長浜バイオ大学の総合型選抜では、実験・探究・模擬授業などの内容を、自分の言葉で説明する準備が大切です。志望理由を覚えるだけでなく、取り組んだことへの質問と、理科の口頭試問にも備えましょう。
実績の名称だけで終えず、何を調べ、どう確かめ、どのような疑問が残ったかまで整理しましょう。
この記事の質問と回答は、独自に作成した架空の練習例です。公式過去問・合格者の回答・出題予告ではありません。省略部分を本人の経験に置き換え、提出用の文章や本番の回答としてそのまま使わないでください。
長浜バイオ大学の総合型で面接がある方式
2027年度の主な方式は次のとおりです。特待生選抜入試A・B方式も、大学の区分では総合型選抜に含まれます。
| 方式 | 面接と関連する選考 |
|---|---|
| 実験実習型 | 実験実習90分、レポート作成45分を合わせて50点。個人面接15分50点。レポートは400字以内 |
| 探究活動型 | 個人面接20分50点、書類審査50点、計100点。面接は対面・オンラインを選択可能 |
| オンライン模擬授業型 | 模擬授業50分と事前のレポート作成で50点、個人面接15分50点。レポートは600字以内。面接は対面・オンラインを選択可能 |
| 特待生選抜入試A方式 | 個人面接10分50点、基礎テスト2科目120分200点、書類審査50点、計300点 |
| 特待生選抜入試B方式・1次 | 個人面接15分60点、書類審査40点、計100点。面接は対面・オンラインを選択可能。2次は共通テストの成績で判定 |
| 公募推薦 | 面接なし。トータル型は筆記200点+書類100点、ポイント型は筆記300点+書類100点 |
実験実習型・探究活動型・オンライン模擬授業型では、物理基礎・化学基礎・生物基礎から1科目を選ぶ理科の口頭試問があります。特待生選抜B方式の1次にも理科の口頭試問が含まれます。A方式の面接を、同じ理科口頭試問の方式だと決め付けないでください。
公募推薦は総合型とは選考方法が異なります。公募推薦の書類は、調査書・学校長の推薦書・入学希望理由書などです。面接練習だけで受験準備が整う方式ではありません。
レポートと探究活動報告書を分けて準備
実験実習型では、植物の根の先端を顕微鏡で観察し、体細胞分裂の様子をスケッチしたうえで、課題レポートを作成します。観察したことと、その結果から考えたことを分けて説明する練習が役立ちます。
探究活動型では、学校の授業や課外活動、個人の自由研究などで取り組んだ内容を、所定の探究活動報告書にまとめます。外部の大会で発表した経験に限らず、未発表の自由研究も対象です。ただし、実際に取り組んでいない活動を加えることはできません。
オンライン模擬授業型では、公開された2つのテーマから1つを選び、授業を視聴して課題レポートを作成し、出願書類と一緒に提出します。2027年度のテーマは、創薬に関する研究・開発の流れと、人間社会でのロボットの構築・運用に関わる内容です。
自分で観察・調査したことと、授業や資料から学んだことを区別し、分からない点も正直に説明しましょう。
オンライン面接を選べる方式でも、模擬授業を受けることと、試験の面接を受けることは別です。大学から案内される接続確認や当日の手順を確認してください。
学科・コースに合う実績を伝える
2027年度の対象は、フロンティアバイオサイエンス学科、同学科の臨床検査学コース、バイオデータサイエンス学科、アニマルバイオサイエンス学科です。同じ生物への関心でも、何をどの方法で学びたいかは異なります。
生物検定や化学検定、物理検定の学習を紹介する場合は、口頭試問で選ぶ科目の基本を説明できる準備も大切です。バイオデータサイエンスを目指す人なら、統計やプログラミング、情報オリンピックなどの経験から、生命科学のデータを扱うことへの関心を整理できます。
資格やコンテストは、本人の学習を説明する材料です。未取得の資格や受賞を実績に加えたり、この記事の例が大学指定の加点資格だと考えたりしないでください。探究では、個人で行った作業と、他の人が担当した作業も明確にしましょう。
長浜バイオ大学の面接に備える質問例と回答
以下の5問は、本人の経験と志望理由を整理するための独自の練習問題です。実際に出題された問題ではありません。
フロンティアバイオサイエンス学科で何を学びたいですか。
私は…(生命の仕組みなど本人の関心)…を学びたいです。…(きっかけ)…。…(授業や生物検定などの実際の学習)…で、…(興味を持った内容)…を知りました。…(自分で調べたこと)…にも取り組みましたが、…(残った疑問)…は十分に確かめられていません。大学で基礎を学び、実験を通して理解を深めたいです。
「生命科学に興味がある」から一歩進めて、どのような現象に疑問を持ったかを話せるようにしましょう。
バイオデータサイエンスに関心を持った理由は何ですか。
私は、生命科学のデータを根拠に考える方法を学びたいです。…(本人がプログラミングや統計に取り組んだきっかけ)…。…(実際に使った公開データや制作)…では、…(処理・比較したこと)…に取り組みました。ただ、データの集め方や条件によって、解釈が変わると感じました。大学で生命科学と情報の両方を学び、結果の意味を考えられる力を伸ばしたいです。
情報オリンピック予選Bランクなどの経験を紹介する場合は、本人の実際の結果に限ります。コンテストの成績と、生命科学の研究成果は分けて説明してください。
アニマルバイオサイエンス学科で深めたいことは何ですか。
私は…(動物の行動・体の働きなど本人の関心)…に興味があります。…(きっかけ)…。…(安全な観察や文献調査)…から、…(気付いたこと)…を学びました。一方、観察した範囲が限られ、…(分からなかった点)…も残っています。大学で動物について科学的に学び、根拠を確かめながら理解を深めたいです。
動物が好きという思いに加え、調べたい問いを整理しましょう。動物に負担を与える実験や、経験のない飼育・研究を実績として加える必要はありません。
臨床検査学コースを志望する理由は何ですか。
私は、検査を通して医療を支える仕事に関心があります。…(本人のきっかけ)…。生物や化学の学習で…(実際に学んだ内容)…を知り、測定の正確さだけでなく、記録や結果の確認も重要だと考えました。大学で生命科学と臨床検査を学び、根拠を理解して安全に取り組む力を身に付けたいです。
高校の実験を、患者に対して検査や診断を行った経験として話さないでください。見学と、自分が実施した作業も区別しましょう。
観察や探究で分かったことを、根拠とともに説明してください。
私が確認できたのは…(実際に観察・測定したこと)…です。…(記録した方法や条件)…をもとに、…(考えたこと)…と考察しました。ただし、…(観察回数や比較条件の限界)…があるため、すべての場合に同じだとは言い切れません。次に確かめるなら、…(必要だと考えた比較や調査)…を検討したいです。
実験実習型では当日の観察、探究活動型では本人の活動、模擬授業型では視聴した内容に置き換える練習ができます。口頭試問は選択科目の基本用語を、理由や仕組みと合わせて説明する練習も必要です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
終了した方式と今後の日程を確認
2026年10月27日時点で、実験実習型・探究活動型・オンライン模擬授業型の前期・後期の試験は終了しています。現在から出願を考える場合は、今後の特待生選抜入試や公募推薦など、自分に合う区分を確認してください。
総合型の特待生選抜A・B方式は、11月10日から12月6日まで出願を受け付けます。A方式の試験日は12月12日、B方式の1次は12月13日です。出願書類は締切日の消印有効です。B方式では1次を通過した後、共通テストの成績による2次選考へ進みます。
公募推薦は10月23日から11月10日まで出願、試験日は11月14日・15日です。総合型の探究報告や理科の口頭試問の対策を、そのまま公募推薦の試験内容として考えないようにしましょう。
本人の実験・探究の経験と、志望学科で学びたいことをつなげ、基礎知識も自分の言葉で説明できる準備が重要です。スキルパスでは、活動の振り返りから、志望理由と面接での説明まで支えます。合格や加点を保証するものではありません。


