西日本工業大学の面接対策では、自己エントリーに書いた経験を説明できることが大切です。実績評価型では制作や資格の学習過程、高大接続型では「マナビバ」での取り組みなど、出願する方式に合った準備が必要です。公募制の一般推薦型は、面接と基礎学力検査の両方に取り組みましょう。
対象は工学部の総合システム工学科・情報マネジメント学科、デザイン学部の建築学科・情報デザイン学科です。以下は独自の架空の練習用の質問・回答例で、過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の実際の経験を入れてください。
総合型・公募推薦の方式別に、面接の内容を確認
| 方式 | 面接・発表の内容 | 合わせて準備すること |
|---|---|---|
| 総合型・文理総合型 | 自己PRと個人面接 | 調査書、自己エントリー。オープンキャンパス等への参加、または指定動画の視聴と設問回答が必要 |
| 総合型・実績評価型 | 個人面接。デザイン学部はポートフォリオについても質問 | 資格証明書・賞状・作品集などの実績関連書類、調査書、自己エントリー |
| 総合型・アスリート型 | 個人面接 | 指定種目と紹介等の出願条件、調査書、自己エントリー。実技テストの実施有無は大学サークル関係者から連絡 |
| 総合型・教員志望型 | 個人面接。模擬授業実施者はオンラインも選択可 | 取得を目指す教員免許と学科の対応、調査書、自己エントリー。情報マネジメント学科は対象外 |
| 総合型・高大接続型 | 発表10分以内と、質疑応答を含む個人面接約10分。特別奨学生の判定を希望しない場合は面接のみ | 「マナビバ」の受講修了、調査書、自己エントリー。奨学生判定にはプロジェクトと志望学科の対応も必要 |
| 学校推薦型・一般推薦型/公募制 | 個人面接 | 数学Ⅰ・英語・情報Ⅰ・小論文から1科目の基礎学力検査60分・100点。調査書、推薦書、自己エントリー |
高大接続型以外の面接時間は、ここで参照した方式別案内に具体的な記載がありません。一律に「10分面接」などと考えず、公式の試験時間割も確認してください。
教員志望型の事前講習と模擬授業は、特別奨学生の判定に関わる手続きです。入試の個人面接と同じものとして扱わず、希望する場合は参加の手順も確認しましょう。
出典:西日本工業大学公式の2027年度案内[文理総合型・実績評価型・アスリート型・教員志望型・高大接続型・一般推薦型]。
西日本工業大学の面接では、自己エントリーと実際の経験を結び付け、本人が考えたことと行動したことを説明できるようにしましょう。
制作・資格の実績を、志望学科の学びにつなげる
工学の制作なら、何を動かそうとしたのか、どこで失敗し、どう直したのかを整理します。情報マネジメントなら、データや情報技術を使って解決しようとした身近な課題を説明しましょう。建築・情報デザインでは、使う人や見る人を想定して、どのように案を比較したかも大切です。
物理検定、数学や情報の検定、簿記、プログラミング大会などの経験も、実際に取り組んでいれば話の材料になります。情報オリンピック予選Bランクなどの実績を話す場合も、結果に加えて、解法を考え直した経験を伝えてください。これらは練習のための実績例で、すべてが出願資格や加点の対象になるわけではありません。実績評価型は大学の対象資格一覧と提出書類を確認する必要があります。
実績評価型のポートフォリオは、完成品だけでなく、テーマ、作業内容、時期、本人の関わり、考えたことが分かる構成にしましょう。大学の案内でも、作品に加えて活動記録や調査レポートなどが例示されています。
4学科の質問例と回答例
工学部総合システム工学科:制作でうまくいかなかった点を、どう改善しましたか
……(本人の制作や実験)……では、……(実際に起きた問題)……がありました。……(測定や条件の比較)……から原因を考え、……(変更した点)……を試しました。大学では工学の基礎と実践を学び、仕組みを理解して改善できる技術者を目指したいです。
工学部情報マネジメント学科:情報技術を使って、何を改善したいですか
……(本人の学校や地域での経験)……から、……(情報の整理や業務の課題)……に関心を持ちました。……(集計や試作など実際に試したこと)……では、……(分かったことと限界)……があります。大学では情報技術とマネジメントを学び、使う人や組織の課題を理解して仕組みを考えたいです。
デザイン学部建築学科:空間の使われ方を調べて、何に気付きましたか
……(本人が観察した建物や場所)……では、……(使う人の動きや過ごし方)……に注目しました。……(図や模型、比較した案)……を通して、……(便利さや快適さについて気付いたこと)……があります。大学では建築の技術とデザインを学び、人の生活と周囲の環境を踏まえた空間を考えたいです。
デザイン学部情報デザイン学科:作品で伝えたかったことと、工夫した点は何ですか
……(本人の映像・Web・造形などの作品)……は、……(届けたい相手と内容)……を意識して制作しました。……(比較した表現や他者の反応)……を基に、……(修正した点)……があります。大学ではデザインと情報の学びを深め、目的に合う表現を考える力を伸ばしたいです。
教員志望型:専門の学びを、どのような授業に生かしたいですか
……(本人が学習を教えたり説明したりした経験)……では、……(相手が理解しづらかった点)……がありました。……(図や例を使った工夫)……によって、説明する側にも理解が必要だと気付きました。大学では……(志望学科の専門分野)……と教職の学びを進め、……(目指す教科)……を分かりやすく伝えられる教員を目指したいです。
作品や資格の名前だけで終わらせず、工夫・検証・改善の過程まで説明すると、実績と大学で学びたい理由がつながります。
自己PRと発表は、本人の役割から説明する練習を
自己PRは、経験の概要、本人の担当、工夫したこと、大学で深めたい内容の順に整理すると伝わりやすくなります。共同制作や競技の実績は、チーム全体の成果と本人の役割を分けて説明してください。面接官役に「なぜその方法を選んだのか」「別の方法は考えたか」と聞いてもらう練習も有効です。
高大接続型で発表する場合は、「マナビバ」で持った課題意識、取り組み、成果と学び、改善点、大学での展望をまとめます。資料は出願期間内に自己エントリーの添付機能で提出する案内です。大学がWindowsパソコンとプロジェクター等を準備し、PowerPointのほかWord・PDFも使用できるため、提出前に文字や図の表示を確認しましょう。
公募制の一般推薦型は基礎学力検査もあるので、面接練習だけに偏らない準備が必要です。スキルパスでは、本人の制作・探究・資格学習の記録を整理し、志望学科と選抜方式に合わせて、志望理由書から面接まで一貫して対策します。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の日程と、出願前の確認
文理総合型の中期、実績評価型・アスリート型・教員志望型・高大接続型の後期、公募制の一般推薦型は、2026年11月20日~12月4日が出願期間で、書類は必着です。試験は12月12日、合格発表は12月21日の予定です。
文理総合型の後期は2026年12月14日~2027年1月5日必着で出願し、試験は1月9日、合格発表は1月22日の予定です。教員志望型で後期の模擬授業に参加する場合は、事前講習の公開期間が11月13日まで、模擬授業が11月14日と案内されているため、出願前の準備も必要です。
出願書類、自己エントリー、作品・発表資料、事前参加の手続きは、方式ごとに締切と提出方法を確認しましょう。
公式の入学者選抜試験要項で最新の案内を確認してください。自己エントリーと志望理由の整理は、次の記事も参考になります。


