福岡工業大学の面接対策は、探究活動、資格の学習、デジタル作品の制作など、出願方式で説明を求められる内容に合わせて進めましょう。2027年度は、工学部先進工学科の各コース、情報工学部、デジタルメディア学部、社会環境学部の学びと、本人の経験がどうつながるかを整理することが大切です。
以下は独自の架空の練習用の質問・回答例で、過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の実際の経験を入れてください。学校推薦型選抜は、公募制に当たる併願制の方式を扱います。
総合型・公募推薦の方式別に、面接と試験を確認
| 方式 | 面接・口頭試問の内容 | 合わせて準備すること |
|---|---|---|
| 総合型・タイプⅡ/探究 | 探究活動報告書の説明と質疑応答、口頭試問。面接100点、生命環境化学コースは50点 | 報告書のコピーを当日持参。生命環境化学コースは小論文30分・400字・50点も実施 |
| 総合型・タイプⅢ/有資格 | 面接100点 | 小論文30分・500字・100点、資格点100点。対象資格と学科・コース別の条件を確認 |
| 総合型・タイプⅣ/帰国子女・国際バカロレア資格取得者 | 面接100点 | 小論文30分・500字・100点。海外での在学歴等の出願条件を確認 |
| 総合型・タイプⅤ/メディアクリエイション | デジタルメディア学科で、制作活動報告書に基づく質疑応答。面接100点 | CG・ゲーム・映像など、デジタル技術を用いた制作の過程と本人の役割 |
| 総合型・スポーツ・芸術有能者 | 面接100点、実技試験200点 | デジタルメディア学科・社会環境学科が対象。指定クラブへの事前相談と出願条件を確認 |
| 総合型・併願制 | デジタルメディア学科の集団面接50点 | 数学の基礎能力試験60分・100点、調査書、志望理由書 |
| 専願制総合型・後期 | 生命環境化学コース・社会環境学科の面接100点 | 調査書、志望理由書、出身学科別の成績条件 |
| 学校推薦型・普通科選抜/専門・総合学科選抜の併願制 | 面接50点。デジタルメディア学科は対象外 | 基礎能力試験60分・100点。生命環境化学コースは理科、ほかの工学部・情報工学部は数学、社会環境学科は小論文 |
探究型は、半導体工学コースとデジタルメディア学科を除く学科・コースが対象です。生命環境化学コースと社会環境学科を除き、F-UNIT AI PROGRAMの修了も必要です。共同研究は、本人が担当した内容を明確に説明するよう案内されています。
有資格型は半導体工学コースが対象外で、工学部・情報工学部・デジタルメディア学部は数学、社会環境学部は国語の評定平均値3.2以上などが条件です。資格証明書の写しを期限に提出できない場合は出願できないため、取得日と証明書の準備も確認しましょう。
出典:福岡工業大学公式の2027年度案内[探究型・有資格型・帰国子女等・メディアクリエイション・スポーツ・芸術・総合型併願制・後期・学校推薦型]。
福岡工業大学の面接では、探究や制作の結果だけでなく、本人が考え、試し、改善した過程を説明できることが大切です。
実績は、志望する学科・コースで使う力と結び付ける
工学なら物理検定・化学検定・生物検定の学習や実験、情報分野なら情報オリンピック予選Bランクなどの大会経験、統計やプログラミングの学習を話の材料にできます。制作、調査、競技や音楽活動も、本人が実際に取り組んだ過程を説明しましょう。
ここで挙げた例が、すべて有資格型の対象資格や加点対象になるわけではありません。指定資格は大学の一覧で確認してください。探究型では報告書、メディアクリエイション型では制作活動報告書と、説明内容が一致することも必要です。
情報工学部は4学科の違い、工学部は志望コースの違いまで理解しておくと、進学先を選んだ理由が具体的になります。社会環境学部は、環境問題を地域社会やビジネスなど社会科学の立場から考える学びである点も踏まえましょう。
4学部・各分野の質問例と回答例
工学部先進工学科・電子情報工学コース:装置の仕組みを、どう確かめましたか
……(本人が調べたり制作したりした装置)……では、……(疑問に思った動作)……を確かめました。……(回路やデータを比較したこと)……から、……(分かったこと)……があります。大学では電子と情報の基礎を学び、仕組みを理解して技術を使う力を伸ばしたいです。
工学部先進工学科・生命環境化学コース:実験結果から、どんな疑問が残りましたか
……(本人の化学・生物の学習や実験)……では、……(条件を変えて比較したこと)……に取り組みました。……(観察した変化)……から、……(さらに調べたい疑問)……が生まれました。大学では化学や生命・環境の学びを深め、現象を根拠に基づいて考えたいです。
工学部先進工学科・知能機械工学コース:機械の動きを改善するために、何を変えましたか
……(本人の工作や制御の試作)……では、……(うまく動かなかった点)……がありました。……(構造や制御の変更)……を試し、……(変化と残った課題)……を確認しました。大学では機械の仕組みと制御を学び、安全性や使いやすさも考えられる力を付けたいです。
工学部先進工学科・電気工学コース:電気やエネルギーに関心を持ったきっかけは何ですか
……(本人の授業や身近な経験)……から、……(電気利用の疑問)……を調べました。……(測定や資料の比較)……を通して、……(気付いた点)……があります。大学では電気の基礎から学び、エネルギーを安全かつ有効に使う技術を考えたいです。
工学部先進工学科・半導体工学コース:半導体の何を、さらに学びたいですか
……(本人が学習した電子機器や材料の内容)……から、半導体の……(実際に関心を持った仕組み)……を調べました。……(理解できたこと)……の一方で、……(まだ説明できないこと)……もあります。大学で基礎から学び、材料と動作の関係を理解したいです。
工学部先進工学科・建築デザインコース:使う人の立場で、どんな空間を考えましたか
……(本人が観察した建物や制作した模型)……では、……(使う人の行動)……に注目しました。……(比較した配置や形)……から、……(便利さや快適さの違い)……を考えました。大学では建築の基礎とデザインを学び、人の生活を踏まえた空間を提案したいです。
情報工学部情報工学科:プログラムの解法を、どう見直しましたか
……(本人のプログラミング学習や大会)……では、……(解けなかった課題)……に取り組みました。……(データの扱いや計算量の見直し)……によって、……(改善した点)……があります。大学では情報の基礎から学び、考えた方法を実装して検証する力を伸ばしたいです。
情報工学部情報通信工学科:情報が届く仕組みを、どう調べましたか
……(本人の通信やネットワークに関する経験)……から、……(速度や接続の疑問)……を持ちました。……(条件や仕組みを調べたこと)……によって、……(分かったこと)……があります。大学では情報通信の基礎を学び、安定して情報を届ける技術を理解したいです。
情報工学部情報システム工学科:情報を使って、どのような仕組みを作りましたか
……(本人のセンサーやシステムの試作)……では、……(集めた情報)……を使って、……(実現しようとした動作)……を試しました。……(誤りや動作の検証)……から、……(課題)……も見つかりました。大学では情報とシステムの学びを深め、実際の場面で使える仕組みを考えたいです。
情報工学部情報マネジメント学科:データから、どんな改善案を考えましたか
……(本人の集計や企画)……では、……(実際に集めたデータ)……を比較しました。……(見付かった傾向)……を基に、……(提案や試行)……を行いました。大学では情報技術とマネジメントを学び、組織や活動の課題を根拠に基づいて考えたいです。
デジタルメディア学部デジタルメディア学科:作品を誰に届け、何を伝えたいですか
……(本人のCG・ゲーム・映像などの制作)……では、……(想定した相手)……に……(伝えたい内容)……を届けることを考えました。……(試作と他者の反応)……を基に、……(変更した表現)……があります。大学では情報技術とコンテンツ制作を学び、背景や文脈まで理解して表現を考えたいです。
社会環境学部社会環境学科:環境問題を、地域やビジネスとどう結び付けて考えましたか
……(本人の地域調査や環境活動)……では、……(実際に聞いた意見や調べた資料)……を比較しました。……(環境への配慮と生活・事業の課題)……の両方を考える必要があると気付きました。大学では地域社会とビジネスの仕組みを学び、環境と両立する方法を考えたいです。
実績の説明から「だから、この学科・コースで学びたい」までつながるように、本人の経験と言葉で準備しましょう。
口頭試問と集団面接に合わせた練習方法
探究型は、報告書に書いた方法、結果、限界を説明する練習が必要です。面接官役に「なぜその条件にしたのか」「別の説明は考えられないか」と聞いてもらいましょう。口頭試問では、分からない内容を言い切らず、分かる前提や考えた手順から説明してください。
デジタルメディア学科の併願制は集団面接です。他の受験者の話を聞き、質問に対して本人の経験を簡潔に伝える練習をしましょう。メディアクリエイション型は制作活動報告書に基づく質疑応答なので、使用した技術、作品の目的、共同制作での担当まで説明できるようにしてください。
公募推薦は面接に加えて基礎能力試験もあります。生命環境化学コースは化学・生物の選択、社会環境学科は課題提示型小論文と、方式に合う学習が必要です。スキルパスでは、本人の資格学習・探究・制作を整理し、志望理由書から口頭での説明まで一貫して対策します。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の日程と、出願前の確認
公募制の学校推薦型選抜は、2026年11月1日~6日がインターネット登録・支払期間で、書類は11月7日必着です。試験は11月14日、合格発表は12月1日の予定です。デジタルメディア学科の総合型併願制は11月24日~12月6日に登録・支払い、書類は12月7日必着、試験は12月12日、合格発表は12月18日の予定です。
専願制総合型の後期は、2027年2月22日~3月4日に登録・支払い、書類は3月5日必着です。試験は3月9日、合格発表は3月13日の予定です。探究型・有資格型・帰国子女等・メディアクリエイション型の2027年度試験は、2026年10月10日に実施済みです。
出願前には、対象学科・コース、事前プログラム、証明書、報告書と、登録・書類それぞれの締切を確認しましょう。
公式の2027年度入試概要とアドミッションポリシーも確認してください。志望理由の整理は次の記事も参考になります。


