名城大学の面接対策では、学部独自総合型、公募制推薦、専門高校等推薦、英語資格取得者入試を区別しましょう。一般的な志望理由だけでなく、発表実績、技術内容、専門分野の知識が問われる方式もあります。
面接・発表では、資格や受賞の名前だけでなく、自分が取り組んだ内容と、その根拠を説明できることが大切です。
以下の質問・回答は独自の架空練習例です。公式過去問、合格者の回答、出題予告ではありません。本人の実際の経験を振り返るための参考であり、出願書類への転用例ではありません。
名城大学の学部独自総合型は方式別に準備
2027年度の学部独自総合型には、学部ごとに次のような審査があります。
| 学部・方式 | 面接・発表等の主な内容 |
|---|---|
| 法・法探求ゼミナール | 教員・受験生との法探求のディスカッション。その後に小論文 |
| 経営・簿記・会計 | 簿記・会計の記述試験と、若干の専門知識も問う個人またはグループ面接 |
| 経済・資格・検定活用型 | 志望理由書に基づく個人またはグループ面接。面接担当者2人 |
| 外国語・英語ディスカッション | 受験者4人以内、約20分の英語討議。簡単な自己紹介・質疑応答を含む |
| 人間・プレゼンテーション | 実績レポートを基にPowerPointで発表し、質疑応答・口頭試問 |
| 都市情報・まちづくり | 面接と発表。まちづくり・観光の発表実績に関する質問も含む |
| 情報工・プログラミング実績評価 | 技術内容の発表、質疑応答、基礎学力・専門分野の口頭試問 |
| 理工・数学実績評価 | 個人面接。数学の知識・見解を問う口頭試問も実施 |
| 農・探究活動プレゼンテーション | 学会等で発表した内容を基にした小論文、発表・質疑応答等 |
| 薬・研究成果発表 | 研究内容の発表と、その内容に関する質問 |
法探求ゼミナールは、一般的な個人面接ではありません。教員と受験生で法に関する議論を行い、その議論を踏まえた課題を小論文にまとめます。発言前に論点を整理し、他の人の意見を受けて考える練習が役立ちます。
外国語学部は英文を読んで日本語で要約・論述する試験もあります。英語ディスカッションは、話す量を競うのではなく、相手の意見を聞き、理由を添えて自分の意見を伝える練習が大切です。
人間学部は、過去の活動を基にした入学後のプロジェクト計画が重要です。実現可能性、学部の学びとの関係、他の学生との協働まで整理しましょう。都市情報学部の「まちづくり」は口頭のみの発表で、人間学部と同じ機材・資料の扱いではありません。
理系の発表・口頭試問は実績と基礎学力を結び付ける
情報工学部・プログラミング実績評価
コンテスト参加やソフトウェア開発・公開等の実績が出願条件に含まれます。成績や数学・理科の履修条件もあるため、作品があれば誰でも出願できるわけではありません。
提出する技術内容の説明は、対象の実績を1件選び、自分が担当した部分を明確にする必要があります。2次試験は発表だけでなく、書類・発表に対する質疑応答、高校までの基礎学力、情報工学の知識・見解に関する口頭試問を含みます。
情報オリンピック予選Bランクなどの経験が実際にあれば、解いた問題の考え方や、改善した手順を説明する練習につなげられます。ただし、この結果だけで出願条件をすべて満たすという意味ではありません。制作なら、入力・処理・出力、選んだ手法、確かめた結果まで説明できるようにしましょう。
理工学部数学科・数学実績評価
所定の出願条件には、日本数学オリンピックの本選受験資格または実用数学技能検定準1級以上の実績があります。取得時期、数学・理科・英語の履修条件も確認が必要です。
個人面接では数学の知識・見解を問う口頭試問があります。答えだけでなく、条件の整理、使った定理、途中の考え方を声に出して説明する練習が役立ちます。分からない問題を、知っているふりで押し通さないことも大切です。
農学部・薬学部の研究発表
農学部は、学科が指定する学会等での発表実績が前提です。チームの発表では、自分の担当範囲も書類で示します。2次試験は発表内容を踏まえた小論文に加え、質疑応答、志望動機、基礎学力の確認などを含みます。
薬学部は、部活動やSSH等の研究成果を所定の外部の研究発表会等で発表した実績と、指定教科の成績条件があります。研究テーマ・論旨と実績の根拠資料を提出し、2次試験で研究内容を発表します。
結果が良かったという説明だけでなく、比較条件、測定方法、自分の担当、まだ分からない点まで整理しましょう。
生物検定・化学検定・物理検定などの学習経験を話す場合も、実際に理解した内容と研究の関係を説明することが大切です。これらは独自の練習例であり、大学が一律に必須・加点として指定しているという意味ではありません。農学部の資格・検定等の評価は、要項の学科別一覧に従います。
公募制推薦は専願制と併願制で面接の有無を確認
公募制推薦では、出願時に専願制か併願制を選びます。2027年度要項で面接が示されているのは専願制で、併願制の選抜内容に面接はありません。専願制の主な形式は次のとおりです。
| 学部 | 専願制の面接形式 |
|---|---|
| 法・経営・経済・人間・都市情報 | グループ面接 |
| 外国語 | 日本語と英語のグループ面接。英語の基礎知識の口頭試問を含む |
| 情報工 | 個人面接 |
| 理工 | 個人面接。数学科は基礎学力調査を参照した口頭試問、応用化学専攻は理科の口頭試問も実施 |
| 農 | 個人面接 |
| 薬 | 個人面接。高校で印象に残った経験、志望動機など |
基礎学力調査もあるため、面接だけを準備する入試ではありません。例えば情報工学部は英語・数学・理科、薬学部は英語と化学を含む理科の準備も必要です。面接の配点や評価方法は学部で異なります。
法・人間・農・薬学部の専願制は志望理由書を面接時の資料に使います。併願制は全学部で志望理由書が必要です。書類が必要なことと、当日の面接があることを混同しないようにしましょう。
専門高校等推薦は別の公募の推薦です。対象高校・専門科目、成績、学校長の推薦などの条件があります。経営・経済は個人またはグループ面接で若干の専門知識も問われ、都市情報はグループ、農は個人面接です。
また、経営学部国際経営学科には「英語資格取得者」の総合型があります。所定の英語資格が必要ですが、面接は日本語のみの個人またはグループ形式です。英文和訳・英作文の記述試験もあり、外国語学部の英語ディスカッションとは違う方式です。
募集要項に面接開始時刻があっても、1人の所要時間とは限りません。公開されていない時間や人数を決め付けず、受験票と大学の案内に従いましょう。
名城大学の面接に備える質問例と回答の組み立て方
質問例1:なぜ名城大学のこの学部で学びたいのですか
…(実際に関心を持った経験)…から、…(学習・探究したこと)…に取り組みました。そこで…(残った疑問)…がありました。名城大学の…(公式案内で確認した学部の学習内容)…を学び、…(さらに確かめたいこと)…を深めたいと考えています。
大学の知名度や資格が取れることだけでなく、自分の経験と学部で学ぶ理由を結び付けましょう。
質問例2:この作品や研究で、あなたが担当した部分はどこですか
…(実際の研究・作品)…では、私は…(担当した作業)…を行いました。…(目的)…のために…(選んだ方法)…を使い、…(確認した結果)…が得られました。…(他の人の担当)…とは分担しており、自分の課題は…(まだ改善できる点)…です。
共同研究・開発では、全体の成果と自分の貢献を分けて説明する練習が必要です。借りたコード、既存の資料、自分で考えた部分も区別しましょう。
質問例3:その結論の根拠と、別の可能性を説明できますか
…(実際の調査や実験)…で、…(比較した条件)…を比べました。…(観察・集計した結果)…から、…(自分の解釈)…と考えました。ただし…(残る条件や別の説明)…があるため、…(次に必要な検証)…を確かめたいです。
理系の研究発表だけでなく、経済やまちづくりの調査でも使える独自例です。データから直接分かることと、自分が推測したことを分けましょう。
質問例4:活動の経験を、入学後のプロジェクトにどうつなげたいですか
…(本人の実際の活動)…で、…(気付いた課題)…がありました。大学では…(取り組みたい具体的な活動)…を、…(一緒に関わる相手)…と進めたいです。まず…(最初に確かめること)…から始め、…(成果を確かめる方法)…で振り返りたいと考えています。
人間学部などを想定した練習例です。過去の活動と関係のない大きな将来像だけでなく、実施する手順や必要な協力を考えましょう。
質問例5:他の人と意見が異なったとき、どう考えましたか
…(実際の共同活動や議論)…では、…(意見が分かれた点)…がありました。私は…(相手の理由を確認したこと)…を踏まえ、…(自分が考え直した点)…に気付きました。その上で、…(理由を添えた提案)…を伝えました。
討議では、自分の意見を繰り返すだけでなく、相手の発言を正確に受け取る練習が役立ちます。以上の例は実際の出題や合格を保証するものではありません。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
出願日程と生成AIに関する大学の案内を確認
学部独自総合型は2026年9月1日から9月5日までの出願、2次試験は10月10日で、すでに終了しています。合格発表は11月1日です。発表の詳細が1次試験合格者に通知される方式もあるため、一般的な発表形式をそのまま当てはめないようにしましょう。
公募制推薦・専門高校等推薦と、国際経営学科の英語資格取得者入試は、2026年11月1日から11月6日までの出願で締切日消印有効、試験は11月22日、合格発表は12月5日です。
名城大学は、志望理由書等の出願書類について、生成AIを利用せず、自分の力で作成するよう案内しています。本記事の架空例を出願書類に写したり、AIに書類を代筆させたりせず、本人の実際の経験を自分の言葉で整理してください。
必要な資格、成績、履修科目、発表実績、証明資料は方式ごとに異なります。一般的な面接練習に加え、選ぶ方式の最新要項と変更情報を確認することが大切です。
公式資料:入学試験要項・出願書類、2027年度学部独自総合型要項、公募制推薦・専門高校等推薦要項、英語資格取得者要項。
スキルパスでは、本人の資格学習・探究・活動を整理し、面接・発表の準備を徹底伴走で支援します。相談は下のフォームからどうぞ。


