大和大学の総合型選抜では、政治経済学部のAmbition入試と、保健医療学部総合リハビリテーション学科のAO入試で、面接などの対話による選考を行います。全学部に同じ面接があるわけではないため、対象の学科・専攻と方式を先に確認しましょう。
2027年度の公式入試ガイドを基に整理しました。以下の質問・回答例は独自の架空の練習用です。実際の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。
大和大学の総合型はAmbition入試とAO入試を区別する
面接の時間と配点、出願要件は方式によって異なります。特に政治経済学部は、学科名だけで受験できると考えず、所定の資格や活動条件を確認してください。
| 総合型の対象・方式 | 対話による選考 | 出願要件・その他の試験 |
|---|---|---|
| 政治経済学部・経済経営学科 | 個人面接20分程度・100点 | 日商簿記2級以上と、入学後に税理士または会計士を目指す条件 |
| グローバルビジネス学科・英語活動型 | 個人面接20分程度・100点 | 所定の英語能力と留学・国際交流・スピーチコンテストなどの経験・実績 |
| グローバルビジネス学科・英語資格利用型 | 個人面接20分程度・100点 | 所定の英語能力。二次選考に小論文100点もある |
| 保健医療学部・総合リハビリテーション学科 | 発表10分程度・50点、質疑応答・面接10分程度・50点 | 二次選考に小論文50点、調査書30点もある |
AO入試の対象は、理学療法学・作業療法学・言語聴覚学の3専攻です。政治経済学部の政治・政策学科や、保健医療学部の看護学科を、上の総合型の対象と取り違えないようにしましょう。
受験する方式の条件を満たしたうえで、提出書類の経験と、学科・専攻で学びたい理由をつなげて説明する準備が必要です。
志望理由書と自己アピール書を面接の説明につなげる
Ambition入試の経済経営学科と英語活動型は、一次選考で志望理由書と自己アピール書を提出し、それぞれ50点で評価します。二次選考の個人面接は提出書類に基づくため、資格や活動の名称だけでなく、本人が取り組んだ内容を説明できるようにしてください。
英語活動型はCEFR B1以上に準ずる英語能力と所定の活動経験、英語資格利用型はCEFR B2以上に準ずる英語能力が要件です。利用できる試験・スコア、受検時期、証明書の条件が定められています。一般的なCEFRの目安だけで判断せず、大学の対照表で確認しましょう。
AO入試の一次選考も、志望理由書と自己アピール書がそれぞれ50点です。二次選考では発表内容と提出書類を基に質問を受けるため、文章と発表を別々に考えず、経験から生まれた関心を共通して伝えられるように整理しましょう。
学科・専攻別の質問例と実績を伝える回答例
以下は本人の実際の経験に置き換える練習例です。出願要件の資格・活動と、面接で説明する学習経験を区別してください。例に挙げた資格が、所定の要件の代わりになるわけではありません。
経済経営学科:簿記の学習から、どのような疑問を持ちましたか
私は、日商簿記の学習で……(本人が実際に理解した内容)……に関心を持ちました。……(公開資料や事例を調べた経験)……では、数字の変化を説明するには、会計の知識だけでなく事業や制度の理解も必要だと感じました。大学では経済と経営を学び、……(本人が目指す税理士・会計士としての役割)……につなげるための基礎を深めたいです。
グローバルビジネス学科:英語を使う中で、何を工夫しましたか
私は、……(本人の国際交流や発表などの実際の経験)……で、英語が通じても考え方の違いまでは伝えられない場面がありました。そこで……(相手の背景を確かめたこと、説明を変えたこと)……を試しました。……(実際の変化)……を通して、語学力とともに社会やビジネスへの理解も必要だと感じました。大学では……(経験から生まれた学びたい課題)……を深めたいです。
理学療法学専攻:身体の動きに関心を持った理由を教えてください
私は、……(本人の運動や学習経験)……から、……(動作についての疑問)……を持ちました。物理検定や生物検定などで実際に学んだ内容も使い、……(調べたこと)……を整理しました。ただ、自分の経験だけでは、人による違いまでは説明できません。大学では身体の働きと動作を専門的に学び、根拠を持って考える力を身に付けたいです。
作業療法学専攻:人が大切にする活動について何を考えましたか
私は、……(本人が人と関わった経験)……で、……(相手が続けたいと考えていた活動)……を知りました。……(道具や手順を工夫したこと)……を試す中で、自分がよいと思う方法と本人の希望が違う場合もあると気づきました。大学では心身と生活への理解を深め、相手の考えを確かめながら支えるための基礎を学びたいです。
言語聴覚学専攻:伝わりにくさに気づき、何を試しましたか
私は、……(本人の交流や発表経験)……で、……(説明が伝わらなかった場面)……を経験しました。そこで……(言葉・図・確認方法の変更)……を試し、……(実際の反応)……を確かめました。相手に合わせて伝え方を考える大切さを感じました。大学ではことばや聴こえなどを専門的に学び、経験だけでは分からない点を深めたいです。
実績の結果だけでなく、調べたり試したりした過程と、大学で深めたい疑問まで説明しましょう。
AOの発表・質疑応答とAmbitionの小論文を準備する
AO入試の発表テーマは、医療全般またはリハビリテーションの中で最も関心のある事柄です。10分程度の発表に加え、内容に関する質疑応答と、提出書類に基づく面接を10分程度行います。発表と質疑応答の時間を合わせて、説明の練習を重ねてください。
パソコン・プロジェクターは利用できますが、出願時の申請が必要です。資料に載せた数値や図の出典を確かめ、自分で理解して説明できる内容を選びましょう。質問を受けたときは、資料から分かることと、まだ確かめられていないことを分けて答える練習が役立ちます。
AOの小論文は、当日に示される学部の学びに関係する資料を読み、自分の考えを書く試験です。英語資格利用型のAmbition入試にも小論文があるため、面接だけで受験できる方式と混同しないでください。
公募制の学校推薦型選抜は、総合型とは別の試験内容です。2027年度ガイドの公募制の科目表には面接を挙げていません。情報・理工・社会・教育などを志望する場合も、各学部の筆記科目や書類を確認してください。なお、教育学部英語教育専攻の特別選抜には英語と日本語による面接があるため、公募制とは分けて確認が必要です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の日程と、出願前から整えたい対策
総合型の一次エントリーは2026年9月2日~15日、二次出願は10月1日~16日、試験は10月24日で、すでに終了しています。合格発表は11月3日です。一次選考は併願可能で、二次選考への出願から専願となる案内があります。
これから公募制推薦を受験する場合は、11月2日~9日出願、11月14日試験、12月1日合格発表の日程です。総合型の発表や面接を、公募制にも必要なものとして準備しないようにしましょう。
スキルパスでは、本人の実績づくりから志望理由書・自己アピール書、発表・面接まで、志望する方式に合わせて支えます。資格取得で終わらず、その学習を何に使い、どんな疑問を持ったかまで振り返ると、書類と面接に一貫性を持たせやすくなります。
対象学科と出願要件を確認し、本人の行動と大学で学ぶ理由を、書類・発表・面接で一貫して伝えられるように準備しましょう。
出典:大和大学公式2027年度入試概要、政治経済学部・Ambition入試、保健医療学部・AO入試、出願ガイド。


