愛知東邦大学は、総合型の方式によってプレゼンテーション・口頭試問と個人面接を使い分けています。公募推薦も専願と併願では選考が異なるため、受験方式を決めてから準備しましょう。
大学で何をしたいかを語るときは、その計画を考えるきっかけになった経験や、自分で調べたことまで説明することが大切です。
以下の質問・回答は独自の架空練習例です。公式過去問、合格者の回答、出題予告ではありません。本人の実際の経験に置き換えて練習してください。
愛知東邦大学の総合型・公募推薦は面接の形式を区別
2027年度の総合型選抜は3方式です。いずれもアドバンスプログラムへの参加が出願条件となります。プログラムでの面談を、入試当日の面接と混同しないようにしましょう。
| 方式 | 口頭での試験 | 主な関連資料 |
|---|---|---|
| 自己プロデュース入試 | プレゼン10分50点、口頭試問10分50点 | プレゼンテーションシート |
| 課題探究入試 | 個人面接20分50点 | 課題レポート800字50点、志望理由書400字は面接資料 |
| 活動実績入試 | 個人面接20分50点 | 活動実績シート600字・証明資料50点、志望理由書400字は面接資料 |
| 公募制推薦・専願 | 個人面接10分50点 | 国語・英語の基礎学力テストまたは小論文、50点 |
| 公募制推薦・併願 | 面接なし | 筆記試験100点、志望理由書10点など |
これらの方式では、表の内容に加えて調査書5点の評価があります。学習成績の状況を除く記載事項から、主体性を評価するものです。総合型を一律100点満点だと考えると配点の合計を誤ります。
課題探究・活動実績については、公式紹介で試験担当者2名と受験生1名による20分間と案内されています。自己プロデュースの「発表10分+口頭試問10分」を、発表20分と捉えないようにしてください。
3学部の学びと、これまでの経験をつなぐ
経営学部はビジネス学科とコミュニケーション・デザイン学科で構成されていますが、入試は学部一括です。入学前から学科別入試があると考えず、学部での基礎的な学びと、その先の関心を整理しましょう。
| 学部 | 経験を振り返る視点 |
|---|---|
| 経営学部 | 企画、販売、情報発信、共同活動で、誰にどんな価値を届けようとしたか |
| 人間健康学部 | 運動や健康、人の行動について、経験だけでは判断できないと気付いたこと |
| 教育学部 | 子どもとの関わりや学習支援で、相手の理解や成長に合わせて考えたこと |
例えば簿記、ITパスポート、生物検定、統計の学習なども、本人が実際に取り組んだのであれば、関心が深まった過程の説明に使えます。ただし、ここで挙げた資格・学習は独自の実績例です。大学が定める必須資格や、一律の加点制度として紹介しているわけではありません。
実績の名称だけでなく、学習や活動で何に気付き、それがどの学部で学ぶ理由になったかまで話せるようにしましょう。
プレゼン・課題レポート・活動実績シートの準備
自己プロデュース入試では、大学での4年間を所定のシートにまとめ、発表します。授業名や行事の予定を並べるだけでなく、自分の課題を深めるために、その学びがなぜ必要なのかを説明する練習が役立ちます。
課題探究では、選んだ課題について、調べる前の考え、参考にした情報、調べた後に変わった考えを整理してください。引用元と自分の意見を区別し、資料の結論を自分の研究成果として語らないことが大切です。
活動実績入試は、結果の大きさだけに限らず、活動を通じて培った経験や能力を扱う方式です。共同活動では自分の担当と他者の役割を分け、証明できる事実をもとに説明しましょう。
なお、大学は、生成AIで作られた文章をそのまま出願書類に使うことを本人の成果物として認めていません。この記事の回答例も提出文への転用を想定したものではありません。自分の経験と考えを、自分で整理して作成してください。
愛知東邦大学の面接に備える質問例と回答の組み立て方
経営学部:大学で取り組みたいことを、経験から説明してください
…(本人が実際に行った企画、販売、情報発信など)…。案内を作った際、自分が伝えたい内容と、読む人が最初に知りたい内容が違うと気付きました。配置を変えた案も作りましたが、反応の違いを十分に比較できていません。大学では経営の基礎と情報の伝え方を学び、相手の立場と根拠を踏まえて企画を考えたいです。
発表する大学生活の計画に、過去の経験から生まれた課題を結び付ける練習例です。
人間健康学部:健康や運動に関する疑問を説明してください
…(本人が実際に経験した運動や学習)…。同じ練習でも、取り組みやすさには個人差がありました。記録を振り返りましたが、その理由を一つに決めることはできませんでした。身体だけでなく心理や生活環境との関係も学び、経験に頼るだけでは分からないことを調べられるようになりたいです。
自分の感想を、他者への診断や効果の証明として語らないことが大切です。
教育学部:子どもとの関わりから、何を学びたいと考えましたか
…(本人が実際に参加した活動と、自分の担当)…。説明の順番を変えると伝わり方が変わり、教える側の都合だけでは進められないと気付きました。ただし、短い活動だけで子どもの成長を理解できたわけではありません。大学では発達や教育の基礎を学び、その場の反応だけで判断しない関わり方を考えたいです。
第三者の個人情報を出さず、自分の行動と学びを説明する回答例です。
課題を調べる前と後で、どのように考えが変わりましたか
…(本人が選んだ課題と、実際に調べた資料)…。最初は一つの方法で解決できると考えていましたが、資料を読むと、利用する人や環境によって条件が異なると分かりました。自分で調査した結果ではないため、資料から分かったことと自分の考えは分けています。今後は、異なる立場の情報も確かめながら考えたいです。
課題探究の準備では、結論だけでなく、資料の選び方と自分の理解を説明する練習が役立ちます。これは公式課題の解答例ではありません。
活動の成果と、自分が担当したことを説明してください
…(本人が実際に取り組んだ活動と、証明できる成果)…。私は記録と連絡を担当しました。活動全体の成果は他のメンバーの協力があって得られたもので、自分一人の成果ではありません。情報の共有が遅れて困った経験から、途中で確認する機会を設ける大切さを学びました。大学での共同活動でも、役割を果たしながら意見を伝えたいです。
活動実績は受賞の有無だけで決まるものではありません。本人の担当、工夫、残った課題を具体的に説明しましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
総合型中期・公募推薦前期の手続きを確認
総合型中期と公募制推薦前期は、2026年10月30日〜11月12日必着で出願し、11月22日に選考、12月1日に合格発表という日程です。総合型後期と公募制推薦後期は、11月20日〜12月10日必着、12月20日選考、12月24日合格発表です。出願最終日の受付は17時までとされています。
総合型は、必要書類にアドバンスプログラム参加証明書も含まれます。参加前に出願の準備だけを進めてしまわないよう、プログラムの開催日も確認してください。
公募制推薦は専願と併願で面接の有無だけでなく、志望理由書の提出や配点も異なります。自分が出願する区分の一覧を使い、提出物を確認することが必要です。
自分で作成した資料について、根拠と限界を説明できることが、面接や口頭試問の準備につながります。
スキルパスでは、本人の資格学習・探究・活動経験を振り返り、志望理由や口頭での説明を整理する準備を支援しています。大学の作成ルールを守り、例文の暗記ではなく、自分の経験を伝える練習を重ねましょう。


