アール医療専門職大学の総合型は、課題小論文と口頭試問を含む個別面接で選考します。公募制推薦は書類審査と個別面接で、総合型と同じ試験内容ではありません。
理学療法士・作業療法士を目指す理由を、本人の経験と学習に結びつけて説明しましょう。 職業への憧れに加えて、何を調べ、どのような疑問を大学で深めたいのかを考える準備が大切です。
この記事は2027年度の総合型と、公募制の学校推薦型選抜を紹介します。質問・回答例は独自に作成した架空の練習用で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
総合型|課題小論文と口頭試問を含む個別面接
出願には、オープンキャンパス等への参加も必要
総合型は、高校等を2027年3月卒業見込み、またはそれ以前に卒業した人等が対象です。大学の教育理念に共感し、入学後の学習目標が明確で、その実現に必要な意欲・適性・能力を持つことが条件です。
理学療法士または作業療法士として地域社会へ貢献する希望があり、合格時に入学を確約できる専願の方式です。2026年度開催のオープンキャンパス等に参加していることも必要です。
学習内容や施設に関心を持った理由を、本人が実際に確認した内容から振り返ってください。説明会で聞いたこと、見学したこと、自分で調べたことを分けて整理しましょう。
小論文は60分・100点、個別面接は15分・100点
書類審査では調査書と志望理由書を扱います。課題小論文は60分・100点で、事前に与えられた課題について800字程度で記述します。課題は出願後、受験票の送付時に届きます。
個別面接は口頭試問を含み、15分・100点です。小論文と面接の合計点に書類審査の内容を加味して総合的に判定します。志望理由の説明だけでなく、問いを聞いて考え、自分の言葉で答える練習が必要です。
総合型Ⅱ期は12月20日、出願は12月14日必着
Ⅱ期の出願は2026年11月16日から12月14日必着、試験は12月20日です。Ⅲ期は2027年3月1日から3月15日必着、試験は3月20日です。
課題を受け取ってから本番までに、資料を調べ、考えを整理して書く時間も必要です。出願期限だけに合わせるのではなく、書類と学習の準備を早めに進めましょう。
公募制推薦|口頭試問を含む個別面接15分
現役生が対象で、学校からの推薦と入学確約が必要
公募制推薦は、高校等を2027年3月卒業見込みの人が対象です。出身学校長または教諭から推薦され、合格した場合に入学を確約できることが条件です。総合型の卒業年の条件と混同しないでください。
推薦書、調査書、志望理由書による書類審査と、口頭試問を含む個別面接15分・100点で選考します。面接の得点と書類の内容をもとに総合判定する方式です。
口頭試問への準備と、志望理由の準備を分ける
大学の入試案内は、口頭試問を、質問に口頭で答え、学力・専門知識の理解や思考・表現等を評価する形式として説明しています。公表されていない質問や出題科目を決めつけず、高校の基礎学習と、理由を説明する練習を重ねましょう。
面接では、覚えた文章を話す練習に加え、質問に応じて説明する練習が大切です。 分からないことを、知っているように話す必要はありません。どこまで理解しているかを整理してください。
A日程は11月15日、B日程は12月20日
A日程の出願は2026年11月2日から11月10日必着、試験は11月15日です。B日程の出願は11月16日から12月14日必着、試験は12月20日です。
要項では、学校推薦型の同一区分内での再受験は認めていません。総合型の再受験の取扱いとは異なるため、日程を選ぶ際はあわせて確認してください。
理学療法・作業療法|専門職として何を学びたいか
理学療法学科は、基礎学力と他者への配慮も重視
理学療法学科は、高校までの基礎学力、論理的に判断する力、思いやり・協調性、継続して学ぶ姿勢、理学療法士として社会に貢献する意欲等を受入れ方針に掲げています。
部活動や身近な経験から関心を持った場合も、経験の紹介だけで終わらず、その後に調べたことや学んだことを振り返りましょう。自分の経験だけですべての人に同じ対応ができる、と決めつけないことも大切です。
作業療法学科は、科学的根拠と連携・協働を考える
作業療法学科は、基礎学力に加え、柔軟な視点と科学的根拠に基づく判断、他者を理解して連携・協働する姿勢、自分の行動への責任、学び続ける意欲等を掲げています。
理学療法と作業療法の名前を入れ替えただけの志望理由にせず、それぞれの専門職の役割を公式情報で確認してください。本人が深めたい疑問と学科の学びがつながることが大切です。
検定や探究は、実際に学んだ内容を説明する材料
生物検定や物理検定、統計検定、科学系の探究・コンテスト等も、本人の学習経験と志望分野がつながる場合の説明材料です。取得していない資格や、実施していない実験を加える必要はありません。
ここで挙げた資格を必須条件や一律の加点対象として紹介しているわけではありません。どの内容を学び、何がまだ分からないのかを説明する練習に生かしましょう。
質問例と回答例|経験・学習・地域への関心を伝える
質問1|アール医療専門職大学の志望学科を選んだ理由は何ですか
…(本人が専門職に関心を持った経験)…から、…(実際に学習・見学等をしたこと)…に取り組みました。…(残った疑問)…を深めるため、大学の…(公式情報で確認した志望学科の学び)…を学びたいです。
独自の練習例です。資格を取得したい気持ちに加え、大学で学びたい内容と、その理由を説明してください。
質問2|オープンキャンパス等で、何に関心を持ちましたか
…(本人が実際に参加した内容)…で、…(見学や説明で関心を持った点)…を知りました。その後、…(自分で調べたこと)…を通して、…(さらに学びたいこと)…に関心を持ちました。
総合型の参加経験を振り返る練習です。参加していない催しや、受けていない授業を経験として加えないでください。
質問3|高校の学習で、専門分野につながる疑問を持ったことはありますか
…(実際に学んだ生物・物理・数学等の内容)…について、…(本人が疑問を持った点)…を調べました。…(確認できたこと)…が分かりましたが、…(まだ説明できない点)…は大学で理解を深めたいです。
本人の基礎学習を説明する独自の練習で、実際の口頭試問を再現した問題ではありません。理解している内容と、これから学ぶ内容を区別しましょう。
質問4|周囲と協力して取り組んだ経験を教えてください
…(本人が参加した共同活動)…で、…(意見や役割の違い)…がありました。私は…(実際に相手の話を聞いて行ったこと)…を試し、…(その経験から学んだこと)…を大切にしたいと考えました。
他者への理解や協調性を考える練習例です。本人が実際に経験した学校生活や地域活動等から振り返ることができます。
質問5|地域で専門職として役立つために、何を学びたいですか
…(本人が地域や生活の中で関心を持ったこと)…について、…(実際に調べた内容)…を知りました。大学では…(専門職の学習と関係する内容)…を学び、…(本人が考える今後の目標)…につなげたいです。
地域貢献を考える独自の練習です。見学したことと自分が行ったことを分け、医療行為を経験として作り足したり、個人が特定される患者情報を話したりしないでください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接準備|志望理由と口頭での説明を練習
スキルパスでは、本人の関心に合う実績づくりから、志望理由書と面接の準備までを個別に支援します。学習と活動を振り返り、本人の経験や考えについて、質問に応じて答える練習を重ねます。
アール医療専門職大学では、総合型の小論文と、公募制推薦の選考内容を区別しましょう。 両方式の口頭試問を含む面接に備え、志望学科の理解と高校の基礎学習を確認することが大切です。
公式資料
出願前に最新の公式要項で、卒業年、入学確約、事前の参加条件、推薦書、課題の受取り、再受験、必要書類と必着期限を確認してください。


