小松高校は、2026年度からSSH先導的改革型の新たな取組を進めています。学校公表の大学合格概況と、加速度の実験やt検定などを公開した2026年の成果発表会から、授業での探究を理系推薦の説明へつなげる準備を考えます。
2025年春の現役大学合格は国公立延べ200人・私立延べ489人。2026年のSSH公開授業では、実験・統計・微分方程式を通した探究の様子が紹介されています。
石川県立小松高等学校の大学合格実績
対象は学校基本情報(令和7年5月1日現在)に掲載された2025年春の現役大学合格概況です。
| 大学 | 合格者数 |
|---|---|
| 国公立大学 | 延べ200人 |
| 私立大学 | 延べ489人 |
出典:石川県立小松高等学校・学校基本情報(令和7年5月1日現在)。
2025年5月時点の資料にある「今春」の合格者数で、2025年春の結果です。2026年入試へ読み替えていません。実際の進学人数や特定学科の人数とは異なり、原典の複合区分47人も大学別人数へ分解していません。
大学区分の全校概況から、国公立・私立の両方に合格があることが分かります。個別大学を選ぶときは、自分の探究に近い学部の教育内容と出願条件を別に調べてみてください。
学校の合格実績と、これから出願する総合型・公募推薦の条件は別です。出願資格、提出できる研究資料、学力試験、合格後の入学条件を方式ごとに確かめましょう。
石川県立小松高等学校のSSH探究・研究発表
以下は、2026年7月10日のSSH先導的改革型指定後初の成果発表会・公開授業をもとに整理した活動です。
| 活動名 | 対象・時期 | 公式資料で確認できる内容 |
|---|---|---|
| 加速度を調べる実験 | 理数科1年・課題探究Ⅰ | 斜面上を運動する物体の加速度をテーマに、実験と考察を通して現象を学ぶ授業を公開。 |
| データサイエンス講座 | 普通科1年・理数探究基礎 | t検定を題材に、統計的な見方・考え方を深める授業を公開。 |
| 課題研究と数理的な学習 | 理数科2・3年、普通科3年 | 課題研究の活動や、微分方程式と人口増加、微分方程式を使った物理力学入門などを公開。 |
出典:石川県立小松高等学校・SSH先導的改革型指定後、初の成果発表会(2026年7月10日)、科学技術振興機構・令和8年度SSH指定校一覧(2026年10月1日更新)。
統計や微分方程式を学んだ場合は、計算したことに加え、その方法を使える条件や、現象との関係を説明してみましょう。実験を扱った人は、変えた条件と測った量を明確にすると探究の内容が伝わります。
SSHの研究経験を、総合型・公募推薦に生かす
研究テーマの名前だけでなく、自分が考えたこと、確かめた方法、結果から分かったことを説明しましょう。
t検定の結果を使った経験があるなら、比較した集団、測定の方法、サンプル数、結果から言える範囲を説明しましょう。微分方程式を使うモデルでは、現実をどう単純化したかを言葉でも示すと、数学と研究テーマのつながりが具体的になります。
グループ研究では、チーム全体の成果と、自分が担当した測定・解析・資料調査を分けておきましょう。結果が予想と違ったときに、どの条件を見直し、何を確かめ直したかも大切な説明材料になります。
志望理由書では、高校で取り組んだ問いから、大学で学びたい理論や研究方法へつなげてみてください。活動名に加え、自分が考え、試し、修正した過程を具体的に伝えることが大切です。
資格・コンテスト・探究を深める活動例
以下は、これからの学習や活動を考えるための例です。この学校の生徒が取得・受賞した実績を示すものではありません。
情報・数理
情報オリンピックの問題学習や統計の学習を、探究データの整理・解析と組み合わせる方法が考えられます。予選Bランクなどの成績を得た場合は、参加年度・部門・正式な成績区分を確認し、自分の経験として正確に記しましょう。
物理・化学
物理検定・化学検定の学習を、研究で扱った現象の説明や測定法の検討へ生かしてみてください。資格名を並べるだけでなく、学んだ知識が実験のどこに役立ったかが大切です。
生命・環境
生物検定の学習を地域の環境調査へつなげる場合は、観察した日時・地点・方法をそろえ、参考文献と自分で集めた情報を区別しましょう。これらは今後の活動例で、学校の取得・受賞実績を示すものではありません。
資格の取得や大会への参加で終わらず、学んだ知識を自分の研究や分析に使った経験まで整理することが大切です。
総合型・公募推薦を目指すための準備
志望する学部・学科の募集要項で、出願資格と評価内容を早めに確認しておきましょう。
| 確認したいこと | 準備のポイント |
|---|---|
| 出願資格 | 学科・課程、卒業年度、評定、履修科目、資格、学校長の推薦など |
| 学力の確認 | 数学・理科・英語、口頭試問・学力試験・共通テストの有無 |
| 研究や活動の資料 | 問い・研究方法・結果・考察、本人の役割、提出できる資料の範囲 |
| 志望理由 | 高校の研究で生まれた関心と、大学で学びたい授業・研究分野とのつながり |
| 日程と入学条件 | 出願期間、試験日、合格後の入学条件、他大学との日程 |
SSHでの活動だけで合否が決まるとは限りません。研究の説明と基礎学力、志望理由書・面接を合わせて準備してください。
次の3大学は、これから志望校を考えるための参考です。この学校の過去の進学先を追加しているものではありません。各大学の記事と募集要項を読み、自分の研究分野や出願条件との相性を確かめてください。
石川県立小松高等学校のSSH活動と大学進学でよくある質問
公開授業で扱った内容を全員の研究実績として書けますか?
公開された科目・学年はそれぞれ異なります。自分が受けた授業や行った研究だけを記し、見学した内容と実際に検証した内容を分けてください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、研究経験を大学進学につなげる
高校で積み重ねた探究・研究を、大学で学ぶ理由と自分の強みとして伝えましょう。
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