北陸大学の面接対策は、受験する学科と方式の確認から始めましょう。総合型にはグループワーク後に面談を行う方式があり、公募推薦でも薬学部と他学部では選考内容が異なります。
セミナーでの個人面談、資格を生かす方式の面接、公募推薦の面接は同じ選考ではありません。提出書類と当日の課題に合わせ、本人の経験を説明する練習が大切です。
以下の質問・回答例は独自の架空練習です。公式過去問、合格者の回答、出題予告ではありません。省略箇所は本人の実際の経験で補い、取り組んでいない活動や取得していない資格を話さないでください。
北陸大学の総合型は、セミナー型と面接中心の方式を区別
| 総合型の方式 | 面談・面接と準備のポイント |
|---|---|
| 21世紀型医療人育成方式 | 薬学科は模擬授業・小グループ討議・レポートなどと個人面談。医療技術学科・理学療法学科はグループワークなどと個人面談で評価 |
| 21世紀型スキル育成方式 | 経済経営学部・人文社会学部が対象。グループ活動、レポート、面談などの評価内容は学科別 |
| スポーツ活動評価方式 | 対象学科・競技が限られ、クラブ指導者を通じた志願が必要。予備面談、当日の面接、課題レポートなどで評価 |
| 課外活動評価方式・能登半島復興人材育成方式・特定地域方式 | 面接、課題レポート、調査書で評価。対象となる学科、地域、高校、卒業年度などの条件は方式ごとに異なる |
| 商業系【簿記・情報】資格評価方式 | 経済経営学部と人文社会学部の対象学科で実施。所定の資格基準があり、面接36点・調査書20点、志望理由書は参考資料 |
| 専門高校・総合学科生評価方式 | 経済経営学部・人文社会学部が対象。面接30点、課題レポート20点、調査書20点、取得資格30点 |
| 語学資格評価方式 | 国際コミュニケーション学科が対象。所定の語学試験等の条件があり、面接36点・調査書20点、志望理由書は参考資料 |
| 自己推薦方式 | 全学部・学科が対象。面接60点、自己推薦書35点、調査書5点。出願後に面接日時を案内 |
21世紀型のセミナー予定では、薬学科の面談は10〜15分、医療保健学部は20分、経済経営学部は10分、人文社会学部は15分です。これらはセミナーの予定であり、別方式の面接時間ではありません。
セミナー型では、考えたことだけでなく、他の参加者とどう話し合い、意見を受け止めたかも振り返りましょう。2027年度のこのセミナーは2026年10月3日に実施され、出願受付も終了しています。
商業系資格評価方式では、メディア情報学科は情報処理関連検定のみが対象です。経済学科などで使える資格を、全学科で同じように使えると考えないようにしてください。
公募推薦は、薬学部の第1回と第2回で内容が異なる
| 学部・日程 | 選考内容と配点 |
|---|---|
| 薬学部・公募第1回 | 化学の基礎学力検査50点、面接30点、調査書20点。推薦書も審査資料 |
| 薬学部・公募第2回 | 調査書20点、課題レポート・面接による思考力等の評価65点、面接による主体性等の評価15点。推薦書も審査資料 |
| 医療保健学部・公募 | 課題レポート50点、面接30点、調査書20点。推薦書も審査資料 |
| 経済経営学部・人文社会学部の公募 | 課題レポート50点、面接30点、調査書20点。推薦書も審査資料 |
薬学部第1回の基礎学力検査は50分で、化学基礎・化学が範囲です。「高分子化合物」は除かれます。面接の開始は10時50分からと示されていますが、これは面接の所要時間を示す数字ではありません。
薬学部公募の第1回は、面接だけでなく化学の基礎学力検査も必要です。第2回の課題レポートを使う選考と混同せず、受験回に合う準備を進めましょう。
公募は学校長の推薦などが必要です。薬学部・医療保健学部は全体3.0以上、国際コミュニケーション学科は英語または中国語3.0以上の学習成績基準があります。経済経営学部とメディア情報学科・心理社会デザイン学科には、この成績基準は設けられていません。
実績は、学んだことと志望学科の関係まで説明
資格やコンテストの名前を並べるだけでなく、なぜ取り組み、何に苦労し、どのように学び方を変えたかを整理しましょう。結果と本人の行動を分けると、経験を具体的に話しやすくなります。
薬学・医療保健志望で、化学検定、生物検定、物理検定や科学探究に実際に取り組んだ人は、理解が深まった点と残った疑問を説明する練習ができます。医療行為を経験したかのような話に広げる必要はありません。
メディア情報志望なら、制作物、データの扱い方、情報オリンピック予選Bランクなど、本人が実際に得た結果を使えます。ただし、これらの独自例が全方式で出願資格・加点対象になるわけではありません。
商業系資格評価方式では、ITパスポート試験や基本情報技術者試験、日商簿記など、大学が定める資格と基準があります。専門高校・総合学科生評価方式にも、対象資格の証明書を提出して評価を受ける案内があります。独自の練習例と公式の資格条件は分けて確認してください。
経済・経営志望なら調査や簿記学習、心理社会デザイン志望なら人の行動に関する探究、国際コミュニケーション志望なら語学学習や交流経験などから、本人が実際に取り組んだことを選びましょう。
北陸大学の面接に向けた質問例と回答の組み立て方
質問例1:なぜ北陸大学のその学科で学びたいのですか
…(本人が関心を持ったきっかけ)…から、…(実際に続けた学習や活動)…に取り組みました。その中で…(深めたい疑問)…が残りました。北陸大学の…(公式情報で確認した学科の学び)…を通じ、この点を学びたいと考えています。
学科名の差し替えだけで終わらず、本人の経験と学科の内容を結び付けましょう。授業や研究について確認できていないことは、知っているように話さないでください。
質問例2:グループで意見が分かれたとき、どう関わりましたか
…(本人が参加した活動)…で、…(実際に意見が分かれた点)…がありました。私は…(相手の考えを確かめた行動)…を行い、…(自分から提案したこと)…を伝えました。結果は…(実際の結果)…で、…(振り返り)…が残りました。
セミナー型を考える人は、当日の活動についても、他者の意見から考え直した点を振り返りましょう。発言回数を増やすことだけを目標にする必要はありません。
質問例3:資格学習やコンテストで工夫したことはありますか
…(本人が受検・参加した資格やコンテスト)…では、…(難しかった内容)…に苦労しました。そこで…(実際に試した方法)…に変えました。…(本人の正確な結果)…に加え、…(学べたこと)…が、大学で…(学びたい内容)…を考えるきっかけになりました。
得点や級、予選の成績は証明できる範囲で正確に伝えます。グループの受賞を、自分一人の成果として説明しないようにしましょう。
質問例4:医療や地域の課題について、どのように考えていますか
…(本人が読んだ資料や実際の体験)…を通じ、…(関心を持った課題)…を考えました。現時点では…(自分の考えと根拠)…と捉えています。一方で…(まだ分からないこと)…もあり、…(大学で学びたいこと)…を深めたいと思っています。
薬学・医療保健や地域に関わる方式を考える人向けの練習例です。被災経験や支援活動を作り足したり、一つの体験だけで医療・地域全体を決め付けたりしないようにしてください。
質問例5:提出したレポートについて、考えが変わった点はありますか
レポートでは…(本人が書いた主張)…と考えました。…(使った資料や実際の経験)…が根拠です。その後…(読み直しや対話で気付いたこと)…があり、現在は…(補足したい点や残る課題)…も重要だと考えています。
文章の暗記だけでなく、主張の理由や資料の限界も説明する練習です。借りた表現の意味を理解していないまま、本人の考えとして繰り返さないでください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
公募・資格評価方式などの出願日程と面接通知を確認
公募第1回は2026年11月1日〜6日必着で出願し、11月15日に選抜を実施します。第2回は12月1日〜7日必着で、選抜日は12月12日です。第1回の地方会場では、志願状況に応じてオンライン面接になる場合があります。
商業系【簿記・情報】資格評価方式と語学資格評価方式の第2回も、12月1日〜7日必着、12月12日選抜です。スポーツ活動評価方式は第2回・第3回がありますが、指導者を通じた志願などの条件があるため、誰でも自由に出願できる方式とは考えないでください。
自己推薦方式は2027年2月24日〜3月19日必着で出願し、出願後随時の選抜です。面接日時は別途案内され、状況によりオンライン面接も可とされています。
多くの方式では、面接通知が出願登録したメールアドレスに届きます。集合時刻を所要時間と取り違えず、受験する方式の通知を確認しましょう。期限直前の登録だけで間に合うと考えず、必要書類の到着日も確認してください。
公式資料:2027年度学生募集要項、募集要項・出願書類の案内、入試情報。対象学科、出願資格、選考方法、変更情報は最新の大学案内で確認してください。
スキルパスでは、本人の資格学習・探究・制作を整理し、志望学科と方式に合う面談・面接の準備を支援します。対策は下のフォームからご相談ください。


