相愛大学の総合型選抜では、事前プログラムで学んだことや、本人の活動・関心を面接で説明する準備が重要です。音楽学部、人文学部、人間発達学部の管理栄養学科では、正式出願までの手順と、面接で扱う資料が異なります。
この記事は2027年度の公式入学試験要項と総合入試ガイドをもとに整理しています。質問・回答例は独自の架空の練習用で、実際の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。
相愛大学の総合型は事前参加から個別面接につながる
総合型選抜は、出願許可書を受けてから正式に出願する流れです。プログラムへの参加、エントリー、出願許可、正式出願、選考・合格発表を分けて確認しましょう。
| 学部・型 | 事前の準備と面接で扱う内容 |
|---|---|
| 音楽学部:実技レッスン型 | 所定のレッスンを受け、修了証を得てエントリー。エントリーシートや調査書等について個別面接 |
| 音楽学部:課題レポート型 | 専攻に応じた講義を受け、課題に沿ってレポートを作成。エントリーシート・課題レポート等について個別面接 |
| 人文学部:課題レポート型 | ミニ講義、レポート作成・提出、相互理解の面談などを経てエントリー。レポート等について個別面接 |
| 人文学部:自己表現型 | 事前に説明を受けて資料等を準備。選考でプレゼンテーション等の自己表現と、その内容に関する個別面接 |
| 管理栄養学科:イベント参加型 | ミニ講義・調理実習などのプログラムでレポート等を作成。レポート・エントリーシート等について個別面接 |
総合型は、面接の回答を用意するだけでは出願できません。自分の型に必要なプログラムと出願許可の手順を先に確認しましょう。
要項上の面接配点は、音楽・人文・管理栄養とも100点です。個別面接の所要時間は、上の要項・ガイドには明示されていません。開始時刻と面接時間を取り違えないようにしてください。
音楽の実技レッスン型と課題レポート型は、対象コース・専攻が異なります。志望専攻で選べる型を確認し、実技レッスンの修了や課題レポートの提出を省略しないようにしましょう。
体験・探究・制作の中で本人が考えたことを整理する
音楽学部では、演奏や制作の経験を振り返り、どんな課題に取り組み、何を工夫したかを整理できます。レッスンでの指摘をどう受け止め、どの練習を変えたかなど、本人の学びを具体的に説明してみましょう。
人文学部では、講義から気づいた問いや、自分の読書・調査・表現活動を、大学で学びたいことと結びつける練習が考えられます。自己表現型は、事前に案内された資料やレジュメの準備も必要です。
管理栄養学科では、食品や栄養に関する体験で分かったことと、さらに確かめたいことを分けてみてください。生物検定や化学検定など、本人が実際に学習した内容も、体験で生まれた疑問と関係づけられます。これらは独自の練習例で、資格の取得が一律の加点になるという意味ではありません。
実績の名前だけでなく、本人の役割、試行錯誤、気づきと、大学で学びたい内容とのつながりを説明することが大切です。
活動の記録では、本人が実施したことと、見聞きしたことを区別しましょう。共同制作・発表であれば、本人が考え、担当した部分を明確にします。経験を大きく見せるために、他人の成果を自分の実績として使わないでください。
レポートと自己表現を自分の言葉で説明する
レポート型では、提出した文章の主張、理由、具体例を読み返し、自分の言葉で説明する練習が役立ちます。講義の内容と本人の考えを混同せず、どこから新しい疑問が生まれたかも振り返ってみましょう。
自己表現型では、これまでの活動を紹介するだけでなく、大学での学びにつながる点を考えて資料をまとめます。発表時間や使える機器は、大学から受けた案内に従ってください。公表されていない時間・機材を前提に資料を作らないことが重要です。
音楽の活動も、受賞歴の有無だけで説明が決まるわけではありません。取り組んだ曲や制作の意図、課題、改善したことを整理し、分からないことを分かったように説明しないようにしましょう。以下の質問例は、そのための独自の練習用です。
相愛大学の面接に向けた質問例と回答の考え方
以下は架空の練習用例です。省略部分には本人の経験を入れ、実際に受けていないレッスン・講義や、取得していない資格を実績として話さないでください。
音楽:レッスンを通じて何を考え直しましたか
…(本人が取り組んだ曲と指摘された内容を書く)…。私は音を正確に出すことに集中していましたが、フレーズの方向を考える必要があると気づきました。録音して聴き直し、どこを変えると意図が伝わるかを試しました。大学でも、指摘を自分の課題として考えながら学びたいです。
レッスンの内容、変えた練習、その後に気づいたことを整理する例です。指摘されたことを並べるだけでなく、本人がどう取り組んだかを話してみましょう。
音楽:制作や課題レポートで工夫した点は何ですか
…(本人の制作・調査内容を書く)…。同じ素材でも構成や音の重ね方によって印象が変わることに関心を持ちました。参考にした作品と自分で試した部分を分けて振り返り、なぜその表現を選んだかを説明できるように考えています。
作曲・ミュージックデザインや音楽学への関心を整理する練習例です。借用した素材や引用した資料、共同制作での担当は明らかにしてください。
人文:講義から生まれた疑問は何ですか
…(本人が受けた講義で印象に残った内容を書く)…。私は、同じ言葉でも時代や使う人によって意味の受け止め方が変わることに興味を持ちました。読書や調べ学習で確かめたこともありますが、まだ判断できない点があり、資料を比較して考える方法を学びたいです。
講義の要約と本人の考えを分け、調べた範囲を正確に説明しましょう。これは大学の実際の質問を示すものではありません。
人文:自己表現と大学での学びはどうつながりますか
私は…(本人が続けてきた表現・活動を書く)…。発表を準備する中で、自分が面白いと思う点と、初めて見る人に伝わる点が違うと気づきました。活動を紹介するだけでなく、その背景や人との関係を考えたいと思い、人文学を学ぶ理由につながりました。
活動の経歴に加えて、そこから生まれた問いを話す練習例です。実演や資料の条件は、事前に受けた案内に合わせてください。
管理栄養:体験から、どんなことを学びたいと思いましたか
…(本人が参加した調理実習や講義の内容を書く)…。私は、材料の働きを知ると、調理で起こる変化を別の視点から考えられると感じました。化学検定に向けて学んだ内容も振り返りましたが、栄養や人の健康との関係はさらに学ぶ必要があります。大学で基礎から理解を深めたいです。
資格がない場合は、本人が学んだ授業や探究の内容に置き換えられます。家庭での調理経験を専門的な栄養指導の経験のように語らないでください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
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- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
総合型C入試と公募推薦の日程を確認する
2027年度総合型C入試は、2026年12月14日がエントリーの必着締切、出願許可書の発行が12月24日です。正式出願は2027年1月7日〜19日で、書類は消印有効、選考日は2月1日、合否発表は2月12日です。事前のプログラムや資料準備を、正式出願の締切だけを見て後回しにしないようにしましょう。
総合型Cに向けたオープンキャンパスは、2026年11月1日・12月6日も案内されています。管理栄養学科には別途「学びのプログラム」もあるため、参加できる日程と必要な証明書・提出物を確認してください。
総合型の個別面接と、人文・管理栄養の公募推薦は別の準備が必要です。後者には面接がないため、筆記試験と書類の条件を確認しましょう。
人文学部の公募の推薦入試は、英語または国語の基礎学力テスト50点、調査書40点、学業外評価表10点です。管理栄養学科は基礎学力テスト60点、調査書40点で、面接はありません。A入試は2026年11月1日〜10日出願・11月22日試験、B入試は11月26日〜12月3日出願・12月13日試験です。
音楽学部の推薦入試は専攻実技等が中心です。作曲・ミュージックデザインでは提出作品に関する口頭試問、音楽学では面接があり、演奏・音楽療法を含めて一律の面接方式ではありません。専攻別の試験科目と、別冊の実技課題を確認してください。
スキルパスでは、本人の資格・探究・活動経験を振り返り、志望理由と面接での説明をつなげる準備を支援しています。受けた講義や体験で何を考えたかを、自分の言葉で整理していきましょう。
詳細は相愛大学の2027年度入学試験要項、2027年度総合入試ガイド、公式入試情報で確認できます。


