大同大学の面接対策では、体験授業総合型、専門高校総合型、公募の一般推薦を区別することが大切です。体験授業での取り組みを振り返る準備と、提出書類を基に短く答える集団面接の練習では、重点が異なります。
志望理由を暗記するだけでなく、授業・実験・制作で自分が考えたことを、志望する学科や専攻の学びにつなげて説明しましょう。
以下の質問・回答は独自の架空練習例です。公式過去問、合格者の回答、出題予告ではありません。本人が実際に経験したことに置き換えてください。
大同大学の面接は入試方式ごとに確認
2027年度の募集要項では、次の違いがあります。公募の一般推薦は、専願型と併願型で選考方法が異なります。
| 方式 | 面接と準備の要点 |
|---|---|
| 体験授業総合型 | エントリー後に体験授業を受講。出願許可後の正式出願を経て面接 |
| 専門高校総合型 | 面接40点・調査書60点。専門科目の履修と実習経験を確認 |
| 公募の一般推薦・専願型 | 面接40点・調査書60点。志望理由書の内容も整理 |
| 公募の一般推薦・併願型 | 基礎学力検査200点・調査書50点。面接は選考科目に含まれない |
専門高校総合型と一般推薦の専願型は、面接員2名に対して受験生2〜3名のグループ面接です。時間は1組20分程度であり、一人20分ではありません。質問を聞いて要点から答え、他の人の発言を遮らない練習も必要です。
体験授業総合型の面接時間や人数を、このグループ面接と同じだと考えるのは避けましょう。公開要項にある9時30分は面接の開始時刻であり、一人あたりの所要時間ではありません。
体験授業総合型は学科・専攻の体験を振り返る
体験授業総合型は、講義、演習、実験・実習などへの取り組みも評価対象です。大学の入試ガイドでは、出願後の面接は入学意思の確認が主であると案内されています。だからこそ、体験した内容と入学後の学びを、自分の言葉で説明できることが大切です。
工学部では、機械工学科の設計・製図や数学・物理、機械システム工学科のエネルギーや歯車・リンク機構、電気電子工学科の回路シミュレーションと組み立て・測定などが、2027年度の体験内容として示されています。
建築学部では、建築・インテリアデザインの模型や測定、かおりデザインの嗅覚・調香に関する実習、都市空間インフラの計測や道路に関する学習など、専攻によって内容が異なります。「建築に興味がある」だけでなく、どの体験に関心を持ったのかを整理しましょう。
情報学部も、情報システム学科の数学・ネットワーク・ロボット制御、情報デザイン学科の身近な問題に対する提案と発表、総合情報学科の簿記や運動・エネルギーに関する学習など、学科ごとの違いがあります。
体験内容の紹介で終わらず、自分が試したこと、結果をどう考えたか、大学でさらに学びたいことまで振り返ると、志望理由とのつながりが伝わります。
体験授業へのエントリー時点では、推薦書・調査書は不要です。一方、出願許可後の正式出願では調査書や志望理由書が必要です。参加申し込みと正式出願を混同しないようにしてください。
専門高校総合型と公募推薦は書類に沿って練習
専門高校総合型は、高校で所定の専門科目を履修した人が対象です。普通課程の出身者は出願できず、総合課程では履修教科・科目によって出願可否が決まります。実習や課題研究について、自分の担当、工夫、結果、残った課題を整理しましょう。
調査書の評価には学習成績や活動、資格検定などが含まれ、志望理由書の内容も踏まえられます。資格名を並べるだけでなく、学んだ内容を実習や探究でどう使ったのかを説明できる準備が大切です。
公募の一般推薦は、2027年3月卒業見込みで学校長の推薦がある人、または2026年3月卒業で自己推薦する人が対象です。専願型では、調査書と志望理由書に書いた内容を確認し、学科で学びたい理由を具体的に伝えましょう。
併願型は面接ではなく、英語と数学の基礎学力検査が中心です。英語コミュニケーションⅠと、数学Ⅰ・数学Aの「図形の性質」「場合の数と確率」が範囲で、両教科を60分で解答するマークシート方式です。
物理・化学の検定学習、プログラミング、情報オリンピック、簿記などは、本人の実際の取り組みに応じて説明材料になり得ます。ただし、ここで挙げた例すべてが公式の評価対象や加点対象という意味ではありません。資格・活動の取り扱いは、方式ごとの公式資料を確認してください。
大同大学の面接に備える質問例と回答の組み立て方
質問例1:なぜこの学科・専攻を志望したのですか
…(実際に関心を持ったきっかけ)…から、…(取り組んだ実験・制作・調査)…を続けました。その中で…(疑問や課題)…が残りました。貴学の…(志望学科・専攻の学び)…を通じて、基礎から理解し、…(取り組みたいこと)…につなげたいと考えています。
学科名を入れ替えるだけの回答ではなく、その学科で学ぶ必要性を説明する練習です。確認していない授業や研究内容を、あるものとして話さないでください。
質問例2:体験授業で、予想と違ったことはありますか
…(実際に受けた体験授業)…では、最初は…(予想)…と考えていました。…(自分で測定・制作・計算したこと)…によって、…(結果)…が分かりました。…(結果を受けて考えたこと)…から、…(さらに学びたい内容)…に関心が深まりました。
回路、模型、においの測定、ロボット制御など、受けた内容に合わせて考えましょう。担当教員の説明と、自分の観察・考察を区別することも大切です。
質問例3:課題研究や実習で工夫した点は何ですか
…(本人が取り組んだ課題)…で、私は…(担当した部分)…を受け持ちました。…(うまくいかなかったこと)…に対して、…(変更した条件や手順)…を試しました。…(確認できた結果)…が得られましたが、…(未解決の点)…も残っています。
専門高校総合型を想定した独自の練習例です。班全体の成果と自分の担当を分け、成功だけでなく検証できていない点も正確に説明しましょう。
質問例4:資格やコンテストから何を学びましたか
…(実際に学んだ資格や参加したコンテスト)…を通じて、…(理解した考え方)…を学びました。…(授業や探究で試したこと)…では、…(役立った点や不足した点)…に気付きました。大学では…(深めたい基礎や専門分野)…を学びたいです。
物理・化学の検定や情報分野の学習を挙げる場合も、取得・受賞状況は正確に伝えてください。情報オリンピック予選Bランクなどの結果は、本人にその実績がある場合だけ使えます。
質問例5:他の人と取り組む中で、考えが変わった経験はありますか
…(実際の共同活動)…で、私は…(当初の考え)…を提案しました。…(相手の意見と根拠)…を聞き、…(確かめたこと)…を踏まえて、…(考え直した点)…がありました。この経験から、…(学んだこと)…が大切だと感じました。
集団面接でも、他の人より長く話すことが目的ではありません。質問に沿って答え、必要に応じて根拠を補う練習が役立ちます。以上の例は、実際の出題や合格を保証するものではありません。
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合格へ
公募推薦の出願日程と公式資料を確認
2027年度の体験授業総合型と専門高校総合型の面接は、2026年10月17日に終了しています。体験授業総合型は、エントリー、体験授業、出願許可、正式出願を経る制度です。正式出願は10月1日から10月8日までで、この段階から専願となります。
公募の一般推薦は、2026年11月10日から11月19日までの出願で、郵送書類は締切日消印有効です。試験日は11月28日、合格発表は12月5日です。専願型と併願型の両方を受験することはできません。
募集学部は工学部、建築学部、情報学部です。志望する学科・専攻と方式を確認し、出願書類、専門科目の履修条件、提出期限まで一緒に点検してください。
公式資料:募集要項・出願書類、2027年度募集要項、体験授業総合型の入試ガイド、2027年度の体験プログラムと準備のアドバイス。変更情報も大学の最新案内で確認しましょう。
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