域や学校の課題)…について、…というデータを整理しました。…(集計・可視化等で自分が担当したこと)…に取り組みましたが、集めたデータには…という偏りがありました。

統計検定やITパスポートなどの…(本人が実際に学んだ内容)…も、データの扱いを考えるきっかけになりました。大学では、数字と現場の状況を合わせて判断する方法を学びたいです。

統計検定やITパスポートは任意の学習例です。必須資格や、一律の加点が保証される資格として紹介するものではありません。

質問3|地域づくりの活動で、あなた自身は何をしましたか

活動全体では…に取り組み、私は…(本人の役割)…を担当しました。最初は…と考えましたが、…(地域の人への聞き取りや活動で得た気づき)…から、方法を見直しました。

結果として…は変わった一方、…という課題が残りました。この経験を基に、大学では地域の人と協力し、取り組みを継続する方法を考えたいです。

質問4|なぜ看護を学びたいのですか

…(本人のきっかけと、その後の学習)…から、人の生活を支える看護に関心を持ちました。…(学校生活や地域活動での関わり)…では、自分がよいと思うことと、相手が求めることが同じとは限らないと気づきました。

現在の経験だけでは判断できないことも多くあります。大学で看護の知識と技術を学び、相手の話を聴き、根拠を確認して考える力を身に付けたいです。

質問5|栄養に関心を持った後、どんな学習をしましたか

…(本人のきっかけ)…から、食と健康の関係を調べました。生物や化学の…(授業・検定学習等で実際に学んだ内容)…を手がかりに、…を比較しました。

ただし、自分が調べた範囲だけでは、年齢や生活条件の異なる人に同じ説明ができるとは限りません。大学で栄養学を体系的に学び、個々の状況を踏まえて考えたいです。

生物検定・化学検定等に取り組んだ経験がある場合も、知識をどう使ったかまで説明しましょう。未取得の資格や、経験していない活動を加える必要はありません。

質問6|子どもと関わる中で、どのような疑問を持ちましたか

…(本人が経験した子どもとの関わり)…で、同じ説明でも反応が異なることに気づきました。私は…という工夫を試しましたが、すべての子どもに同じ方法が合うわけではありませんでした。

この経験から、子どもの発達や学びについて、感覚だけで判断せず専門的に学ぶ必要があると考えています。大学では…(本人が関心を持つ学習内容)…を深めたいです。

質問7|地域文化について、何を調べたいですか

…(本人が触れた地域の文化)…をきっかけに、…について調べました。…(資料や聞き取りで確認したこと)…には共通点がありましたが、時代や話し手による違いも見つかりました。

一つの説明を正解と決めず、資料を比べ、背景を確かめることが必要だと感じています。大学では文化を多面的に学び、地域で伝える際の方法も考えたいです。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
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スキルパスで島根県立大学の面接準備を進める

志願理由書・活動報告書・面接で、本人の役割と学びを一貫して説明できるようにしましょう。 発表の出来栄えだけでなく、方法を選んだ理由や、うまくいかなかった点についても追加質問の練習が必要です。

スキルパスでは、本人の学習・資格・探究の経験を整理し、学部・コースで学びたい内容につなげる支援を行っています。浜田の地域づくりコース、出雲の看護栄養学部、松江の保育教育・地域文化では、練習すべき課題も異なります。

まず本人の出願方式を確かめ、資料を使える範囲や発表時間に合わせて準備しましょう。

島根県立大学の志望理由書例文と、実績を伝える書き方スキルパスの理系特化推薦対策

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