日本工業大学の総合型選抜には、課題実践型、体験講義型、活動アピール型、基礎学力型があります。2027年度の基礎学力型は面接を行わないため、まず受験方式を確認しましょう。
面接では、作品や資格の名前だけでなく、本人がどう考え、試し、学んだかを説明できることが大切です。 以下の質問・回答例は独自に作成した架空の練習用で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
活動アピール型|志望理由書と活動報告から準備
活動アピール型は、調査書等、志望理由書、活動状況・資格取得報告書と面接で選考します。基幹工学部・先進工学部・建築学部が対象で、第3志望学科・コースまで志望できます。志望理由書は第1志望について記入します。
面接では、高校時代の活動や私生活等で最も伝えたい取り組みについて、質疑応答を行います。授業、部活動、個人での製作や学習も振り返り、本人の役割、工夫、分かったことを整理しましょう。
面接時に、ロボット・ソフトウェア・図面等の製作物や写真を用意して発表することもできます。発表は全員必須という記載ではありません。使用するノートパソコンやタブレット等の機器は持参します。
出願資格は、高校卒業・2027年3月卒業見込み等の所定の大学入学資格です。第2期は2026年12月10日〜2027年1月19日必着、試験は1月29日です。Web登録だけでなく、必要書類の郵送まで終える必要があります。
体験講義型・課題実践型|方式と学科の指定を確認
体験講義型
書類、面接に加え、体験講義の理解度をワークシートまたは実技の成果で評価します。建築学科以外の6学科は、自然科学系の講義45分とワークシート作成45分です。
建築学科はコースにより異なります。建築コースはA・Bから選び、生活環境デザインコースはAのみです。
- A方式:講義30分の後、椅子の構成やデザインを観察して描く実技60分。
- B方式:部材の形と変形について講義・実験50分の後、グラフやスケッチで考察する実技40分。
聞いた内容をメモし、重要な点と理由を整理する練習も必要です。第2期は2026年11月11日〜12月8日必着、試験は12月12日です。講義等の時間を、そのまま面接時間と考えないでください。
課題実践型
課題実践型は、書類、課題、面接、プレゼンテーションによる選考です。面接内で5分程度発表し、内容について質疑応答があります。2027年度の試験日は2026年10月11日で、この記事の確認時点では終了しています。次年度は新しい要項を確認してください。
課題や発表方法は学科別です。機械工学科は目的・背景、原理、まとめの順で説明し、電気情報工学科・環境生命化学科では課題への理解も問われます。ロボティクス学科は選択課題に応じて製作物等の持参が必要です。
情報メディア工学科は大学が用意したカードで指定のソートを実演し、持参したパソコンや資料は使用できません。データサイエンス学科は持参資料で説明し、パソコン等の機材は使用しません。建築学科も資料や模型等の指定があるため、他学科の準備をそのまま当てはめないでください。
発表資料を整えるだけでなく、仕組みや判断の理由を、その場で説明できるよう練習しましょう。 総合型の面接時間・面接官の人数を全方式共通で示す記載はありません。
基礎学力型は面接なし
基礎学力型は、数学・英語の筆記、事前提出の小論文、調査書で選考します。面接対策が必要な3方式と区別して、受験方式に合う準備をしてください。
公募推薦|探究で主体的に取り組んだ内容を説明
学校推薦型選抜(公募制)は、調査書、志望理由書、活動状況・資格取得報告書と面接で選考します。面接では、課題研究や総合的な探究の時間等で主体的に取り組んだ内容について質疑応答を行います。
出願には、2026年3月卒業または2027年3月卒業見込みで校長の推薦を受け、全体の学習成績の状況が3.2以上であることが必要です。両方の条件を確認しましょう。第2志望学科・コースまで志望でき、志望理由書は第1志望について記入します。
選考では、学業成績、取得資格・コンクール受賞・生徒会・部活動・ボランティア等の実績、主体的な取り組みや工学・科学技術への関心を評価します。資格名だけで評価が決まるわけではないので、学習や活動の過程も整理してください。
第1期の書類受付は2026年11月2〜9日必着、試験は11月14日です。第2期は11月11日〜12月8日必着、試験は12月12日です。Web受付の開始日と、書類の受付期間は区別してください。
質問例と回答例|実績の背景と工夫を伝える
質問1|その活動で、あなたが工夫したことは何ですか
…(本人が取り組んだ活動)…で、私は…(実際の役割)…を担当しました。…(うまくいかなかった点)…に対し、…(本人が考えて試した方法)…を試しました。…(結果と反省)…から、大学では…(さらに学びたい内容)…を深めたいです。
独自の練習例です。活動アピール型や公募推薦の準備では、チームの成果と本人の行動を分けて説明しましょう。
質問2|製作したものは、どんな仕組みで動きますか
…(本人が製作・改良したもの)…は、…(動作の原理)…を使っています。…(当初の不具合)…があり、…(試験や測定で確かめたこと)…をもとに改良しました。まだ…(残った課題)…があり、大学で基礎から学びたいです。
独自の練習例です。機械・電気情報・ロボティクス等の準備に使えます。物理検定や数検を学んだ経験がある場合も、製作や観察の何を理解する助けになったかを説明してください。
質問3|プログラムやデータを、どう確かめましたか
…(本人が作ったプログラム・分析)…で、…(解決したかった課題)…に取り組みました。…(実際に行ったテストや比較)…から、…(分かったこと)…がありました。…(条件が変わると残る問題)…を、大学でさらに考えたいです。
独自の練習例です。情報メディア・データサイエンス等の準備では、ITパスポート、統計検定、日本情報オリンピック予選Bランク等の本人の経験も材料になります。ただし、それらが一律の出願条件や加点を意味するわけではありません。
質問4|観察や調査から、何を考えましたか
…(本人が観察・調査した対象)…について、…(確認した資料や記録)…を整理しました。…(予想と異なった点)…があり、…(追加で確かめたこと)…をもとに考え直しました。大学では…(環境・生命・化学・建築等の関心分野)…を学びたいです。
独自の練習例です。化学検定・生物検定等の学習や、建築・デザインの観察経験がある場合は、知識をどう使ったかも振り返りましょう。未実施の実験や調査を、実施したように話す必要はありません。
質問5|体験講義で、何が分かり、何が疑問に残りましたか
…(実際に受けた講義の内容)…について、…(理解できた点)…が印象に残りました。ワークシートや実技では…(本人が考えたこと)…を表しました。一方で…(十分に説明できなかった点)…があり、大学で学びを深めたいです。
独自の練習例です。事前練習では学校の授業等を題材にし、試験当日は実際の講義・実技に合わせて考えてください。受けていない内容を覚えて話す練習ではありません。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、活動・書類・面接を一緒に準備
志望学科と方式を確認したら、自分の学習・探究・製作を振り返り、結果だけでなく理由と工夫を説明する練習に進みましょう。課題実践型の機器・資料の指定と、活動アピール型の任意の発表は混同しないことが大切です。
スキルパスでは、本人の資格・探究・製作を振り返り、志望学科に合わせて、書類や発表と面接で伝える内容を一緒に整理します。 準備の進め方は下のフォームからご相談ください。合格や特定の評価を保証するものではありません。
日本工業大学の志望理由書例文|総合型・推薦対策【2027年度】
公式情報:2027年度入試一覧、募集要項・出願書類。

