鈴鹿医療科学大学の面接では、志望する医療・福祉の仕事を理解し、高校での経験と大学で学びたい内容を結び付ける準備が大切です。保健衛生学部・医用工学部・薬学部・看護学部で、目指す専門性は異なります。
「人を助けたい」という思いに加えて、なぜその職種なのかを、自分の経験から説明しましょう。
この記事の回答は、独自に作成した架空の練習例です。公式過去問・合格者の回答・出題予告ではありません。省略部分を本人の経験に置き換え、提出書類や面接本番にそのまま流用しないでください。
鈴鹿医療科学大学の総合型と公募推薦の面接方式
2027年度の主な選考は次のとおりです。学校推薦型には、面接のない方式と、出願対象が限られる面接方式があります。
| 方式 | 面接と関連する選考 |
|---|---|
| 総合型・1期と2期 | 面接20分程度100点と、テーマ作文または数理基礎力確認テスト50分100点、計200点 |
| 総合型・3期以降 | 面接20分程度100点と、テーマ作文50分100点、計200点。募集の有無・対象学科は期ごとに確認 |
| 公募推薦・適性検査方式 | 面接なし。適性検査2科目90分200点と調査書30点、計230点 |
| 公募推薦・面接方式の特別枠A(看護以外) | 口頭試問を含む面接200点、調査書50点、志望動機書50点、計300点 |
| 公募推薦・面接方式の特別枠A(看護) | 口頭試問を含む面接200点、調査書50点、小論文60分50点、計300点 |
| 公募推薦・面接方式の特別枠B(多言語) | 日本語の面接200点、日本語の志望動機書50点、日本語の小論文60分50点、計300点 |
公募推薦の面接方式も、募集要項では20分程度の個別面接です。公式FAQには受験生1〜3名に面接官2名との案内もあるため、「必ず受験生1人」とは決め付けず、大学の当日の指示に従ってください。
総合型の志望動機書は700〜800字の自筆で提出します。募集要項には、合否判定に利用しないと明記されています。一方、公式FAQによると、面接の参考となる書類です。独立した書類点が付くと考えず、書いた経験や志望理由を自分で説明できるようにしましょう。
公募推薦の面接方式は出願条件を先に確認
特別枠Aは、専門課程での学習や、医療・福祉施設の責任者による推薦など、学科ごとの条件を満たす人が対象です。一般の公募推薦受験者が、自由に面接方式を選べる制度ではありません。
看護以外では、医療栄養、作業療法、医療福祉、臨床心理、鍼灸サイエンス、臨床工学が対象です。食物・家政、芸術・デザイン、工業・情報などの学習課程を条件とする学科と、施設等の推薦を条件とする学科があり、全体の学習成績の状況3.2以上などの要件もあります。
看護の特別枠Aは、三重県内の高校からの2027年3月卒業見込み、全体の学習成績の状況3.5以上、生物基礎の履修などが条件です。県内病院の推薦に加え、卒業後に推薦元の医療機関で働く意思が明確であることも求められます。志望動機書は提出が必要ですが、看護の配点を「志望動機書50点」と読み替えないようにしてください。
特別枠Bは、日本語以外の母語を医療・福祉の仕事に生かしたい人を対象とする専願の方式です。国内高校からの卒業見込み、学校長の推薦、成績、日本語力または国内高校の在籍期間などの条件があります。
面接対策を始める前に、志望学科と自分の出願資格が、その方式の条件に合っているか確認してください。
公開された作文テーマから職種理解を深める
総合型のテーマ作文は600〜800字です。学科・専攻ごとに3題が事前に公表され、そのうち1題が当日出題されます。好きな1題だけを仕上げて持参する試験ではありません。
例えば、臨床工学科には医療機器とデータ管理、透析を受ける人との接し方などに関わるテーマがあります。薬学科では薬剤師の仕事や患者との関わり、薬科学科では身近な製品への関心や改良・応用などが扱われています。看護学科のテーマは、社会の変化や看護の現場に関わる内容です。出願先の3題は、公式のテーマ一覧で確かめましょう。
資格やコンテストの経験は、職種への関心を説明する材料になります。物理検定・化学検定・生物検定、情報分野の資格や情報オリンピックなども、学習の過程と疑問を具体的に話すことが大切です。取得・受検・学習中を区別し、資格があるだけで面接の加点や合格が決まるとは考えないでください。
看護・医療福祉を志望する場合も、実際にはしていない支援や医療行為を経験として語ることはできません。見学や調査で知った範囲を明確にし、患者や利用者の個人情報を含めずに説明しましょう。
鈴鹿医療科学大学の面接に備える質問例と回答
以下は、学部・学科の志望理由を整理するための独自の練習問題です。公表された過去問ではありません。
保健衛生学部で、なぜその職種を目指すのですか。
私は…(志望学科で目指す職種)…を目指しています。…(本人のきっかけ)…。高校では…(授業・見学・探究など)…を通して、…(実際に分かった役割)…に関心を持ちました。…(調べたことと残った疑問)…。貴学の…(確認した学科の学び)…を通して、知識だけでなく、相手に合わせて説明する力も伸ばしたいです。
理学療法士と作業療法士、社会福祉士と精神保健福祉士など、関連する職種との違いも確認しましょう。すべての専門職を同じ仕事内容として説明しないことが大切です。
臨床工学科で学びたい理由を説明してください。
私は、医療機器を安全に扱うための知識と技術を学びたいです。…(機械・電気や医療への関心のきっかけ)…。…(物理の学習や本人の制作・探究)…では、…(条件を変えて確かめたこと)…に取り組みました。ただ、学校での実験と実際の医療機器の管理は同じではないと考えています。大学で工学と医学を学び、安全性を根拠から考えられる力を身に付けたいです。
物理検定などを紹介する場合も、実際に学んだ原理を説明できるようにしてください。高校で医療機器を操作したかのような脚色は不要です。
6年制の薬学科で、どのような学びを深めたいですか。
私は、薬について正しく理解し、患者さんに分かりやすく説明できる薬剤師を目指しています。…(本人のきっかけ)…。化学の学習や…(実際の調査)…から、物質の性質と使い方の関係に関心を持ちました。…(分かったことと疑問)…。薬の知識だけで判断するのではなく、相手の状況を理解する必要もあると考え、貴学で学びたいです。
化学検定の学習と、薬の効果や服用方法を個人で判断することは別です。医療上の助言をした経験を無理に作る必要はありません。
4年制の薬科学科で研究したい対象は何ですか。
私は…(食品・化粧品など本人が関心を持った対象)…に興味があります。…(きっかけ)…。高校では…(成分や性質について実際に調べたこと)…を学びました。一方、…(安全性・評価方法などの疑問)…は、自分だけでは十分に確かめられませんでした。大学で基礎を学び、根拠を確かめながら製品や健康に関わる課題を考えたいです。
4年制の薬科学科を、6年制の薬剤師養成と混同しないようにしましょう。志望する学科の学びと将来像を確認することが大切です。
看護を学ぶうえで、高校での経験をどう生かしたいですか。
私は…(本人が考える看護の役割)…に関心があります。…(学校生活や見学などのきっかけ)…。…(本人が実際に行った活動)…では、自分の説明が伝わったかを確かめ、相手の話を聞くことの大切さを学びました。…(生物の学習や生物検定などで深めた内容)…も土台にしながら、大学で人の体と生活を理解し、状況に応じて考えられる力を伸ばしたいです。
検定を取得していない場合は、取得した設定にする必要はありません。看護の特別枠Aを利用する人は、推薦元で働く意思についても、自分の考えを整理してください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
出願日程と事前相談、書類の準備を確認
2026年10月27日時点で、総合型1期・2期は終了しています。3期は11月2日から12日まで出願し、保健衛生学部は11月18日、それ以外の学部は11月19日が試験日です。出願書類は締切日の消印有効です。
公募推薦の面接方式も同じ出願期間で、保健衛生学部は11月18日、それ以外は11月19日に実施されます。適性検査方式の試験日は全学部11月19日です。
総合型の専願では、事前相談への参加が必要です。ただし、事前相談自体は面接試験ではありません。併願での出願にも参加が必須だと読み替えず、予約と出願の期限を公式ページで確認してください。4期以降は、出願状況によって募集しない場合や、対象学科が限られる場合があります。
職種への理解、本人の経験、大学で学びたい内容のつながりを、自分の言葉で説明できる準備が重要です。スキルパスでは、活動の振り返りから志望理由と面接の説明まで支えます。合格や加点を保証するものではありません。


