東邦音楽大学の総合型選抜[公募]では、個人面接に加えて、小論文と、専攻に応じた音楽力総合診断またはパフォーマンス力診断があります。演奏や制作の結果だけでなく、どのように練習し、何を学び、大学で何を深めたいかを言葉にする準備も大切です。

面接で伝えたいのは、立派な将来像だけでなく、本人が音楽と向き合ってきた過程と、大学で学ぶ必要性です。 以下の質問・回答例は独自に作成した架空の練習用で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。

総合型選抜[公募]|個人面接と実技等を一緒に準備

個人面接と、約30分の音楽力総合診断は別の選考

総合型選抜[公募]は、学修計画書、活動報告書、調査書等を含めて総合的に判断する選抜です。音楽表現専攻のピアノ・声楽・管弦打楽器・作曲(クラシック)、教職実践専攻、音楽療法専攻では、レッスン形式・30分程度の音楽力総合診断があります。専攻実技に、音楽的基礎知識・ソルフェージュを含みます。

これとは別に個人面接があります。要項の「30分程度」を、個人面接の時間だと読み替えないでください。面接では学修計画書と活動報告書の内容を振り返り、取り組みの理由や工夫を自分の言葉で説明する練習が役立ちます。

小論文は600〜800字・50分です。教職実践専攻は教職、音楽療法専攻は音楽療法に関する小論文です。志望分野への関心を、日々の学習や経験と結び付けて考えておきましょう。

専攻ごとに異なる診断内容と提出物

ピアノ・声楽・管弦打楽器は自由曲が基本です。教職実践は指定された課題から選ぶピアノ弾き歌い、音楽療法は課題曲のピアノ弾き歌いと自由曲です。作曲(クラシック)は自由曲、または自作品音源・自作品楽譜を出願時に提出する方法が示されています。曲目、楽譜、伴奏等の詳細は志望する専修の欄を確認してください。

パフォーマンス総合芸術文化専攻のパフォーミングアーツ専修と作曲・サウンド制作技術専修では、音楽力総合診断の代わりにパフォーマンス力診断があります。口頭試問を含む10分以内のオーディション形式で、音楽実技、朗読、演劇、ダンス等を行います。個人面接とは別の選考です。

ピアノ・声楽・管弦打楽器には、大学の基礎力診断でB以上の判定を受け、結果通知書の写しを提出した場合の診断免除があります。実技の判定は専攻実技・ソルフェージュ、楽典の判定は音楽的基礎知識に対応します。個人面接や小論文まで免除される制度ではありません。

公募推薦と総合型の別方式|推薦者・選考内容を区別

学校推薦型選抜[公募]は、個人面接を5段階で評価

学校推薦型選抜[公募]は、2026年3月卒業または2027年3月卒業見込みで、学校長等の推薦を受ける方が対象です。学修する意欲・能力があり、合格した場合に必ず入学することも条件です。

個人面接は5段階評価です。小論文は600〜800字・50分・100点。音楽表現・教職実践・音楽療法では楽典も50分・100点で課され、専攻ごとの実技があります。パフォーマンス総合芸術文化専攻では楽典は課されず、パフォーマンス力診断があります。総合型の科目をそのまま当てはめず、公募推薦の科目表を確認してください。

卒業生推薦と特定楽器も、総合型の別方式

総合型選抜[卒業生推薦]は、東邦音楽大学・同大学院、東邦音楽短期大学の卒業生・修了者から推薦を受ける制度です。推薦者は事前登録が必要です。選考は小論文、専攻ごとの診断、個人面接等を組み合わせます。学校長の推薦を要する公募推薦とは異なります。

総合型選抜[特定楽器]は、管弦打楽器専修のうち、オーボエ、ファゴット、ユーフォニアム、ヴィオラ、チェロ、コントラバスが対象です。小論文、個人面接、30分程度のレッスン形式の音楽力総合診断があります。対象楽器の演奏と、質問形式による楽典・ソルフェージュを準備してください。

演奏専修(Konzertfach)は、別に推薦型選抜が設けられています。総合型[公募]の対象専修だと思い込まず、該当する要項を確認する必要があります。

日程と出願|学修計画書と活動報告書を見直す

総合型[公募・卒業生推薦・特定楽器]の第3回は2026年11月2〜9日出願・11月15日試験、第4回は11月18〜27日出願・12月6日試験です。その後も2027年1〜3月の選抜があります。学校推薦型[公募]は2026年11月2〜9日出願・11月15日試験です。試験会場は文京キャンパスです。

ウェブ出願の登録・検定料の納入に加えて、必要書類の郵送が必要です。書類は出願期間最終日必着です。学修計画書、活動報告書、推薦書等の必要書類は方式によって異なり、楽譜や音源の扱いも専修によって変わります。

実績を並べるだけでなく、練習前の課題、取り組んだ方法、変化、今後の課題まで整理すると、書類と面接の内容をつなげやすくなります。 コンクールや演奏会の経験がある場合も、名称だけでなく、本人の担当と工夫を説明しましょう。

質問例と回答例|演奏・制作・学びを具体的に説明

質問1|演奏を通じて、何を学びましたか

…(本人が取り組んだ曲や演奏活動)…では、…(当初の課題)…がありました。録音を聞き直し、…(実際に変えた練習や表現)…を試しました。…(変化と残った課題)…を踏まえ、大学では…(深めたい学び)…に取り組みたいです。

独自の練習例です。コンクールの入賞経験がある場合も、入賞そのものを話の結論にせず、演奏をどう改善したかまで説明してください。

質問2|作曲や音源制作で、何を工夫しましたか

…(本人が制作した曲や音源)…で、…(表現したかったこと)…を目指しました。…(和声・構成・音色等で試したこと)…によって、…(変化)…がありました。一方、…(現在の課題)…があり、大学で学びたいです。

独自の練習例です。自作と他者の作品、本人の担当と共同制作者の担当は明確にしてください。情報系の資格やコンテスト等の経験を話す場合も、制作にどう生かしたかを説明する材料であり、入試の加点を保証するものではありません。

質問3|音楽の教員として、どんな学びを支えたいですか

…(本人が音楽を学んだ、または人に伝えた経験)…から、…(気づいた難しさ)…を感じました。…(工夫した伝え方)…を通じて、…(分かったこと)…がありました。教職実践専攻で、演奏技能に加えて…(学びたい指導や教育の内容)…を学びたいです。

独自の練習例です。教える側の理想だけでなく、学ぶ人の違いをどう受け止めたかも考えておきましょう。実際には経験していない指導実績を書く必要はありません。

質問4|なぜ音楽療法を学びたいのですか

…(本人が関心を持ったきっかけ)…から、…(実際に調べた資料や見学)…を通じて学びました。音楽が好きという気持ちだけではなく、…(支援を考える上での疑問)…を持ちました。大学で…(専門的に学びたいこと)…を深めたいです。

独自の練習例です。音楽を聴かせれば必ず状態が改善する、といった効果の断定は避けましょう。観察したことと推測を分け、対人援助について学ぶ必要性を説明してください。

質問5|パフォーマンスで、どんな表現を目指しましたか

…(本人の実際の表現活動)…では、…(伝えたかった内容)…を、…(声・動き・音等の工夫)…で表しました。…(受けた反応や振り返り)…から、…(課題)…が見つかりました。大学では…(広げたい表現や学び)…に取り組みたいです。

独自の練習例です。パフォーマンス力診断の口頭試問に備える際にも、自分の表現を振り返る練習が役立ちます。文章を暗記するより、実際の作品や経験を根拠に話せるようにしましょう。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
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スキルパスで、経験の整理から面接まで準備

実技の練習と並行して、学修計画書に書いた内容を声に出し、理由や具体例を聞かれても答えられるか確かめましょう。音楽の専門的な実技指導と、書類・面接で経験を伝える準備は分けて考えることが大切です。

スキルパスでは、本人の活動・制作・探究等を振り返り、志望分野に合う書類と面接の内容を一緒に整理します。 準備の進め方は下のフォームからご相談ください。合格や特定の評価を保証するものではありません。

東邦音楽大学の志望理由書例文|総合型・推薦対策【2027年度】スキルパスの理系特化推薦対策

公式情報:入学者選抜情報、2027年度入学者選抜要項。

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