四日市看護医療大学の面接は、看護学科と臨床検査学科の違いに加え、受験方式を分けて準備することが大切です。総合型選抜は臨床検査学科が対象で、看護学科にも同じ方式があるわけではありません。
職業への憧れだけでなく、高校で何を学び、なぜその専門職を目指すのかを具体的に説明しましょう。
この記事の回答は、独自に作成した架空の練習例です。公式過去問・合格者の回答・出題予告ではありません。省略部分は本人の経験に置き換え、提出用の文章としてそのまま使わないでください。
四日市看護医療大学の総合型と公募推薦の面接方式
2027年度の主な選考は次のとおりです。学校推薦型は、公募の基礎テスト方式と小論文方式を取り上げます。
| 学科・方式 | 面接と関連する選考 |
|---|---|
| 臨床検査学科・総合型Ⅰ期 | 事前課題レポート50点、面接20分50点、調査書25点、計125点。学科面談による出願予備登録が必要 |
| 臨床検査学科・総合型Ⅱ期 | 自己アピール書50点、面接20分50点、調査書25点、計125点 |
| 看護学科・公募推薦の小論文方式 | 小論文60分100点、面接25点、調査書25点、計150点 |
| 臨床検査学科・公募推薦の小論文方式 | 小論文60分100点、面接25点、調査書25点、計150点 |
| 両学科・公募推薦の基礎テスト方式 | 面接なし。基礎テスト2科目90分200点、調査書25点、計225点 |
公募推薦の小論文は800字以内です。「60分」は小論文の時間であり、面接の所要時間ではありません。参照した公式の案内では、公募推薦の面接は小論文終了後に行うとされていますが、1人当たりの所要時間や受験生の人数は示されていません。
基礎テスト方式では、看護学科は理科2科目の組み合わせが不可です。臨床検査学科では、化学基礎・生物基礎のいずれかを必須科目として選ぶなど、科目の条件も異なります。面接の有無だけでなく、自分の得意科目との相性も確認しましょう。
総合型Ⅰ期とⅡ期で異なる提出書類
臨床検査学科の総合型Ⅰ期は、事前の学科面談で説明された課題について、600〜700字のレポートを提出する方式です。面談を受けただけで合格が決まるわけではありません。試験当日の20分の面接とは区別してください。
Ⅱ期は、自己アピール書を提出します。2027年度の様式では、成長を感じた経験、アドミッション・ポリシーとの関わりと学びたい内容・将来像、医療現場で働くことを踏まえた自分の強みを記入する構成です。
Ⅰ期の課題レポートとⅡ期の自己アピール書は、同じ文章を提出する書類ではありません。Ⅱ期では、活動の結果だけでなく、取り組む前後で自分の考えや行動がどう変わったかまで振り返ると、面接でも説明しやすくなります。
書類に書いた実績は、本人の役割、工夫、分かったこと、残った疑問まで説明できるようにしましょう。
総合型には志望理由書も必要です。学内で複数の区分に出願する場合、公式様式では区分ごとに作成するよう案内されています。書類を共用できると決め付けず、利用する区分の提出一覧を確認してください。
学科の学びに合う実績の伝え方
臨床検査学科では、生化学的検査、微生物学的検査、遺伝子関連・染色体検査、医療安全管理などを学びます。生物検定や化学検定の学習、授業での実験や探究を紹介するなら、結果だけでなく、条件をそろえて確かめたことや記録の重要性まで話せるとよいでしょう。
看護学科では、人の体や健康だけでなく、コミュニケーションや生活への理解も大切です。学校生活や地域活動で相手の話を聞き、自分の伝え方を考え直した経験なども、学びたい理由につなげられます。
資格・コンテストは、本人の学習を説明するための例です。指定の加点資格や出願条件を満たすものと、勝手に置き換えることはできません。未取得の資格を取得済みにしたり、学校の実験を医療現場での経験として話したりする必要はありません。
四日市看護医療大学の面接に備える質問例と回答
以下の5問は、本人の考えを整理するための独自の練習問題です。大学が公表した出題例ではありません。
なぜ臨床検査技師を目指すのですか。
私は、検査を通して医療を支える臨床検査技師を目指しています。…(本人のきっかけ)…。生物や化学の学習で…(実際に興味を持った内容)…を知り、正確な結果を得るために、測定だけでなく記録や確認も大切だと考えました。貴学の…(確認した科目や学び)…を通して、検査の根拠と安全性を理解したいです。
検査結果から高校生自身が病気を診断した、といった設定は不要です。臨床検査技師の役割と医師などの役割を混同しないようにしましょう。
なぜ看護学科を志望するのですか。
私は、人の健康と生活の両方を理解し、その人に合う支援を考えられる看護師を目指しています。…(本人の経験や見学のきっかけ)…。…(学校生活などで自分が行ったこと)…では、相手の話を聞かずに自分の考えだけを伝えても、十分には伝わらないと感じました。大学で看護の知識と技術を学び、相手の状況を理解する力も伸ばしたいです。
家族の病名や個人情報を詳しく話す必要はありません。自分が見聞きしたことと、後から調べたことを分けて説明してください。
これまでに成長できたと感じる経験は何ですか。
私は…(探究・部活動・生徒会など)…で、…(本人の役割)…を担当しました。最初は…(課題)…がありましたが、…(調べ直したことや周囲に相談したこと)…を通じて、…(変えた行動)…に取り組みました。その結果、…(確認できた変化)…があり、自分の考えを見直して続けることの大切さを学びました。
チーム全体の成果と本人の行動は別です。自己アピール書には自分が説明できる事実を記し、面接で尋ねられても具体的に話せるようにしましょう。
科学の学習で、結果の信頼性を考えた経験はありますか。
…(本人の実験や探究)…では、結果が毎回同じにならず、…(変えずにそろえる条件)…を見直しました。…(記録や比較の方法)…を工夫し、…(分かったこと)…を確認しました。ただ、…(測定回数や環境などの限界)…もあるため、結論を広げ過ぎないことが大切だと考えました。
生物検定・化学検定の学習を取り上げる場合も、級の名称だけで終わらず、何を理解し、何が疑問として残ったかを説明してください。
意見が異なる人と、どのように協力してきましたか。
…(本人の活動)…で、…(実際に意見が違った場面)…がありました。私は、まず相手が何を重視しているかを聞き、…(自分が工夫したこと)…を提案しました。…(その後の変化)…。すべてが解決したわけではありませんが、共通の目的を確かめて話すことを学びました。医療を学ぶうえでも、人の考えを聞き、確認を怠らない姿勢を大切にしたいです。
自分だけが周囲を説得した話にせず、相手から学んだことも振り返るための練習例です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
今後の日程と出願条件を確認
2026年10月27日時点で、臨床検査学科の総合型Ⅰ期は試験が終了しています。Ⅱ期の出願は11月26日から12月8日まで、試験日は12月12日です。書類は締切日の消印有効で、Ⅰ期の事前課題レポートではなく、Ⅱ期の自己アピール書を準備します。
総合型Ⅱ期は、2027年3月卒業見込みまたは2026年3月卒業で、全体の学習成績の状況3.0以上などの条件があります。Ⅰ期に必要だった出願予備登録を、Ⅱ期にも必要だと読み替えないようにしてください。
公募推薦は両学科とも、11月1日から9日まで出願、基礎テスト方式は11月13日、小論文方式は11月14日が試験日です。出願書類は締切日の消印有効で、学校長の推薦と、全体の学習成績の状況3.0以上などの条件を確認する必要があります。
出願する学科・方式の書類と面接内容をそろえ、自分の経験から志望理由を説明できるようにしましょう。スキルパスでは、活動の振り返りから、学科の学びに合う志望理由と面接の説明まで支えます。合格や加点を保証するものではありません。


