大阪歯科大学の面接対策では、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、看護職など、志望する専門職と学びたい内容を結びつけることが重要です。歯学部、医療保健学部、看護学部では、面接時間と筆記試験が異なります。
この記事は2027年度の公式募集要項をもとに整理しています。質問・回答例は独自の架空の練習用で、実際の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。
大阪歯科大学は学部・方式ごとに面接時間と配点が異なる
面接では志望動機や学修意欲などを問い、アドミッション・ポリシーとの適合度を評価する方針です。面接の時間・配点は次のように分かれます。
| 学部・方式 | 面接の形式と評価 |
|---|---|
| 歯学部:公募専願制・公募併願制 | 個人面接約5分、段階評価 |
| 医療保健学部:総合型の学修意欲評価型 | 個人面接約10分、50点 |
| 医療保健学部口腔工学科:総合型の専門・総合学科特色型 | 個人面接約10分、50点 |
| 医療保健学部:公募専願制・公募併願制 | 個人面接約5分、段階評価 |
| 看護学部:総合型の学修意欲評価型 | 個人面接約10分、50点 |
| 看護学部:公募専願制・公募併願制 | 個人面接約10分、25点 |
公募推薦の面接は、歯学部・医療保健学部が約5分、看護学部が約10分です。総合型と公募推薦の配点も分けて確認しましょう。
歯学部の公募では、英語・数学・理科を各100点で受験します。理科は物理・化学・生物から1科目を選びます。試験当日には、面接資料となる面接カード・アンケートを記入する時間もあります。
医療保健学部の総合型は小論文、公募推薦は英語・国語・数学から1教科を選ぶ学力検査があります。看護学部の総合型は英語または数学、公募推薦は英語と、国語または数学の2教科です。面接だけで選考が完結する方式ではありません。
学びたい専門職と本人の経験を結びつける
志望理由を考える際は、医療に関心があるという共通の説明に加え、なぜその専門職を目指すのかを整理しましょう。歯学部と医療保健学部の2学科、看護学部では、学ぶ内容と役割が異なります。
口腔保健学科では口腔の衛生・健康への関心、口腔工学科では口腔装置の製作や科学技術への関心などを、本人の経験と照らして考えられます。看護学部では相手を尊重して話を聞く姿勢や、科学的根拠を学びたい理由も振り返ってください。
専門職のイメージだけでなく、関心を持ったきっかけ、その後の学習・活動、大学で深めたいことをつなげて説明することが大切です。
例えば、生物検定や化学検定の学習から人体・材料への疑問が生まれた場合は、実際に学んだ内容を説明する練習ができます。口腔工学への関心なら、物理の学習や制作で工夫した経験も話題になり得ます。これらは独自の練習例で、一律の加点や出願資格を示すものではありません。
口腔工学科の専門・総合学科特色型には、取得資格を点数化する制度があります。公式の別表、取得時期、証明書の提出方法を確認し、例に挙げた検定を自動的に対象と考えないでください。
提出書類を読み返し、短く具体的に答える
歯学部の公募推薦では志望理由書、医療保健・看護学部では志望理由・自己PR書や活動履歴報告書が面接資料として使われます。該当する書類は出願時にWebで入力する案内があるため、郵送書類と分けて確認してください。
練習では、質問への結論とその理由、短い経験例を組み合わせて話してみましょう。約5分の面接でも、一方的に長い自己紹介を続けるのではなく、質問を聞いて必要なことを答える練習が役立ちます。発言時間の細かな配分は独自の練習上の工夫で、大学の指定ではありません。
活動を説明する際は、見学したこと、自分が実施したこと、共同活動での担当を区別します。部活動や学校行事でも、他者への配慮や協力の仕方を振り返れます。医療行為を経験したように書き換えたり、患者の氏名や病歴などを話したりする必要はありません。
大阪歯科大学の面接に向けた質問例と回答の考え方
以下は独自の架空の練習用例です。省略部分には本人の経験を入れ、実際には取得していない資格や、他人の活動を自分の実績として話さないでください。
歯学部:なぜ歯科医師を目指すのですか
私は、口の健康が食事や生活に関係することに関心を持ちました。…(本人が関心を持ったきっかけと調べた内容を書く)…。治療の技術に加え、相手の不安を理解して説明する力も必要だと感じています。大学では基礎から学び、根拠を持って考えられる歯科医師を目指したいです。
歯科医師への憧れだけでなく、その後に本人が学んだことを説明しましょう。家族や他者の詳しい治療歴を話す必要はありません。
口腔保健学科:学びたい理由を経験と結びつけられますか
…(健康について本人が行った学習や活動を書く)…。私は、正しい知識を伝えるだけでなく、相手が続けられる方法を一緒に考えることが大切だと感じました。生物検定の学習も人体への関心につながり、口腔の衛生や健康を支えるための知識と技術を学びたいと考えています。
本人に該当する場合の練習例です。資格を挙げる場合は、受検・取得・学習中のどの段階かを正確に伝えてください。
口腔工学科:制作で工夫した経験はありますか
私は…(本人の制作物と担当を書く)…。形を整えるだけでは使いやすくならず、材料や力のかかり方も考える必要があると気づきました。化学や物理の学習を振り返りながら試作を重ねました。大学では、使う人に合ったものを製作するための知識と技術を身につけたいです。
歯科技工の経験がない場合に、経験したように語る必要はありません。高校でのものづくりと、これから学びたい口腔工学を区別して説明しましょう。
看護学部:相手に配慮して行動した経験を教えてください
…(学校行事や活動での本人の経験を書く)…。私は、説明したつもりでも相手が困っていることに気づき、まず何が分かりにくいのかを聞きました。その経験から、相手の話を聞き、理解を確かめる姿勢が大切だと学びました。看護の知識とともに、人との関わり方も学びたいです。
特別な医療体験でなくても、本人が考え、行動した経験を具体的に振り返れます。自分が対応した範囲と、周囲に助けてもらった部分を分けてください。
活動でうまくいかなかったことから何を学びましたか
…(本人が取り組んだ活動と困った点を書く)…。最初は自分の方法にこだわっていましたが、他の人の意見を聞くと、見落としていた条件が分かりました。方法を変えて確かめることで、結果を急いで決めつけない大切さを学びました。大学でも、疑問を確かめながら学ぶ姿勢を続けたいです。
成功談に整えすぎず、失敗の理由と、その後に何を変えたかを説明する練習例です。実際の面接で同じ質問が出ることを示しているわけではありません。
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合格へ
学部別の日程と筆記試験も確認する
2027年度の総合型の学修意欲評価型と口腔工学科の専門・総合学科特色型は、2026年9月1日〜25日が出願期間で、郵送は消印有効です。試験日は10月4日、合格発表は11月1日、入学手続締切は11月13日です。
3学部の公募推薦は、2026年11月1日〜7日が出願期間で、郵送は消印有効です。試験は11月15日に楠葉で行われ、合格発表は12月1日です。入学手続締切は歯学部が12月8日、医療保健・看護学部が12月15日と異なります。
面接時間だけでなく、歯学部の3教科、医療保健学部の小論文または1教科、看護学部の方式別の教科数まで確認し、準備を配分しましょう。
公募専願制と公募併願制では出願資格・入学意思の条件が異なります。歯学部の公募専願制は、各学校長が推薦できる人数が1名までです。卒業時期や推薦の条件も、本人が受験する学部・方式の要項で確認してください。
スキルパスでは、本人の資格・探究・活動を振り返り、志望理由書と面接で伝える内容を整理する支援を行っています。医療への関心を、本人が続けてきた学習や経験と結びつけて考えていきましょう。
詳細は大阪歯科大学の2027年度入学者選抜要項、歯学部の入試情報、医療保健学部の入試情報、看護学部の入試情報で確認できます。


