東海学園大学の総合型選抜は、面接官2名による15分程度の個人面接です。一方、スポーツ・文化活動・資格取得者推薦の面接は10分程度で、通常の公募推薦には面接がありません。方式を確認してから準備を始めましょう。
学部で学びたいことを、これまでの活動、考えが変わった経験、まだ解決できていない問いから説明することが大切です。
以下の質問と回答は独自の架空練習例です。公式過去問、合格者の回答、出題予告ではありません。本人の実際の経験に置き換えてください。
東海学園大学の面接は方式によって15分・10分を区別
2027年度の総合型選抜では、受験時期と学部に応じて選べる型が異なります。
| 方式 | 対象と面接以外の選考 | 面接 |
|---|---|---|
| 総合型・体験型 | 前期のみ。全学部で所定の模擬授業とレポートによる1次選考を経る | 個人、面接官2名、15分程度 |
| 総合型・小論文型 | 前期・中期・後期。全学部で当日の小論文など | 個人、面接官2名、15分程度 |
| 総合型・実技型 | 前期・中期。教育学部の3専攻とスポーツ健康科学部で実施 | 個人、面接官2名、15分程度 |
| スポーツ・文化活動・資格取得者推薦 | 所定の活動実績や検定・資格等の条件を満たす現役生。調査書・実績等も評価 | 個人、面接官2名、10分程度 |
総合型では、調査書と活動記録・志望理由書も用いて総合評価します。総合型の面接に、資格取得者推薦の30点という配点を当てはめないようにしてください。
実技型は、教育学部では専攻ごとに内容が異なります。学校教育専攻の理科または英語、保育専攻の保育実技、養護教諭専攻の救急処置実技などを確認する必要があります。スポーツ健康科学部の実技は身体能力に関する試験です。競技成績を話す面接だけで済む方式ではありません。
6学部それぞれの学びと経験を結び付ける
同じ活動でも、学部によって大学で深めたい問いは変わります。例えば部活動の経験は、経営なら組織の運営、心理なら人の行動、スポーツ健康科学なら身体や指導という違いを踏まえて整理できます。
| 学部 | 志望理由を具体的にする振り返りの例 |
|---|---|
| 経営学部 | 学校行事の運営や販売活動で、資源・役割・情報をどう扱ったか |
| 人文学部 | 読書、創作、地域調査などから、言葉や文化へのどんな問いが生まれたか |
| 心理学部 | 身近な行動に疑問を持ち、思い込みだけで説明できないと気付いた経験 |
| 教育学部 | 学習支援や子どもとの関わりから、教え方や環境について考えたこと |
| スポーツ健康科学部 | 自身の競技・運動経験を、健康や指導の課題としてどう考え直したか |
| 健康栄養学部 | 食生活や食品の探究で、印象と科学的な根拠をどう区別したか |
生物検定の学習、統計の探究、文化系コンテストへの応募なども、本人が実際に取り組んだ経験であれば説明の材料になります。ただし、全ての資格や大会が大学指定の評価対象というわけではありません。独自の練習例と、公式の活動評価等基準表は区別してください。
活動名や実績の大きさだけでなく、自分が考え、試し、学び直した過程まで説明できるようにしましょう。
小論文・提出書類と面接を別々に準備しない
総合型の小論文型は、700字以上800字以内の小論文を当日60分で書きます。学部別のテーマが事前に公開されているため、受験する期のテーマで考えることが大切です。前期のテーマをそのまま中期・後期の課題だと思わないようにしてください。
練習では、小論文で述べた意見について「何を根拠にそう考えたか」「別の立場ではどう見えるか」を口頭で説明してみましょう。面接で同じ質問が出るという意味ではなく、自分の考えを他者に伝える練習です。
活動記録・志望理由書には、高校での取り組みや成果、大学での学習計画を記します。本人記入の指定や用紙サイズも確認してください。経験を誇張して文章だけ整えると、追加の問いかけに答えにくくなります。
スポーツ・文化活動・資格取得者推薦は、調査書20点、活動実績・資格評価50点、面接30点の計100点です。活動報告書は面接時の資料となります。指定資格には、例えば数学検定2級、ITパスポートなどが含まれますが、資格ごとに評価が異なり、同一種別の重複加点はありません。資格を列挙する前に、出願資格と証明書、評価の上限を確認しましょう。
この推薦は学校長の推薦が必要な現役生向けの専願方式です。所定の継続した活動経験や資格等の条件があり、誰でも実績を自己申告すれば受けられるわけではありません。
東海学園大学の面接に備える質問例と回答の組み立て方
志望学部で学びたいことは、どの経験から生まれましたか
…(学校行事の運営など、本人が実際に取り組んだ経験)…。担当を分けたものの、一部の人に作業が集中したことがありました。私は進み具合を共有する表を提案しましたが、それだけでは役割の偏りを解消できませんでした。経営学部で組織や情報の扱い方を学び、人が協力しやすい仕組みを考えたいです。
経験と学部のつながりを説明する例です。他学部では、読書や探究などの実体験から、その分野で学ぶ必要性を考えてください。
一つの見方だけでは説明できないと感じたことはありますか
…(本人が読んだ作品、制作したもの、観察した出来事)…。同じ作品について友人と話すと、注目する場面や解釈が違いました。初めは自分の受け取り方が正しいと考えていましたが、言葉や経験の違いも影響すると気付きました。大学では、印象を述べるだけでなく、作品や行動を分析する方法を学びたいです。
人文学・心理学への関心を振り返る練習例です。他者の気持ちを勝手に診断したり、本人が話していない事情を事実として語ったりしないようにしましょう。
教える場面で、相手に合わせて工夫した経験はありますか
…(本人が実際に行った学習支援や活動補助)…。自分には分かりやすい説明でも、相手には伝わらないことがありました。説明を繰り返すだけでなく、どこまで理解できているかを聞き、図を使う方法を試しました。ただし、全ての人に合う方法だとは考えていません。教育学部で発達や学習について学び、根拠を持って関わり方を考えたいです。
子どもなど第三者の個人情報は出さず、自分の関わりと気付きに絞る回答例です。
運動経験から、競技成績以外にどんな課題を考えましたか
…(本人が実際に経験した練習や運動活動)…。同じ練習でも、得意な動きや負担の感じ方が人によって違うことに関心を持ちました。記録を振り返りましたが、練習量だけで結果を説明することはできませんでした。スポーツ健康科学部で身体や健康を学び、経験だけに頼らず指導を考えられるようになりたいです。
入賞経験の有無にかかわらず、実際に振り返ったことを説明しましょう。行っていない測定や専門的な診断を付け加える必要はありません。
食や健康について、調べて考えが変わった経験はありますか
…(食品の比較や生物の学習など、本人が実際に行ったこと)…。ある食品が健康によいという情報を見て調べたところ、対象者や食べ方によって考える条件が違うと分かりました。身近な例だけでは効果を判断できないため、栄養に関する基礎と、情報を確かめる方法を学びたいです。自分の食生活への関心を、他者を支える専門的な学びへ発展させたいと考えています。
健康への効果を体験談だけで断定せず、どこまで分かり、何を学ぶ必要があるかを説明する練習です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
面接のない公募推薦と、今後の総合型日程を確認
通常の公募推薦は、調査書、活動評価、基礎教養問題による選考で、面接はありません。スポーツ・文化活動・資格取得者推薦と名前が近くても、同じ試験ではない点に注意が必要です。
総合型中期は2026年11月16日〜12月4日が出願期間、試験は12月12日、合格発表は12月19日です。後期は2027年2月1日〜17日が出願期間、試験は2月23日、合格発表は3月2日です。後期は全学部で小論文型のみとなります。
総合型の出願最終日はネット登録17時、検定料支払い23時59分、書類は消印有効という違いがあります。前期の体験型に必要な事前授業や1次選考の手続きは、既に終了しています。
スポーツ・文化活動・資格取得者推薦は、2026年10月19日〜11月6日出願、11月12日試験、12月1日合格発表です。総合型とは日程も面接時間も分けて確認してください。
丸暗記した回答を繰り返すよりも、経験の事実と自分の考えを区別し、追加の質問にも自分の言葉で答える練習が役立ちます。
スキルパスでは、本人の資格学習・探究・活動経験から志望理由を整理し、面接と小論文の準備を支援しています。書類と回答が食い違わないよう、一つの経験について詳しく説明する練習から始めましょう。


