新潟南高校は、SSH認定枠で江風探究ユニットや理数コースの江風SS科目を継続しています。2026年の大学実績と令和7年度の実施報告をもとに、地域の課題、データ分析、理科の実験を理系推薦の準備へつなげる方法を考えます。
2026年3月卒の大学進学は308人。理数コースでは、Excelによる統計の基礎からミニ課題研究、大学でのテーマ設定相談へ学びを進めています。
新潟県立新潟南高等学校の大学合格実績
以下は、令和8年(2026年)の学校全体の大学合格実績です。現役と既卒を含む合計を分けて掲載しています。
| 大学 | 現役合格 | 既卒を含む合格 |
|---|---|---|
| 新潟大学 | 80人 | 81人 |
| 東北大学 | 8人 | 10人 |
| 千葉大学 | 11人 | 12人 |
| 東京農工大学 | 3人 | 3人 |
| 電気通信大学 | 2人 | 2人 |
| 東京科学大学 | 2人 | 2人 |
| 東京理科大学 | 9人 | 10人 |
| 新潟県立大学 | 56人 | 56人 |
出典:新潟県立新潟南高等学校・卒業生の進路状況・大学合格状況(令和8年を含む)。
大学別表は合格者数です。同じ資料の実進路は2026年3月卒の大学進学308人(国公立192・私立116)で、大学校等を含む312人とは区別しています。
現役・既卒込みの数字と、実際の進学人数を分けると進路の広がりが分かります。理数コースの進学人数を示す表ではなく、学校全体の実績です。
学校の合格実績と、これから出願する総合型・公募推薦の条件は別です。出願資格、提出できる研究資料、学力試験、合格後の入学条件を方式ごとに確かめましょう。
新潟県立新潟南高等学校のSSH探究・研究発表
以下は、令和7年度=2025年度SSH認定枠実施報告の全1年と普通科理数コースの活動をもとに整理した活動です。
| 活動名 | 対象・時期 | 公式資料で確認できる内容 |
|---|---|---|
| 江風探究ユニット | 1年生 | 新潟の未来を考えるテーマで、行政・企業・大学などから地域課題を受け、個人や班で研究。12月には全班が口頭発表。 |
| 江風SSⅠ | 普通科理数コース1年 | Excelで基本統計量、ヒストグラム、相関・回帰分析を学び、物理・化学・生物分野のミニ課題研究を実施。 |
| 大学でのテーマ設定相談 | 理数コース1年・2026年2月 | 新潟大学理学部で教員や大学院生から助言を受け、テーマや検証方法を再考。 |
| 江風SSⅡ | 普通科理数コース2年 | 数学・物理・化学・生物の計11テーマに取り組み、卒業生による助言や中間発表を研究の見直しへ生かした。 |
出典:新潟県立新潟南高等学校・令和7年度SSH認定枠実施報告、科学技術振興機構・令和8年度SSH指定校一覧(2026年10月1日更新)。
統計を学んだことと、研究でどの分析方法を選んだかは分けて説明すると具体的です。相談前後で問いや検証方法が変わったなら、その理由を記録から確かめてみましょう。
SSHの研究経験を、総合型・公募推薦に生かす
研究テーマの名前だけでなく、自分が考えたこと、確かめた方法、結果から分かったことを説明しましょう。
相関や回帰分析を用いたなら、グラフの形だけで結論を決めず、データの集め方と比較条件まで振り返りましょう。地域課題を研究するときも、提案したいことと、調査結果から実際に言えることを区別することが大切です。
グループ研究では、チーム全体の成果と、自分が担当した測定・解析・資料調査を分けておきましょう。結果が予想と違ったときに、どの条件を見直し、何を確かめ直したかも大切な説明材料になります。
志望理由書では、高校で取り組んだ問いから、大学で学びたい理論や研究方法へつなげてみてください。活動名に加え、自分が考え、試し、修正した過程を具体的に伝えることが大切です。
資格・コンテスト・探究を深める活動例
以下は、これからの学習や活動を考えるための例です。この学校の生徒が取得・受賞した実績を示すものではありません。
情報・数理
情報オリンピックの問題学習や統計の学習を、探究データの整理・解析と組み合わせる方法が考えられます。予選Bランクなどの成績を得た場合は、参加年度・部門・正式な成績区分を確認し、自分の経験として正確に記しましょう。
物理・化学
物理検定・化学検定の学習を、研究で扱った現象の説明や測定法の検討へ生かしてみてください。資格名を並べるだけでなく、学んだ知識が実験のどこに役立ったかが大切です。
生命・環境
生物検定の学習を地域の環境調査へつなげる場合は、観察した日時・地点・方法をそろえ、参考文献と自分で集めた情報を区別しましょう。これらは今後の活動例で、学校の取得・受賞実績を示すものではありません。
資格の取得や大会への参加で終わらず、学んだ知識を自分の研究や分析に使った経験まで整理することが大切です。
総合型・公募推薦を目指すための準備
志望する学部・学科の募集要項で、出願資格と評価内容を早めに確認しておきましょう。
| 確認したいこと | 準備のポイント |
|---|---|
| 出願資格 | 学科・課程、卒業年度、評定、履修科目、資格、学校長の推薦など |
| 学力の確認 | 数学・理科・英語、口頭試問・学力試験・共通テストの有無 |
| 研究や活動の資料 | 問い・研究方法・結果・考察、本人の役割、提出できる資料の範囲 |
| 志望理由 | 高校の研究で生まれた関心と、大学で学びたい授業・研究分野とのつながり |
| 日程と入学条件 | 出願期間、試験日、合格後の入学条件、他大学との日程 |
SSHでの活動だけで合否が決まるとは限りません。研究の説明と基礎学力、志望理由書・面接を合わせて準備してください。
次の3大学は、これから志望校を考えるための参考です。この学校の過去の進学先を追加しているものではありません。各大学の記事と募集要項を読み、自分の研究分野や出願条件との相性を確かめてください。
新潟県立新潟南高等学校のSSH活動と大学進学でよくある質問
認定枠と通常のSSH指定を同じように説明していますか?
新潟南高校はⅣ期終了後に認定枠へ移行しています。この記事では、その区分と令和7年度の実施内容を紹介しており、新たな5年間の指定を受けたとは記していません。
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志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
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