宝塚大学の面接対策は、東京メディア芸術学部と看護学部で異なります。作品や高校での活動を説明する選抜と、看護への関心や学びの履歴を伝える選抜を分けて準備しましょう。
2027年度の公式入試情報を基に整理しました。以下の質問・回答例は独自の架空の練習用です。実際の過去問や出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人が経験した事実を入れてください。
宝塚大学の面接は学部・選抜方式ごとに確認する
同じ総合型でも、面接の時間、提出資料、評価方法が違います。看護学部の「ヒアリング」と「グループ面接」も同じ試験ではありません。
| 学部・方式 | 面接などの対話 | その他の選考 |
|---|---|---|
| 東京メディア芸術・総合型 | 個人面接15分程度・100点。面接時間内に自己PR5分程度・50点 | 書類50点、計200点 |
| 東京メディア芸術・総合型[情報基礎力] | 個人面接15分程度・80点 | 情報Ⅰ60分・200点、書類20点 |
| 東京メディア芸術・学校推薦型[公募] | 個人面接15分程度・50点、自己PR50点 | 書類100点、計200点 |
| 看護・総合型[主体性評価]1・2期 | 学びの履歴の説明を含むヒアリング20分程度・100点 | 小論文100点、書類100点 |
| 看護・総合型[主体性評価]3期 | 志望理由についてのヒアリング20分程度・100点 | 小論文100点、書類50点 |
| 看護・総合型[知識技能評価]1・2期 | グループ面接30分程度・基本の配点50点 | 基礎適性検査と書類。判定方式により配点が変わる |
看護の知識技能評価は、基礎適性検査重視型に加え、コミュニケーション能力重視型、出願書類重視型でも判定できます。コミュニケーション能力重視型では面接が100点となります。面接だけに対策を偏らせず、選んだ判定方式に合わせてください。
作品・活動・学びの履歴について、自分が何を考え、どう取り組んだかを説明することが準備の中心です。
東京メディア芸術学部は自己PRの方法を先に選ぶ
通常の総合型と公募推薦の自己PRは、自己制作作品と、レポートファイルを使うプレゼンテーションから出願時に選びます。
作品を選ぶ場合は、鉛筆デッサン1点が必須です。任意の指定作品や作品説明書にも条件があるため、作品の種類ごとの提出方法を確かめてください。二次創作やRPGツクールで制作したゲームなど、提出できないものもあります。
プレゼンテーションでは、高校時代の活動をA4のポケットファイル20ページまでにまとめ、5分程度で説明します。受賞歴を並べるだけでなく、本人の役割や工夫が伝わる記録を選びましょう。共同制作なら、担当箇所を明確にすることも大切です。
情報基礎力の方式は、作品による自己PRの選抜とは別です。「情報Ⅰ」の学力試験と個人面接に向けて、授業で学んだことを制作や探究にどう使ったか振り返ると、学ぶ意欲を具体的に伝えやすくなります。
生成AIを利用した出願書類・作品については、大学が利用上の責任やツール名の明示などを案内しています。使用した道具と、本人が制作・判断した部分を説明できる状態に整えてください。
芸術・情報・看護の質問例と回答の組み立て方
次の例は、回答を丸暗記するためのものではありません。実際の経験から「目的、本人の行動、気づき、大学で深めたいこと」を取り出す練習に使ってください。
マンガ・イラスト:表現を変えた理由は何ですか
私は、……(本人が制作した作品)……で、……(伝えたかった内容)……を表現しました。初めは……(読みにくさなどの課題)……があり、……(構図や色、コマ割りの変更)……を試しました。……(実際に得た反応)……から、描く技術に加えて受け手の見方を考える大切さを感じました。大学では制作と講評を通して、表現の選択を説明できる力を伸ばしたいです。
ゲーム・アニメーション:制作の中で本人が工夫した点は何ですか
私は、……(本人の制作物と担当範囲)……に取り組みました。……(操作や動きの問題)……を改善するため、……(試作と修正)……を重ねました。……(情報オリンピックやプログラミング学習など、実際の経験)……で学んだことも参考にしましたが、知識を覚えることと、使いやすい作品にすることの違いを感じました。大学では技術と表現を結びつけて学びたいです。
メディアデザイン:誰に何を伝えるための制作でしたか
……(学校や地域での制作経験)……では、……(対象と目的)……を考えて資料を作りました。……(本人が集めた意見)……を受け、……(文字や配置などの改善)……を行いました。見た目を整えるだけでは伝わらないと気づいたため、大学では情報の整理と視覚表現を学び、目的に合うデザインを考えたいです。
看護・主体性評価:学びの履歴から看護への関心を説明してください
私は、……(本人が関わった交流や活動)……で、同じ説明でも相手によって受け止め方が違うことに気づきました。そこで……(本人が試した声かけや確認方法)……を振り返りました。……(生物の学習や検定、探究などの実際の経験)……でも疑問を調べましたが、体の理解と相手を理解する姿勢の両方が必要だと感じました。看護とアートの学びを通して、相手の思いを受け止めて関わる力を深めたいです。
看護・知識技能評価:意見が違う相手とどう話し合いましたか
……(本人の共同活動)……では、……(意見が分かれた内容)……がありました。私は先に理由を聞き、……(実際に確認した共通点や条件)……を整理しました。そのうえで……(提案した方法)……を試しました。自分の案が常に正しいわけではないと学びました。大学でも相手の説明を聞き、分からない点を確かめながら考えを伝えたいです。
資格やコンテストの実績がある場合は、正式名称と本人の成績を正確に伝えてください。上の資格例が、そのまま各方式の加点対象になるという意味ではありません。公式の対象一覧と証明書の条件は別に確認が必要です。
大きな実績に見せるより、本人の担当、試行錯誤、結果から分かったことを具体的に話せるようにしましょう。
看護学部はヒアリングとグループ面接を分けて練習する
主体性評価の1・2期では、学びの履歴を3分程度で説明し、その内容と志望理由についてヒアリングを受けます。提出した学びの履歴と志望理由書を読み直し、記載した経験を別の言葉でも説明できるようにしてください。3期は志望理由についてのヒアリングで、1・2期と提出書類の構成も異なります。
知識技能評価はグループ面接です。回答を長くしすぎず、質問を聞き取って要点から答える練習が役立ちます。ほかの受験生の発言中も話を聞き、自分の番になってから説明しましょう。これは受験準備上の助言で、大学が特定の討論課題を出すという意味ではありません。
看護学部は、生命と健康への関心、他者と誠実に関わる姿勢、自分の考えを伝える力などを受入方針に掲げています。体験を看護の専門知識で断定せず、「体験から考えたこと」と「大学で確かめたいこと」を分けると、学ぶ理由が明確になります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の日程と出願前に整えたい対策
東京メディア芸術学部の総合型・情報基礎力2期は、2026年11月11日~17日出願、12月6日試験、12月14日合格発表です。公募推薦は11月2日~9日出願、11月22日試験、12月1日合格発表となります。いずれも出願締切日のネット登録は正午までの案内があるため、時刻にも注意してください。
看護学部の知識技能評価2期は、2026年11月2日~26日出願、12月6日試験、12月11日合格発表です。主体性評価1・2期の試験は終了しています。3期は2027年2月19日~3月9日出願、3月15日試験、3月19日合格発表です。
スキルパスでは、志望する学部と選抜方法に合わせて、本人の実績づくり、提出書類、作品や活動の説明、面接まで支えます。文章の整え方だけでなく、追加の質問にも答えられる経験の振り返りが大切です。
方式に合う資料を整え、本人の経験と、宝塚大学で学びたい理由を一貫して伝えられるように準備しましょう。
出典:宝塚大学公式東京メディア芸術学部・総合型、情報基礎力、学校推薦型[公募]、看護学部・主体性評価、知識技能評価、評価基準。


